秋と言えば趣味にもってこいの季節です。
しかし定期的にメディアで取り上げられる趣味に関するネタと言えば
『女性(男性)に嫌われる趣味ベスト〇』
みたいなもの。
上位を占めてくるのは
・アイドルオタク
・ギャンブル
といった感じです。
アンケートのやり方や媒体により異なりますが、これ以外では
・アニメオタク
・鉄オタ
・激しい運動やトレーニング
・自転車
・美容(女性のみ。これは趣味なの?)
・ボランティア
このような趣味が名前として挙げられています。
趣味というものは、その人が『自らの意思で自らの為に』やっているものですので、いわばその方のアイデンティティ。これを否定する権利は誰にも無いと(個人的には)思っています。
彼氏や彼女の趣味が認められないということは、その本人を認めていないということとイコール。
人間は世界中に居ります。控え目に言って、他のお相手を探す方が長い目で見れば貴方の幸せにつながると思います。
そうは言っても・・
今までの短絡的な文を読んで
(。・ω・)「うーん、趣味の内容そのものを認められない訳では決して無いけれど、あまりにドハマりして時間やお金を過剰に注ぎ込んでしまうようにはならないで欲しいだけなんだよね」
という風に思った方は、実は一番多いのではありませんか?
本当に自分の価値観に合わない趣味を相手が持っていた場合、そもそも交際に至っていないでしょうし、付き合っていたとしてもすぐに別れてしまうのではないでしょうか。
言ってみれば、今の旦那様や奥様、彼氏や彼女のことは好きだし趣味に関しても認めているけれど、その趣味がエスカレートして経済的に苦しくなったり、一緒の時間を過ごせなくなることが心配なのだと思います。
パートナーを趣味にドハマりさせない方法
注意:ここでいうドハマりとは、趣味に対する熱心度や集中の度合いでは無く、弊害が生まれる程に時間とお金を注ぎ込むという意味で使用しています。ご注意ください。
今回の本題です。
男女の心理には大きな違いがありますので、解決策も2つ存在します。
そういえばこんな話を聞いたことはありませんか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高校3年生の受験シーズン。
同じ進学塾に通っていて、成績もほぼ同じというA君という男の子とBさんという女の子が居ました。
A君とBさんは(まあいろいろありまして)お付き合いすることになりました。
お互い初めてきちんとした彼氏・彼女が出来た、と嬉しかったようです。
ですが勉強が忙しいので二人で会える時間はそんなにありませんでした。
さて受験本番。
A君は志望校に不合格。Bさんは見事に合格。
A君は初めての彼女であるBさんのことばかり考えてしまい勉強どころではなくなっていました。
Bさんは勉強が辛い時にはA君のことを思い心の拠り所にして頑張りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
思春期の男女の心理の違いを分かりやすく表した文章です。
これを読んで「あるある」「わかる」と感じる方は多いようです。ただあくまで一例ですので、恋する男女の仲を引き裂くようなことに使って欲しくはありません。
ここで言いたいことは、状況的に全く同じの2人に同じ条件を与えたところ、性別の違いで真逆の結果が出た、という点です。
趣味に打ち込む時の心理
多くの場合男性は、普段の生活の中で「一息ついた」「安心した」「リラックスできた」という時に趣味に向かうと言われます。
対して女性の場合は、普段の生活の中で「ストレスが溜まった」「気分が落ち込んだ」「元気が欲しい」といった時に趣味に没頭するとされています。
男性の趣味:ストレスが無いリラックスしている時にする
女性の趣味:ストレスが有りリラックス出来ない時にする
※あくまで一例
アタクシの奥様はイライラが頂点に達すると激辛の何だか分からないモノをむしゃむしゃ食いながら、大好きな映画やドラマを一気に何時間も観ています。
反対にアタクシはご飯を食べてシャワーも浴びて完全にオフモードに入った時に無心で趣味に没頭します。
男女別、趣味にドハマりさせない方法
趣味に過剰にのめり込む条件としては
男性の場合:極度の安心&リラックス状態が長期に渡り確立させている
女性の場合:極度のストレス状態がいつ果てるともなく続いている
という2つが挙げられます。
男女共に、この条件を早く崩しておかないと趣味にドハマりして本人と周囲に害が発生してしまいます。
(*・ω・)「ちょっと待って!男性の極度のリラックスっていうのが良くわからないんだけど。これって良いことじゃないの?」
良いことです。ただしこれは本人視点での良いことであって周囲に対しては必ずしも良い、とは限りません。
例えば趣味に関することで具体的に申し上げますと
『パートナーや家族が自分の趣味に対して非常に理解があり直接的間接的問わず援助してくれる』
などが挙げられます。他には
『自由に使えるお金が潤沢にある』
『自分だけのプライベートスペースや時間が完全に確保されている』
といった具合です。
どういうこと?
