上からの続き



 

4 生物が持つエネルギー


 

エネルギーの固有波長

 

人間だけでなく、全ての生物は生きている間、肉体からエネルギーを生み出している。

エネルギーが無ければ全身の筋肉を動かすことも出来ず、脳からその為の指示を送ることも出来ない。そもそも心臓を動かすのもエネルギーであるから、エネルギー無くして生命活動は起こり得ない。

動物の場合は主に食事によって得たものを体内で化学変化させてエネルギーに変換している。それを直接運動のエネルギーに使用したり、熱エネルギーとして放出するのだが、その際にその生物ごとに固有の波長を出していることが分かっている。

肉体から発せられるエネルギーの波長は、その人間固有のものであり、生涯を通じて大きく変わることは無い。固有波長はその人間の体格や基礎体温、骨格などのバランスでほぼ決まることが分かっている。子供から大人になるに従い、エネルギーの総量は大きくなるが、波長自体の変化は少ない。

固有波長は「霊」と「魂」にとって、肉体からのエネルギー供給を受ける為のパスワードのような役割を果たしている。

「霊」と「魂」は肉体と同じ波長に対応することで、お互い強固に結びつく力を得ている。

前述の体格や基礎体温、骨格などは両親からの遺伝によるものが大きく、固有波長は親子や兄妹関係で近い値を示す場合が多い。

ただし固有周波は電波などの場合と同様で、近い値だからといって互換性がある訳では無い。

だが実例として親子間、また兄妹間でほぼ同じ固有波長を持った人間同士が存在するケースも稀にある。







5 心霊現象と呼ばれるものについて

 


霊魂というものが現実世界に物質として存在している以上、観測条件により様々な現象が起こることは言うまでもない。

 


心霊写真について

 

霊魂が写真に写り込んだものを心霊写真と呼ぶ。

霊魂はエネルギーを持った物質であり、僅かながらに熱を発しているが、それにより周囲の空気の流れに影響を与えている。空気中の水蒸気がその影響を受けることで、霊魂周辺だけ光の屈折率を変えることがあるが、その状態を撮影すれば霊魂を写真に捉えることが出来る。写真は光源からの光を画像として処理したものである以上、その場に霊魂が存在すれば何らかの痕跡を捉えることは、さほど難しいことでは無い。また同様に映像として動く姿を捉えることも可能である。

 


ポルターガイスト現象

 

霊魂が物質に作用し、音を出したり場所を移動させたりする現象をポルターガイスト現象と呼ぶ。

霊魂が移動する時には壁や床、または天井を伝うことが多いが、その際に霊魂が持つ僅かな質量、また周囲の空気の流れなどの影響を受け、物音が聞こえたり軽量なものが動いたりする場合がある。だが霊魂の与える影響は非常に小さなものであるから、ペンや食器などを動かすことは不可能に近い。

 


心霊スポット

 

霊魂は騒音などの外部刺激により固有波長を乱されることを嫌う。波長の乱れは「霊」から「魂」へのエネルギー供給を妨害する大きな要因となる。

肉体から離れてまだ間もない霊魂は、この世に長く留まりたいと考えることが多い為、外部刺激の少ない場所を居場所として好む。多くの場合、それは故人が元々暮らしていた場所や遺族の住居が使用させるが、そこから遠く離れた場所で死亡したり、死亡時の状況が特殊だった場合などは、付近で人の出入りが少なく、静かで風の影響などを受けにくい場所を探して居場所とする場合が多い。

廃墟や洞窟、地下は霊魂が好む場所として知られている。

 


生霊や幽体離脱

 

事故や怪我の影響などで、肉体が発するエネルギーの波長が変化してしまう場合も確認されている。その場合「霊」と「魂」は時間を掛けて自らの波長を肉体のそれに合わせていくのだが、その期間内は霊魂と肉体の結びつきが弱くなってしまう。その結果、一時的に霊魂が肉体から離れてしまうことが起こる場合がある。

