こんにちは。
最近「暑い」しか言葉が出ません。



RBA用アトマイザーには

・シングルコイル特化
・デュアル以上に対応

という(ざっくり)2種類があると思います。


デュアル以上(コイルの数が2個以上)でビルドする時に面倒くさくも面白いのが「コイルが同時に温まるように調整する」ことです。
これをちゃんとやらないと、片方のコイルのコットンだけが焦げたり、最悪ワイヤーが焼き切れて脱落しショートの原因にもなり大変危険です。


基本的に同じ素材(カンタルとかニクロムとか)で同じ太さ(ゲージ。26とか28とか)のワイヤーを同じ巻き数でコイルを作り、さらにコイルの端から出ているワイヤーの長さ(コイル足・コイルレッグの長さ)を同じにすれば、特に何も考えなくても同時に熱くなる・・



(*゚∀゚)「・・筈なんだけどそうならないのがVAPEあるあるなんだよねー」



ということです。


ワイヤーそのものの精度(太さや組成)が問題であることも、まあ無くはないですが、だいたいはビルドをする人が見落としている「ミス」が原因であることが多いです。
繰り返しドライバーンを繰り返してコイルをピンセットでこすったり挟んでやったりすれば直りますが、ワイヤーの固定部を一度外して、再度固定し直してみると改善されたりします。

コイル足の長さも抵抗値に大きく影響してきますので、デュアル以上で組む場合には出来るだけ同じ条件に揃えてビルドすると、こうした問題は起きにくくなります。







コイルが同時に温まることを確認してからコットンを通していきますよね。
そして、いざ吸ってみると・・



(*゚∀゚)「あれ?なんだか片方のコットンだけリキッドが乾くの早いんだけど気のせい?」



なんてことがたまにあります。
アタクシも最初は「気のせい」かと思っていたんですけど、確認したら気のせいじゃありませんでした。






コイルの位置とコットンがエアフローを変える



コイルにコットンを詰めなければ吸えないのですが、コイルの位置とコットンの詰め方が2つのコイルで異なっていると、エアフロー(アトマイザー内の空気の流れ)に様々な影響を及ぼします



cct1

例によって画像での説明となりますが、まずこちらをご覧ください。

デュアル対応のアトマイザー(ここではRDA)を上から見た図だと思ってください。


・エアホールはサイドに2か所
・取り入れたエアーは2つのコイルにそれぞれ正面から当たるタイプ


よくあるサイドエアフローのRDAです。



(*゚∀゚)「右側のコイルの方が外側に少しズレてるね」



その通り。
ですがコットンを詰める前にドライバーンした時は、この状態で2個のコイルが同時に赤熱しました。右側のコイルはやや外に寄っていますが、トップキャップに触れている訳ではなく、ショートの危険も無いことから、このままコットンを詰めて吸おうという判断となったわけです。



(*゚∀゚)「じゃあそれでいいじゃん!」



で、コットンを詰めたら右側のコイルのコットンはトップキャップに触れるくらいになり、左のコットンはトップキャップとの間に隙間が出来るくらいになりました。



(*゚∀゚)「いいから吸おうよ!」



それでは実際に吸ってみた時の状態を図にしたものがこちら(以下の図)になります。







cct2

(*゚∀゚)「・・・・え?」



簡単に申しますと右側のエアホールの正面にあるコイルとコットンが壁となり、空気の流入量が減少しました。
逆に左側のエアホールから入る空気は想定よりも多く、勢いも増しています。
これによりコイルの冷却度合いに大きな差が生まれ、リキッドの気化速度にも影響を与えました。



(*゚∀゚)「も、もっと勢いよく吸えばいいんじゃないのかな、ねえ?」



そうなると、左のエアホールが音を立てる程勢いよく空気を吸い込んでいきます。右側は静かなものです。ほとんど1つの穴だけで吸っている感じがします。
空気というものは「流れやすい方に多く流れる」ようです。



( ´;゚;∀;゚;)「こんな筈では‥‥」


というわけで



エアフローのタイプによって影響の大きさは変わりますので、所有するアトマイザーを見ながらいろいろ確認してみてね。


このような現象を「マイナス」と捉えずに、逆に利用してやろうと考えるのがビルドの楽しさでもあります。


この後数週間は猛烈な暑さが続くとのこと。
せっかくなのでRBA派は涼しい部屋でビルドを極めてみてはいかがですか?