一個買ってみたいと思いつつ



(*・ω・)「必要なものは必要だと感じた時に買えばいい」



と自分の中の『正論』が邪魔をしてきます。
今回は最近少し話題になった「ポッド型VAPE」の話です。






ポッド型(Pod)のVAPEとは?


VAPEにはバッテリー部(MOD)とアトマイザーが分けられるセパレートタイプと、バッテリーとアトマイザーが分解出来ない一体型のオールインワン(AIO:All In One)タイプがあります。


ポッド型のVAPEはオールインワン(AIO)タイプです。



(*・ω・)「AIOなんて珍しくないぞ」



そうなのですが、ポッド型はAIOの派生型で、構造や機能を見直すことで「シンプルで小型軽量」という点を前面に押し出したカテゴリーです。
機種によって仕様は様々ですが、ざっくりと特徴を挙げていくと



ポッド型の主な特徴(公約数的なもの)

・アトマイザーどころかコイルも交換できなかったりする(Pod、あるいはカートリッジごと交換する)
・出力調整機能は搭載されていないことがほとんど
・バッテリーは内蔵式でその容量はかなり少な目。1000mAh以下が珍しくない
・基本的にコイルは非常に高抵抗で、コイルの種類も選べない場合がある
・ドロー(吸い心地)が重く、エアフローコントロールが付いていない機種が多い
・リキッドの再装填(割と楽な方)により繰り返し使用可能
・細かったり薄かったり、とにかく小型で非常に軽量
・低価格



という感じです。
一般的なAIOとの区別は現状では非常に曖昧で、上記の特徴のうち、複数を有していればポッド型のカテゴリーに入っていると思われます。
多機能でもなく、大出力でもなく、最近のVAPEのトレンドから外れたようにも思えるカテゴリーです。ただしメーカーがこぞって発売する為、日本にも出回るようになってきました。







海外の人がどんな風に使っているのかリサーチ



VAPEメーカーの多くが北米をターゲットとしており、当然ながら商品開発も北米で売れるものを・・という考えの下で行われている筈です。
ということで、そんなポッド型のVAPEを喜んで吸っている海外のVAPE愛好家たちの声をコミュニティから拾っていきました。
きっと、どこのどんな機種が美味しいとか、使いやすいとか、そんな情報が得られるのかなと思って見てみたわけですが・・



「味も煙もどうでも良い」
「見た目もどうでも良い」
「電池容量よりもパフ可能回数」
「使い捨てだと思え」
「無駄な金はもう使いたくない」
「出力が変えられるコンパクトなペンタイプがあれば別にそれでもいい」
「ニコチン塩(濃度)は結局3が良いのか?6が良いのか?どっちだ」
「それはポッドじゃねえw」



なんと言いますか・・
とにかくユーザーのほとんどがポッド型のVAPEのことをニコチン摂取のツールとしてのみ考えられていて、面倒なことは可能な限りしたくない、という方がほとんど使い捨て電子タバコの感覚で使用している感じ、です。


言い方は酷いかもしれませんが、感覚としては日本に昔からある「禁煙パイポ」的なものにニコチン入れてチューチュー吸っているのと同じようなニュアンスしか感じ取れませんでした。
自分の持ち物に対する愛着のようなものや、大切に使おうという意思はまるで無いように思えます。



(*゚∀゚)「・・アタクシ、なんだか悲しいわ」



これもひとつの「道具に対するアプローチ」の仕方なんでしょうが、アタクシはどちらかと言えばこの逆側が好きなので、少し複雑。






結局買うの?



日本はVAPEに関して先進国ではありませんので、VAPEカルチャーについては海外のそれを参考にする機会は多いですよね。
ですが、商品の輸入はともかく、Attitudeの部分まで輸入してしまうのはどうなのかな・・なんて感じています。


まだ迷ってはいますが、もし購入したとしたら、少なくとも大事に、出来れば長く使ってやりたいなあ、とは思います。



(*・ω・)「正直言うと、どこかに失くしちゃうのが心配なんでしょ?」



ううっ・・
アタクシにとっては小さくて軽いのは良いことばかりじゃないんですよw