VAPEを始めたきっかけは様々だと思いますが、禁煙もしくは減煙目的で・・という方はかなりの数にのぼると思います。
特にチェーンスモーカーの方は口寂しくて、ついつい煙草に手が伸びてしまうことがあるでしょう。
VAPEを始めてみて、明らかに煙草の本数が減って来たと感じた場合、このまま紙巻きタバコをやめてしまおうと「挑戦」してみる方も居るでしょうし、そのきっかけとなる場合もあると思います。


そんなこんなで気付いてみれば、いつの間にか


「紙巻きタバコとVAPEの併用」


が当たり前になり習慣化し、それを悩んでいる方も出てきます。





VAPEと紙巻きタバコ併用段階から抜け出せない



このいかにも中途半端な状態を続けることに「罪悪感」を感じる方は海外にも多いようです。
何といいますかVAPEコミュニティ全体に漂う雰囲気のなかに



『紙巻きタバコに手を出さなくなってこそ一人前』



というものが少なからずあり、VAPEを吸っているのに紙巻きタバコも吸っているということを隠している方まで存在します。



(*・ω・)「だってさ、周りはVAPE始めてから煙草止められた、って人ばっかりだし、なんか意思の弱い人だって言ってるみたいで嫌なんだよ」
(=゚ω゚)「VAPE吸うようになってから煙草の臭いと煙が凄く嫌になった、なんて隣で話してると余計に言い出せないよね」



こうした方が禁煙停滞状態のまま悩んでいるとすれば、大変気の毒だと思います。






メイントリガーはストレス



こうしたVAPEと紙巻きタバコを併用中の方は、意外と普段は紙巻きタバコに手を出さないように努力されていることが多かったりします。
何となく罪悪感があるのかもしれませんが、普通に「本物を吸いたい」と思っても我慢できたりします。


ただし


仕事や家庭でのストレスがそこへ加わると、衝動的に紙巻きタバコが欲しくなり、口に咥えて火をつけるまで衝動が収まりません。もしその時に紙巻きタバコを持っていなかったとすれば、お店に買いに行ってしまいます。そして吸った時の安堵感とそんな自分に対する強い嫌悪感と罪悪感に、また新たなストレスを感じてしまうのです。
そして気付けば2本目にも火を・・・・。
万一こうしたストレスに襲われたらどうしよう・・という時の為に常に紙巻きタバコとライターをお守りのように持ち歩き、知り合いのVAPE愛好家にはそれを見せないようにする。


なんとも生き辛い人生です。






大事なことは前に進むこと



まず併用中の方の最大のストレスとなる自身への嫌悪感と罪悪感。
これは大きな認識間違いをしていると思います。


禁煙しようという意思のもとに手段としてVAPEを選んだ。
そこから先は人それぞれではありますが、それに対して他人は文句を言う権利などありません。
併用の期間がどれだけ長かろうとも、目的である「禁煙」にたどり着けば良いのです。


VAPEによる禁煙を「靴」に例えたとすれば、貴方は様々な情報を整理して、ある「靴」を選んだということです。
靴は長い時間履き慣らしていくことで、だんだんとフォルムを変え、あなたの足にのみ合うようになっていくのです。
もう他の人の足には合わなくなったその靴で、あなたは今「立ち止まって考えている」状態です。


このままでは目的地にはいつになっても辿り着きません。


大事なことは、どんなに変形してしまって、他の人の足に合わなくなってしまった靴だとしても、それを履いて前に進み続けることです。



(*゚∀゚)「貴方にしか履けない靴なのよ」



VAPEとの併用に悩んでいる方に言いたいことは「目的さえ忘れていなければ、何も恥じる必要はない」ということです。



皆さんが考えている以上に、同じ場所で立ち止まっている方は多いです。
思い悩んでストレスを感じたりせず、気分を楽にして一歩ずつ前に進んでいけば良いのです。