最近、夜中も暑くてコイルを巻くのが億劫になっています。
自室にはエアコンが無いので、すぐに手が汗ばむのですが、その汗ばんだ手でワイヤーを巻いたり、コットンをいじったりすると


(=゚ω゚)「きったないねぇ・・」


と感じてしまいます。
一応吸うものだしね。なんとなくね。




RBAでの失敗パターン


暑いと集中力も途切れるので、いろんなことに失敗しやすくなります。
RBAでもそれは同様です。
酔っぱらっている時や寝不足の時、またアタクシのように自宅で何故かアタクシの部屋だけノンエアコンで死ぬほど暑いなんて時も、出来ればビルドはしない方が良いかと思います。


ビルドの失敗パターンも、何度もやらかしていれば身体に染み付いてきて覚えてしまいます。
コットンを詰める前の段階で失敗する分には基本的には「ショックが少ない」です。


(*・ω・)「あー失敗だ」


というのはだいたい以下のパターンに集約されます。



失敗パターン

①抵抗値が計算した値より高すぎるか低すぎる
②抵抗値が安定しない(数値が上がったり下がったりする)
③コイル位置・形状がおかしい・ちゃんと固定できない
④コイルレッグが長すぎるか短すぎる

⑤変なところが赤くなる(ホットスポットが除去できない)



①と②については、デッキにしっかり固定出来ていないことが多く、ネジを締めたら直ったりします。
③についてはコイルジグ(芯に使った棒やドライバー)から抜くタイミングが早いか遅いか。コイルが固定出来ないというのは、たぶんデッキにあるワイヤー固定ネジの脇の隙間などにワイヤーが入り込んでい、スカスカ状態になっているのかもしれません。
④は一度コイルを外してもう一度コイル足の長さを調整ですね。


さて⑤なのですが、コイル部分に加熱ムラがあるのなら、しつこく(セラミックピンセットなどで)こすったり、挟んだりすれば、いつかは均等に熱くなるようになるでしょう。

問題はコイルレッグ(コイルから伸び出ているワイヤーの両端部分。デッキ固定部とコイルを繋ぐ部分)にホットスポットが出来た時です。俗に言う「ヒートレッグ」の状態です。




コイルレッグは不用意に曲げるな


電気というのは生き物のように時に不思議な流れ方をしますが、基本的には「流れやすいところに流れる」という性質を持っています。
まっすぐなワイヤーをくるくると巻くのは長さを吸収する為であると同時に「真っすぐな部分よりも電気が流れにくくする」という役目も持っています


(*・ω・)「くるくる巻いたくらいで変わるの?」


例えばジェットコースター。
真っすぐに走っている時と、ループをぐるんぐるん回っている時では、どっちが身体に負担が掛かりますか?


(_´Д`) 「おえええええぇぇぇ・・」


アタクシも詳しい訳ではありませんが、RBAにおいてはワイヤーが向きを急に変えたりした場所が熱くなりやすいと感じています。





これをご覧ください。


coilreg


上のコイルは足の部分がスムーズにカーブしています。
下のコイルは足の部分にカクカクした箇所があります。


このカクカクは中を流れる電気からしてみれば


ヽ(#`Д´)ノ「なんだよここは!通り難いじゃねえか!」


となります。
本来なら優先順位的にコイル部分が熱くならねばいけないのに、このカクカクの方が部分的にはキツいカーブだったりします。


この状態で電気を流すと、このカクカクのうちどれかが真っ赤に熱を帯びる可能性が非常に高いです。





誰がカクカクにさせたんだよ・・


たぶんですが、最初はこんなにカクカクしていなかったのだと思います。
コイル位置が悪くて修正を繰り返していたり、あるいはデッキへの固定がうまくいかず、一度コイルを取り外して再度固定したりして、そんなことをやっているうちにコイルの足がカクカクになったのだと思います。


RBAでコイルを巻いてデッキに取り付ける際には「不用意にコイルレッグを曲げたりしない」ことが重要です。





直るの?



こんなにカクカクさせてしまったらもう・・


(´;ω;`)「今度から気を付けるからなんとかして・・」


本当はもう一度コイルを巻きなおした方が良いのですが、手段が無い訳ではありません。
確実ではありませんが、試してみるのは損ではないでしょう。


まずMODの出力を今の半分程度まで下げておきます
実はヒートレッグはワイヤーに異常な負担を掛けているので、いかに熱に強いカンタルワイヤーだとしても、何度も起こせばワイヤーは焼き切れます
直している最中に、またヒートレッグが起きたら、真っ赤になる前に瞬時に通電をストップさせることが重要です。
それが間に合うように、出力を下げておく必要があるのです。


今度はセラミックピンセットを用意します。
コイルがマイクロコイルの場合は両側から割と強めにギュッと挟み込みながら通電させます。
スペースドコイルの場合には、ピンセットの片側の端をコイルの内側に差し込み、何本かのワイヤーを中に挟むような感じでコイルの外側と内側からピンセットで挟み、通電させます。


これをやると挟んだ部分が高確率で赤熱化します。
うまくいかなければ、もう一度トライ。
うまくいったら同じことを何度か繰り返します。


ニュアンスとしては、電気に「ここで熱くなるのが正解なんでよろしくお願いします」と話し掛けて、納得していただくような感じです。


するとピンセットで挟んでいない状態でもヒートレッグは起こらなくなります。


※最初に言ってますが、確実では無い方法です。これでダメなら大人しく巻き直しましょう。





(;´Д`)「もう汗びっしょり・・」




ということで、この猛暑の中で真っ赤に熱されたコイルをいじくりまわすのは、(エアコンが無い方にとっては)地獄の苦行かもしれませんが、(エアコンが無い方同士)お互い励ましあっていこうじゃありませんか!




最後に



ビルドする時には飲み物を用意して、こまめな水分補給を心がけましょう。