つまり趣味にドハマりさせない方法としては
男性の場合
①趣味に対して後押しするような言動をしない(理解しないという意味では無い)。
②一人でリラックスする時間を長く作らせない
③費やしたお金の総額についてたまに意識させる
過度にやってしまうとアイデンティティの否定につながるので、ほどほどに、というのが大切です。常に「大目に見てもらっている」という意識さえ持たせておけば良いのです。
そうすれば、趣味にお金を使いすぎたりした際に自分で反省しますし、周囲の人間をほったらかしで自分だけ楽しむようなことに抵抗がうまれます。
その意識さえあれば、ドハマりすることはまずありません。
女性の場合
①ストレスを取り除く為の努力をしてあげる
手段は何でもかまいません。プレゼントだろうが、食事だろうが、他愛のない会話でも良いと思います。女性にストレスを溜めさせないようにすることで、自ずと趣味に没頭し過ぎるということは少なくなります。何よりストレス軽減は健康の為に良いことですので、ここに記す以外の面でも様々な部分でメリットが多いと思います。
まとめ
趣味が自分にとって無くてはならない存在になっている方は多いと思います。
だからこそ、パートナーにとっての趣味という存在も大事なものなのだと理解しているでしょう。
ですが、例えば共同生活していく中で家計に響く程のお金をそこへ費やされてはさすがに困ってしまいます。これに関して頭を悩ませている方は男女問わずいらっしゃることでしょう。
(=゚ω゚)「俺からこの趣味を取り上げるくらいなら別れる!」
(*・ω・)「アタシより大事なのっ!?」
(=゚ω゚)「・・うん」
再び申し上げますが、趣味とはその人のアイデンティティに直結するものです。
言うなれば人格その他を否定する行為ですので、下手に『禁止』などと口にすれば全力で抵抗されます。
仮に何の反発もされなかったとしたら、それは目に見えない部分、心の奥で貴方という存在を全否定した証です。
まず自分も含めて、何故どんな時に趣味が必要なのか。それで何が得られるのか、といったことを冷静に考えてみることで、今まで隠されていたものがきっと見えてくるでしょう。
お互いに好きなものが原因で揉めるようなことはしたくないものです。
しかし定期的にメディアで取り上げられる趣味に関するネタと言えば
『女性(男性)に嫌われる趣味ベスト〇』
みたいなもの。
上位を占めてくるのは
・アイドルオタク
・ギャンブル
といった感じです。
アンケートのやり方や媒体により異なりますが、これ以外では
・アニメオタク
・鉄オタ
・激しい運動やトレーニング
・自転車
・美容(女性のみ。これは趣味なの?)
・ボランティア
このような趣味が名前として挙げられています。
趣味というものは、その人が『自らの意思で自らの為に』やっているものですので、いわばその方のアイデンティティ。これを否定する権利は誰にも無いと(個人的には)思っています。
彼氏や彼女の趣味が認められないということは、その本人を認めていないということとイコール。
人間は世界中に居ります。控え目に言って、他のお相手を探す方が長い目で見れば貴方の幸せにつながると思います。
そうは言っても・・
今までの短絡的な文を読んで
(。・ω・)「うーん、趣味の内容そのものを認められない訳では決して無いけれど、あまりにドハマりして時間やお金を過剰に注ぎ込んでしまうようにはならないで欲しいだけなんだよね」
という風に思った方は、実は一番多いのではありませんか?
本当に自分の価値観に合わない趣味を相手が持っていた場合、そもそも交際に至っていないでしょうし、付き合っていたとしてもすぐに別れてしまうのではないでしょうか。
言ってみれば、今の旦那様や奥様、彼氏や彼女のことは好きだし趣味に関しても認めているけれど、その趣味がエスカレートして経済的に苦しくなったり、一緒の時間を過ごせなくなることが心配なのだと思います。
パートナーを趣味にドハマりさせない方法
注意:ここでいうドハマりとは、趣味に対する熱心度や集中の度合いでは無く、弊害が生まれる程に時間とお金を注ぎ込むという意味で使用しています。ご注意ください。
今回の本題です。
男女の心理には大きな違いがありますので、解決策も2つ存在します。
そういえばこんな話を聞いたことはありませんか?
