12



エアフロー


VAPE愛好家にはお馴染みの単語ですよね。
そういえばVAPEを吸い始めるまで聞いたことが無かったな、という方も居るでしょう。



と言いながらも、他のジャンルの趣味の方にも通じたりします。
それはPC自作派の方々
パソコン内部の吸気&排気のシステムは、エンジンで言えば「空冷」に相当し、心臓部の冷却に無くてはならない仕組みです。
パソコンの箱のことを「ケース」と呼び、この内部の空気の流れのことを「エアフロー」と呼んでいるのです。






エアフロー@VAPE



VAPEにおけるエアフローと言えば、アトマイザー内部の空気の流れを指しています。


Air(空気)ーFlow(流れ)


英語で表記すれば一目瞭然です。
フローチャートなんてのを聞いたことがある方もいるでしょう。あれも流れの説明です。






トップ?サイド?ボトム?


VAPEのアトマイザーはメーカーごとに工夫を凝らして設計されており、中には非常に複雑なものも存在します。エアフローも同様で、一概にタイプを分類することは難しいのですが


基本的にコイルにどの方向から空気が当たるかによってエアフローのタイプを分類しています



(*・ω・)「え?アトマイザーの上の方に空気の取り入れ口があったらトップエアフローなんでしょ?」



ちがいます。
その取り入れた空気が最終的にコイルの真下から吹き上がればボトムエアフローとなります。



(=゚ω゚)「アトマイザーの側面(サイド)に穴が空いてればサイドエアフローでしょ?」



空気取り入れ口の場所は関係ありません。
コイルの側面から空気が当たるからサイドエアフローです。



(*゚∀゚)「あの回転する輪みたいな場所(エアフローコントロールリングのこと)をエアフローって呼ぶんでしょ?」



あれは空気の取り入れ口です。あのリングを回転させることで空気流入量をコントロールできるので、エアフローコントロールリングと呼んでいますが、あれ自体がエアフローでは無いんです。



(*・ω・)「分かり辛いな、例を挙げてみろ!」
(。・ω・)「そうだそうだ!」
(=゚ω゚)「・・(ぶっちゃけそういう話はどうでもいいぞ)」







Dead rabbit RDA

取り入れ:アトマイザー側面のやや上側
コイルへの空気の当たり方:斜め上から

→トップエアフローもしくはトップサイドエアフロー




Maze V3

取り入れ:アトマイザー側面の下側
コイルへの空気の当たり方:下から

→ボトムエアフロー




Zeus RTA

取り入れ:アトマイザーのトップキャップ付近の側面
コイルへの空気の当たり方:下方&側面

→ボトム&サイドエアフロー



ということになります。







そうは言ってもね・・


良く言われる「ボトムエアフローは美味い」なんてフレーズは、コイル真下から吹き上げるエアがミストといい感じに混ざって自然な向きと強さでドリップチップまで上がってくるからこその言葉です(決してボトムエアフローだから何でも美味い訳じゃないと思いますけど)。
空気取り入れ口の位置が下にあるからボトムエアフローだ、ということなら、こうした表現が若干ズレていってしまいます。


なのでエアフローの分類はあくまでコイルに当たる空気の向きで定義されるべきです。


とは言いますが・・



(*゚∀゚)「へえ、このRTAトップエアフローなのに空気は下まで流れてちゃんとコイルに当たるんだ!すごいねー漏れないし美味しそうだねー(Zeus RTAのこと)」
( ̄∇ ̄)「そうなんですよ、構造が珍しいアトマなんですよ!エアーはボトムとサイドからコイルに当たるんです」



なんて会話が普通に交わされるようになった今、エアフローというのは空気取り入れ口の位置を表す言葉として認知しても別に良いんじゃないでしょうか、と思うのです。


だって通じるのですから


ね。