いきなりですがRBAでコイルを巻く際に
・マイクロコイル
・スペースドコイル
のどちらで巻きますか?
どちらも利点はあるのですが、今回はガンクの付き方に着目して見て行こうと思います。
嫌われ者
ガンク:リキッドが気化し切れずに残った香料や甘味料のカス
ガンクが付着したコイルは熱せられる度にミストではなく煙が発生し、喉に嫌な刺激を与えます。
煙ですので吸い続ければ気管や肺にもダメージを与えると言われます。
マスク無しで焚火の煙を吸い込むようなものです(多少大げさに書いてます)。
この嫌われ者のガンクですが、メンソール単体リキッドを除けば、ほとんど全てのリキッドで発生します。
クリアロマイザーの場合はコイル交換で解決できますが、コイルだって安くはありません。濃厚なリキッドを存分に楽しむ為に「経済的理由」でRBAに進む方は少なくないでしょう。
コイルを自分で巻いてコットンを挿して吸えば、少なくともクリアロマイザーのプリメイドコイルよりも安上がりですので。
ということで
RBAの場合、ワイヤー同士の間隔を詰めて(密着させて)作るマイクロコイルと、ワイヤー同士の間隔を空けてスプリングのような見た目にするスペースドコイルの2種類の選択肢があります。
一般的な説明としては
マイクロコイル:熱源を集中させることで多くのミストを発生させる→カンタルワイヤー向き
スペースドコイル:ミスト量は少な目でコイルの熱が冷めるのが早い→温度管理ワイヤー(Ti、Ni、SS316)向け
という感じです。
ちなみにどちらのコイルにもガンクは発生するのですが、発生する場所に違いがあります。
コイルの種類別で見るガンクの発生場所
マイクロコイルの場合:コイルの表面にワイヤーとワイヤーの間を埋めるように発生
スペースドコイルの場合:コイル内側に挿されたコットンの表面に発生
(*゚∀゚)「そうなの?」
厳密に言えば、マイクロコイルでもコットン側にガンクが付いたりしますし、スペースドコイルでもワイヤーを覆うようにガンクが出来ることはありますが、傾向としてみれば上記のようになります。
他のVAPEブログと違い、とにかく汚い画像を掲載することで有名な当ブログですが、今回も例によって汚いです。上記はスペースドコイルで巻いたWasp nano RDTAのコイル周辺の画像です。
丸一日スイーツリキッドを吸った結果がこれですが、ワイヤーにはほとんどガンクが付いていないのに比べ、内側のコットンの表面はかりんとうのようになっています(全部ガンク・・)。
ガンク除去にはドライバーン!でも・・
さて、コイルに付いたガンクを除去するのに一番手っ取り早いのがドライバーンです。
コイルからコットンを抜いた状態で空焚き(ファイヤボタンを押してコイルを赤熱化させる)することで、ガンクを炭化させ除去しやすくします。
ドライバーン中にフッと息を吹きかけて炭化ガンクを吹き飛ばし(火事の原因になるので周囲に注意)続いて流水などで洗いながら指でサッと拭うことでコイルのクリーニングは可能です。
ただドライバーンを外出先で行うには、やはり水道が欲しいところです。
水の冷却無しでドライバーンをするのは、アトマイザーが熱くなり過ぎて、あまりよろしくない(絶縁材の劣化にも繋がる)だけでなく、そもそもコイルがあんまり綺麗になりません。
スペースドコイルはコットンを交換するだけ
スペースドコイルの場合は、大部分のガンクがコットン側に付着している関係で、コットンさえ新品に交換してしまえば、ドライバーンした場合と同様のクリーニング効果が得られます。
マイクロコイルをドライバーンする際にもコットン交換は必須ですが、スペースドコイルの場合にはマイクロコイルの約半分の手間で済むわけです。
これは大きなアドバンテージだと思います。
どちらが良いかは個人の自由
こうして考えると、スペースドコイルには「冷却が早い」だけでなく、別の利点もあることが分かると思います。
※アタクシは普段RBAでは温度管理前提のSS316(強度がある程度ある24G)コイルをスペースドで巻くのですが、外出先で何度も「楽だなあ」と実感した覚えがあります。
ここから先はRBAの奥深い部分になりますが、自分の吸い方や環境、リキッド、アトマイザーのタイプに合わせてコイルもマイクロにするかスペースドにするかその都度選んでいくと、もっとバリエーションが増えて面白く、そして快適になっていくと思います。
そろそろ暑い夏も終わり、じっくり何かに熱中出来る秋の到来です。
ゆっくりと自分のスタイルを詰めていく良い時期だと思いますよ。
・マイクロコイル
・スペースドコイル
のどちらで巻きますか?