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高校3年生の受験シーズン。
同じ進学塾に通っていて、成績もほぼ同じというA君という男の子とBさんという女の子が居ました。
A君とBさんは(まあいろいろありまして)お付き合いすることになりました。
お互い初めてきちんとした彼氏・彼女が出来た、と嬉しかったようです。
ですが勉強が忙しいので二人で会える時間はそんなにありませんでした。
さて受験本番。
A君は志望校に不合格。Bさんは見事に合格。
A君は初めての彼女であるBさんのことばかり考えてしまい勉強どころではなくなっていました。
Bさんは勉強が辛い時にはA君のことを思い心の拠り所にして頑張りました。
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思春期の男女の心理の違いを分かりやすく表した文章です。
これを読んで「あるある」「わかる」と感じる方は多いようです。ただあくまで一例ですので、恋する男女の仲を引き裂くようなことに使って欲しくはありません。
ここで言いたいことは、状況的に全く同じの2人に同じ条件を与えたところ、性別の違いで真逆の結果が出た、という点です。
趣味に打ち込む時の心理
多くの場合男性は、普段の生活の中で「一息ついた」「安心した」「リラックスできた」という時に趣味に向かうと言われます。
対して女性の場合は、普段の生活の中で「ストレスが溜まった」「気分が落ち込んだ」「元気が欲しい」といった時に趣味に没頭するとされています。
男性の趣味:ストレスが無いリラックスしている時にする
女性の趣味:ストレスが有りリラックス出来ない時にする
※あくまで一例
アタクシの奥様はイライラが頂点に達すると激辛の何だか分からないモノをむしゃむしゃ食いながら、大好きな映画やドラマを一気に何時間も観ています。
反対にアタクシはご飯を食べてシャワーも浴びて完全にオフモードに入った時に無心で趣味に没頭します。
男女別、趣味にドハマりさせない方法
趣味に過剰にのめり込む条件としては
男性の場合:極度の安心&リラックス状態が長期に渡り確立させている
女性の場合:極度のストレス状態がいつ果てるともなく続いている
という2つが挙げられます。
男女共に、この条件を早く崩しておかないと趣味にドハマりして本人と周囲に害が発生してしまいます。
(*・ω・)「ちょっと待って!男性の極度のリラックスっていうのが良くわからないんだけど。これって良いことじゃないの?」
良いことです。ただしこれは本人視点での良いことであって周囲に対しては必ずしも良い、とは限りません。
例えば趣味に関することで具体的に申し上げますと
『パートナーや家族が自分の趣味に対して非常に理解があり直接的間接的問わず援助してくれる』
などが挙げられます。他には
『自由に使えるお金が潤沢にある』
『自分だけのプライベートスペースや時間が完全に確保されている』
といった具合です。
どういうこと?
つまり趣味にドハマりさせない方法としては
男性の場合
①趣味に対して後押しするような言動をしない(理解しないという意味では無い)。
②一人でリラックスする時間を長く作らせない
③費やしたお金の総額についてたまに意識させる
過度にやってしまうとアイデンティティの否定につながるので、ほどほどに、というのが大切です。常に「大目に見てもらっている」という意識さえ持たせておけば良いのです。
そうすれば、趣味にお金を使いすぎたりした際に自分で反省しますし、周囲の人間をほったらかしで自分だけ楽しむようなことに抵抗がうまれます。
その意識さえあれば、ドハマりすることはまずありません。
女性の場合
①ストレスを取り除く為の努力をしてあげる
手段は何でもかまいません。プレゼントだろうが、食事だろうが、他愛のない会話でも良いと思います。女性にストレスを溜めさせないようにすることで、自ずと趣味に没頭し過ぎるということは少なくなります。何よりストレス軽減は健康の為に良いことですので、ここに記す以外の面でも様々な部分でメリットが多いと思います。
まとめ
趣味が自分にとって無くてはならない存在になっている方は多いと思います。
だからこそ、パートナーにとっての趣味という存在も大事なものなのだと理解しているでしょう。
ですが、例えば共同生活していく中で家計に響く程のお金をそこへ費やされてはさすがに困ってしまいます。これに関して頭を悩ませている方は男女問わずいらっしゃることでしょう。
(=゚ω゚)「俺からこの趣味を取り上げるくらいなら別れる!」
(*・ω・)「アタシより大事なのっ!?」
(=゚ω゚)「・・うん」
再び申し上げますが、趣味とはその人のアイデンティティに直結するものです。
言うなれば人格その他を否定する行為ですので、下手に『禁止』などと口にすれば全力で抵抗されます。
仮に何の反発もされなかったとしたら、それは目に見えない部分、心の奥で貴方という存在を全否定した証です。
まず自分も含めて、何故どんな時に趣味が必要なのか。それで何が得られるのか、といったことを冷静に考えてみることで、今まで隠されていたものがきっと見えてくるでしょう。
お互いに好きなものが原因で揉めるようなことはしたくないものです。
コメント
コメント一覧
趣味レベルで済めばいいのですが、ある種の依存症レベルまで行く方もいますからね…その背景にはストレスやら何やら深いものが潜んでいるのでしょうね(ヽ´ω`)
趣味を楽しむのが人間だけならば、その背景には高度な知性や精神的な熟成があるのかもしれません。
そんな人間だからこそストレスを過度に抱え込む、というのは何だか皮肉ですね。