アタクシの友人には写真を撮るのが好きな人が多く、常にカメラを持参しています。
カメラ沼の住人というのは「迫撃砲のようなレンズ」を携行しているイメージだったのですが、友人達は非常に身軽でカメラも結構小さいものを使っています。



(*・ω・)「なんかイメージと違うなあ」
(=゚ω゚)「これ、単焦点だから」




単焦点レンズとは


簡単に言えば「ズームできないレンズ」です。
大きく撮りたければ近付き、小さく撮りたければ離れる。



(*・ω・)「写ルンですじゃねーか」
(=゚ω゚)「ああそうそう、そんな感じだよ」



調整機能はカメラ本体にあるので、写ルンです(インスタントカメラ)とはだいぶ違うのですが、感覚としては似たようなもんだということです。



(=゚ω゚)「慣れないころはついズームボタンに指が伸びちゃうんだけど、慣れてくると足が動くようになるんだよ。撮れる写真も味があるし、見えてる景色とのギャップも無いから『風景を切り取ってる感』がすごくあって、楽しいんだよ」



友人達曰く、最初から単焦点レンズを使ってたらそこまで面白さが分からなかったかもしれないけど、ある程度カメラを使いこなせるようになってから切り替えると、物凄く良さが分かる、ということでした。ふーんそうなんだ。








機能が増えると楽しさは広がり、機能が限定されると楽しさは深まる



今回のテーマはこちらです。



機能が増える→楽しさは広がる
機能が限定される→楽しさは深まる



自転車にも多段変速のロードバイクと変速無しのシングルスピードがあります。
少し前にブームがありましたが、ロードバイクは舗装路を高速で走ることに特化した自転車であり、目的地まで人力で最速で到着することが出来るという意味では「地上で最も効率の良い乗り物」です。
ロードバイクには「ケイデンス」という考え方があり、一分間に何回ペダルを回転させられるか、心拍数とのバランスを取りながら、それをいかに維持出来るか、なんてことを考えながら漕いでいます。
ケイデンスは自動車やバイクで言うところのエンジンの回転数に相当します。
最もエンジン性能を引き出せる回転数を維持しながら、速度などに合わせてギアを変えていくのが醍醐味だと思うのですが、自転車の場合もほぼ同じなんですね。


ということを踏まえると


変速が出来ない1速のみのシングルスピードの自転車は価値が無いようにも思えます。
仮にバイクや自動車に(オートマやスクーターの無段変速を除く)変速が無ければまともに走ることすら不可能です。無変速は自転車だからこそ存在出来るとも言えます。


今まで多段変速のロードバイクに乗っていた人がシングルスピードに乗り換えると、最初は物凄く不便で疲れるようです。ですがしばらくして慣れてくると、今まで変速やケイデンスの維持などに使っていた脳の領域が「すっぽり」抜けてしまい、今まで感じなかった「景色や風の感覚」「ペダルから伝わる路面の感触」などを感じる余裕が出てくるのだそうです。
自転車の変速機器というのは少なからずノイズを発生させますが、シングルスピードの場合非常に静かに走ることが出来、それにより純粋な「走る楽しさ」というのが感じられるようになるのかもしれません。


今までと同じ道を走っているのに、乗る自転車によって楽しみ方が変わるということは、自転車を趣味として楽しんだ人間であれば、一度は感じたことがある体験だと思います。
先程の


機能が増える→楽しさは広がる
機能が限定される→楽しさは深まる


という言葉のひとつの例として紹介させていただきました。





VAPEも同じ



すぐにイメージするのはテクニカル(レギュレーテッド)とメカニカルMODの違いじゃないかと思いますが、そういうことではありません。


例えば「吸うリキッド」を限定してみたり、RBAならば「ビルドのスタイル」を限定してみることにより、それ以外の要因で味・風味がどう変化するかをじっくりと考察してみてはいかがでしょうか。
恐らくそれは今まで見えなかったものが見えてくるきっかけになるかもしれませんし、よりVAPEを深く楽しむことに繋がるかもしれませんよ。