その現象を幽体離脱と呼ぶが、その際に霊魂が別の他人に目撃されるケースも存在する。その場合、生きている人間の「霊魂」という意味から、生霊と呼ばれる。

 


憑き物

 

〇〇憑きという呼び名で全国に目撃例がある、所謂動物の霊が人間に入り込む現象についてだが、大前提として人間とその他の動物とでは、エネルギーの波長帯が大きく異なる為、人間の肉体に動物の霊魂が宿ることや、その逆は起こり得ないとされている。

つまり憑き物として観測されている現象は多くの場合、人間側の精神的な疾患とされている。

 


悪霊や祟りについて

 

肉体が死んで間も無い状態の霊魂は、明瞭な意識と記憶を持っている場合がほとんどで、死の間際の状況によっては、特定の人物に強い恨みを抱いていることも考えられる。その際にはその人物に明確な意思を持って近付き、恐怖を感じさせたり謝罪の意思を引き出させようと行動する場合がある。

 


除霊やお祓いについて

 

霊魂自身は肉体を失い、非常に不安定な状態であることから、活動時間もおのずと限られている。

その為、特に何もせずとも時間経過と共に霊魂は消滅する。急を要する場合や、霊魂を周囲に近づけたく無い場合は、霊魂が嫌う状況に身を置くことが有効である。具体的には大きな音を鳴らす、周囲に強い風の流れを作る、といった霊魂が近づき難い、霊魂の持つ固有波長を乱す要因を作る、などがある。









6 霊魂と関連がある病気

 


霊魂が肉体と結合している間に強い衝撃や刺激を受けることで、霊魂が機能不全を起こす事例が報告されている。

霊魂が宿る場所は頭部の前頭葉付近だと考えられているが、事故などで該当箇所を損傷するなどした場合に「魂」の中の「憶」や「精」がダメージを受けることがある。

「憶」が機能不全を起こすと記憶障害が起き「精」の場合は意識障害が起こる。

一部の破損であれば、時間の経過と共に回復する可能性もある。これは「憶」や「魂」が脳の一部に自らの機能を補佐させる段階で、バックアップを残している為だと言われる。

 


脳死と霊魂

 

霊魂は記憶と意識を元に能動的に肉体を動かす役割を果たしている。それに対し脳は呼吸や循環器の制御など、無意識化での肉体の維持を主な役割としている。

脳と霊魂は連携しなければ人間にとって十分な機能を発揮出来ない仕組みになっている。パソコンに例えて言えば霊魂はオペレーションシステムに相当し、脳はマザーボードに近いと言える。

脳死状態では「霊」と「魂」のうち「霊」だけが活動している状態で「魂」については休止状態となっている。







7 霊魂との対話

 


死後さほど時間が経過していない段階では、生きている人間から霊魂への、言葉による意思伝達は可能である。

ただし霊魂の持つ感覚器官は限定的な機能しか持たない為、周囲が騒がしい場所や、風の強い屋外などでの呼びかけは避けるべきである。

死者の供養の際に使われる蝋燭の灯りや鈴、木魚などは霊魂にとって認識しやすいものだとされている。読経のリズムなどは人間の肉体の持つ固有波長に相性が良いとも言われており、そうした条件を揃えることで、霊魂にとって心地よい環境を整えることが出来る。また線香の煙は、室内の微細な空気の流れにも影響されるが、霊魂の動きや存在を知る手段として手軽に利用出来る。

霊魂から人間への意思伝達は、移動によって音を鳴らすことや、重量の軽い物質を動かすことで行われる場合が多い。

また死者の肉体が持っていた固有波長に、非常に近い波長を持った人物がその場に居た際に、ごく短時間だが死者の霊魂との疑似的結合が見られる場合もあるという。

結合が起これば具体的な言語による意思の疎通が可能となり、記憶の受け渡しもある程度行えるとされる。

死者の霊魂を生者の肉体に宿す行為は、宿主となった生者本来の持つ霊魂の結合を乱す場合があり、危険であると言われている。最悪の場合、生者本来の霊魂が肉体から追い出され、死者の霊魂に肉体が乗っ取られる可能性も僅かに存在している。