どちらも利点はあるのですが、今回はガンクの付き方に着目して見て行こうと思います。
嫌われ者
ガンク:リキッドが気化し切れずに残った香料や甘味料のカス
ガンクが付着したコイルは熱せられる度にミストではなく煙が発生し、喉に嫌な刺激を与えます。
煙ですので吸い続ければ気管や肺にもダメージを与えると言われます。
マスク無しで焚火の煙を吸い込むようなものです(多少大げさに書いてます)。
この嫌われ者のガンクですが、メンソール単体リキッドを除けば、ほとんど全てのリキッドで発生します。
クリアロマイザーの場合はコイル交換で解決できますが、コイルだって安くはありません。濃厚なリキッドを存分に楽しむ為に「経済的理由」でRBAに進む方は少なくないでしょう。
コイルを自分で巻いてコットンを挿して吸えば、少なくともクリアロマイザーのプリメイドコイルよりも安上がりですので。
ということで
RBAの場合、ワイヤー同士の間隔を詰めて(密着させて)作るマイクロコイルと、ワイヤー同士の間隔を空けてスプリングのような見た目にするスペースドコイルの2種類の選択肢があります。
一般的な説明としては
マイクロコイル:熱源を集中させることで多くのミストを発生させる→カンタルワイヤー向き
スペースドコイル:ミスト量は少な目でコイルの熱が冷めるのが早い→温度管理ワイヤー(Ti、Ni、SS316)向け
という感じです。
ちなみにどちらのコイルにもガンクは発生するのですが、発生する場所に違いがあります。
コイルの種類別で見るガンクの発生場所
マイクロコイルの場合:コイルの表面にワイヤーとワイヤーの間を埋めるように発生
スペースドコイルの場合:コイル内側に挿されたコットンの表面に発生
(*゚∀゚)「そうなの?」
厳密に言えば、マイクロコイルでもコットン側にガンクが付いたりしますし、スペースドコイルでもワイヤーを覆うようにガンクが出来ることはありますが、傾向としてみれば上記のようになります。
他のVAPEブログと違い、とにかく汚い画像を掲載することで有名な当ブログですが、今回も例によって汚いです。上記はスペースドコイルで巻いたWasp nano RDTAのコイル周辺の画像です。
丸一日スイーツリキッドを吸った結果がこれですが、ワイヤーにはほとんどガンクが付いていないのに比べ、内側のコットンの表面はかりんとうのようになっています(全部ガンク・・)。
ガンク除去にはドライバーン!でも・・
さて、コイルに付いたガンクを除去するのに一番手っ取り早いのがドライバーンです。
コイルからコットンを抜いた状態で空焚き(ファイヤボタンを押してコイルを赤熱化させる)することで、ガンクを炭化させ除去しやすくします。
ドライバーン中にフッと息を吹きかけて炭化ガンクを吹き飛ばし(火事の原因になるので周囲に注意)続いて流水などで洗いながら指でサッと拭うことでコイルのクリーニングは可能です。
ただドライバーンを外出先で行うには、やはり水道が欲しいところです。
水の冷却無しでドライバーンをするのは、アトマイザーが熱くなり過ぎて、あまりよろしくない(絶縁材の劣化にも繋がる)だけでなく、そもそもコイルがあんまり綺麗になりません。
スペースドコイルはコットンを交換するだけ
スペースドコイルの場合は、大部分のガンクがコットン側に付着している関係で、コットンさえ新品に交換してしまえば、ドライバーンした場合と同様のクリーニング効果が得られます。
マイクロコイルをドライバーンする際にもコットン交換は必須ですが、スペースドコイルの場合にはマイクロコイルの約半分の手間で済むわけです。
これは大きなアドバンテージだと思います。
どちらが良いかは個人の自由
こうして考えると、スペースドコイルには「冷却が早い」だけでなく、別の利点もあることが分かると思います。
※アタクシは普段RBAでは温度管理前提のSS316(強度がある程度ある24G)コイルをスペースドで巻くのですが、外出先で何度も「楽だなあ」と実感した覚えがあります。
ここから先はRBAの奥深い部分になりますが、自分の吸い方や環境、リキッド、アトマイザーのタイプに合わせてコイルもマイクロにするかスペースドにするかその都度選んでいくと、もっとバリエーションが増えて面白く、そして快適になっていくと思います。
そろそろ暑い夏も終わり、じっくり何かに熱中出来る秋の到来です。
ゆっくりと自分のスタイルを詰めていく良い時期だと思いますよ。
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