少し前にテレビでジュラシックワールドが放映されていたそうです。


あの作品特有の「現代に恐竜が存在するということが既に認知されている」という設定では、きっと目の前に恐竜が現れても、思考停止になるほど混乱したり恐怖で発狂するようなことは無いのだと思います。
根底にあるものが『リアルな現代社会』とは違うので、アタクシ的にはあれは「リアルなパニック映画」ではなく完全に「SF」として楽しむことにしています。


A、メリーゴーランドだと思って乗ったらFUJIYAMAだった
B、普通のジェットコースターだと思って乗ったらFUJIYAMAだった


どちらが怖いかと言えば圧倒的にAでしょうね。
ただしBの方がアトラクション本来の魅力を楽しめそうです。


何故こんな話になったかと言えば、先日ネットで買い物しようと物色していたら、驚きの遭遇を果たしました。








物理キーボード付きという恐竜



耳を疑ったのは今年発売(予約販売のみ)となったGemini PDA。
物理キーボードを備えたPDA(パーソナルデジタルアシスタント)として2018年に発売された本機は、もう誰も知らないと思いますがPSIONのデザイナーが開発に絡んでいるという噂。
20世紀に生まれ、最終的には何だかわからなくなったPSIONが21世紀も進んだ2018年に最新技術でよみがえる!


こうした冷静に考えたら要らないけど一度見たら欲しくてたまらなくなるものというのは、誰にでもあって「物理キーボード付きの情報端末」というものがそれに該当するという方が世界中に居たという事実にも驚きです。


(*・ω・)「知っているぞ、お前もその一人ではないのか?」


うっ・・・・






実はアタクシ、最近まで(w)シャープのNetwalkerという端末を利用しておりました。


nw
こちらでございます。


UbuntuというLinux系列のOSを搭載した「小さなPCのようなもの」です。
ディスプレイはタッチペン対応で「むに」っとアイコンを押すことでアプリが起動します。
USB端子はフルサイズとミニが用意されており、データの移行だけでなくマウスなどにも対応。


本体の起動や休止状態からの復活が異様に早いのですが、アプリケーションソフトの起動は遅かったり、ディスプレイのタッチ感度(静電式じゃない!)が悪いとか、キーボードの使い心地がよろしくないとか、やたらとバッテリーの保ちは良いとか、ピーキーかつ万人受けしない機種ではありましたが、結構お気に入りでした。


充電が不可能になるまでは・・





新たな相棒を探そう



代わりになるものを探すのですが、そもそも一度絶滅した種です。
似たようなものすら見つかりません、いや、Netwalkerの中古が売りに出ていました。アタクシのコレも売ったら値段がつくのかも・・


※前述のGemini PDAはこうして見付けたわけです。


物理キーボード、欲しいな。
出来ればでいいんですけど。
Bluetoothのキーボード?あれは別体だから全然違うの。



(*・ω・)「スマホで事足りるじゃん」



現代日本では仕事中に


・メモを取る
・予定を確認する


という、所謂「手帳で行っていた作業」をスマートフォンで行うことを「失礼」だとする風潮があります。
それだけでなく、業務中にスマホを触ることすら禁止という会社すら存在します。
こんな状況でスマホを仕事に役立てることなど不可能に近いので(そうした会社は取引先に対しても自社のルールを適応させようとする、ことが多い)、業務で使用するならば、どうしても「スマホと同様の機能を持ったスマホではないもの」が必要になるのです。


ということですから選択肢は7~8インチの小型タブレットとなります。
10インチ?
Netwalkerと比べると大きすぎて嫌です。
悩んでいても始まりません。





恐竜が居ることを知ってしまった自分


結論から言えば7インチのタブレットを買いました。


※仕事で使うのだから猶予など無い。


ただ、滅んでいたと思われていた「物理キーボード付の何か」が2018年にも発売があったということが頭から離れません。
これからもどこかのメーカーが出すかもしれない・・


いや、たぶん買ったとしても使い道はあんまり無さそうだし、ぶっちゃけ必要は無いのですけど・・


冷静に考えたら要らないけど一度見たら欲しくてたまらなくなる


本当に人間って厄介な生き物ですねwww