まずはじめに


・本記事は未成年を含む不特定多数の方に喫煙および電子タバコの使用を勧めるものではありません。
・電子タバコの使用に関しては、機器およびリキッドの説明書をよくお読みになった上で行ってください。
・ニコチン及びニコチン入りリキッドについては日本国内での販売・譲渡は禁止されております。
・海外からの輸入に関しては「禁煙補助に使用する前提」で、個人使用目的でのみ「1ヵ月に使う分(120mml以下)」だけ購入することができます。これは今後変更になる場合もございますので、個人輸入をお考えの方は、事前によくご確認ください。
・日本語の読解に自信が無い方はこれから先の文章をお読みにならないでください。
・直接コメントを頂いた場合でも、輸入業者の紹介などは行えませんのでご了承ください。





吸った感と実際のニコチン吸収量


ニコチンを含むリキッドをVAPEで吸う場合、ノンニコチンのリキッドとは違い喉をはじめとした口腔内の刺激感が得られます
この刺激感が「吸った感」となり、紙巻きタバコからの移行を助けてくれるわけです。



(*゚∀゚)「でも、紙巻きタバコだと1本で十分満足できるのに、何故かVAPEだとたくさん吸わないと満足感が得られないんだよね」



ニコチンも含まれているし、しっかり肺の奥まで吸い込んでいるのに何故?
と感じている方はいると思います。






紙巻きタバコは単純ではない?


アタクシも関係者ではないので良くわからない部分も多いのですが、多くの種類の紙巻きタバコは「葉」と「フィルター」の組み合わせにより、少ないニコチン量でも肺から速やかに吸収させる仕組みを確立しているのだそうです。
具体的に葉っぱとフィルターに混ぜられていたりするものについては、タバコメーカーの「企業秘密」となります。


つまり数値的に見て「紙巻きタバコと同等」と思われるニコチン濃度のリキッドを吸っても、実際に体内へ吸収されるニコチン量は、想定するよりも少ない、ということが言えると思います。
肺からニコチンを吸収させるという点において、VAPEは紙巻きタバコに勝てないようです。




パイプタバコを知っていますか?


今でこそ映画でも目にしなくなってきましたが、古い映画の喫煙シーンではパイプを燻らせた紳士がよく登場していました。
記録映像で目にするマッカーサーが咥えているのもパイプです(コーンパイプ)。


吸うのもメンテナンスも面倒くさいのですが、今でもファンが絶えない喫煙具がパイプです。


パイプタバコの吸い方は紙巻きタバコとは違います。
吸い込んだ煙は肺まで入れずに吐き出します。
この時の「最初に感じる味と香り」「中間で感じる〃」「最後に感じる〃」を楽しむのがパイプタバコの面白いところです。


ちなみに機構として似たような箇所が存在するものの、基本的にはパイプにはフィルターがありません
さらにタバコ葉に他のタバコ葉以外の混ぜものもされていません


パイプタバコは肺からニコチンを吸収させることに特化していない分、口腔内(口や鼻、喉の粘膜)からニコチンを吸収させる前提で作られているのです。




VAPEでニコチン入りリキッドを吸う場合



現状最も自然で効率的だと思われるニコチン入りリキッドの吸い方は、パイプタバコと同様に


煙を肺に入れず「ふかす」ように吸う


というスタイルです。

VAPEによるニコチン摂取の仕組みが紙巻きタバコよりパイプタバコに近いのならば、それに倣ってみよう、という考えです。
気道~肺でのフレーバーのトラップも無くなるので、呼気の味わいや香りも濃厚になると思われます。VAPE向きですね。
また、煙を肺に入れない分、吸いすぎによる不快感や、痰なども軽減出来るのもメリットかと思います。






まとめ


煙を肺まで入れないと満足出来ないという方以外には、試していただきたい吸い方だと思います。
ちなみに口の中に溜まった唾液に関しては飲み込んで大丈夫です(吐き出す場合は場所をわきまえて人の目の無いところで行いましょう)。
ニコチン入りリキッドは吐気にニコチンを含みますので、非喫煙者の出入りする場での使用は控えましょう。




注意:いつも通り、きちんとした確証とは無縁の記事です。そんな考え方もあるのだな、程度に捉えていただければ幸いです。
最終的にVAPEを禁煙のステップにご利用の方で、試行錯誤中の方の参考になればと思います。