8 特殊なケースと霊能力

 


霊能力者

 

自発的に霊魂と意思疎通を行ったり、除霊を行ったりする人間を霊能力者と呼ぶ。

人間の肉体はエネルギーを発しており、そのエネルギーにはその肉体固有の波長があるが、基本的にその波長は人間ごとに異なっており、種族が違えばその違いは非常に大きなものとなる。

霊魂はその固有波長に対応した波長で常に震動しており、その震動そのものがエネルギーを持っている。

霊魂は自分の肉体以外とは、この波長の違いから結合することが出来ないというのが大前提となっているが、ごく稀に生まれつき、または後天的に不特定多数の波長と相性の良いエネルギー波長を持った肉体を持つ人間が存在する。

具体的に例を挙げれば、16000と8000では桁が違う程離れた数値だが、比率として見れば丁度2対1である。

16と32と48は全て8の倍数であり、2でも4でも割り切れる数値である。

逆に100と101は一つ違いの非常に近い値だが、同じ数値で割り切れることも無い。

このように一見すると遠い値でも相性の良い値は存在しており、これは肉体のエネルギー波長についても同様のことが言える。

こうした特性を生かし、自らに縁の無い人間や動物の霊魂を自身の肉体に結合させることで、死者しか知り得ない情報を引き出すことが出来ると言われる。

霊能力者は前述の相性の良い波長の保有だけでなく、自身の持つ霊魂との結合も特殊である場合が多い。

他者の霊魂を肉体に結合させても、自身の肉体と霊魂の結合力が非常に強く、影響が出ないというケースや、そもそも自身の肉体と霊魂の結合が弱く、本来の霊魂が追い出されてしまっても容易に元に戻せる、など、様々なケースが確認されている。







あとがき

 


現代において霊魂について研究するということは、自らオカルトのレッテルを貼る行為に他ならない。

一度そのレッテルを貼ったならば、社会からは異端と見なされ、同様の眼で見られたく無いと考える人物や団体から、一切の協力や援助は無くなるだろうと思う。

それこそが大きな落とし穴では無いのかと筆者は考える。

近代科学の発展の為には、中世以前のこうしたオカルト的要素を排する必要があったのだろうということは、容易に想像出来るのだが、現代においてもそうした思想が必要なのであろうか。

自分は現代こそ、今まで排除してきたオカルトと言われる分野の研究を再開する時期では無いかと考えている。

人間の命はどこから来るのか、そして死後どこへ行くのか。

人の意識はいったい何処から生まれているのか?

こうした疑問に答える為に霊魂の研究が不可欠であり、今まさにそうした時期に来ているのではないだろうか。

 

霊魂を知ろうとすればする程、浮かび上がってくるのが宗教との関係だった。科学的に体系的に分析することで、霊魂は宗教の教えから遠ざかると考えられていたが、実際には反対の結果が現れつつある。

法事と死後の霊魂の状態などは、驚くほどに上手く出来ていると感じるし、恐らく他の宗教においても、同じことが言える部分がきっとあるはずだ。

 

この文章を読み終えた後、少しでも多くの人々が霊魂について真摯に向き合い、様々な角度から多様な調査研究が始まるのだとすれば、大変嬉しく思う。







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長文大変失礼いたしました。お疲れ様です。



(; ̄Д ̄)「長すぎるんだよーっ!!」



これらの文章はある冊子のほぼ全文を引用しています。



冊子の正体はアタクシが大昔に書いたインチキ本。
同人誌にも満たないものです。
これを読んでトンデモ科学だとか、死者と遺族を冒涜しているとか、いろいろな意見があって良いのです。好きに言ってください。



そもそもこれは『大切な人を亡くした人が、前を向いて生きていけるようにとでっち上げた手の込んだ嘘』なのです。



死んだ人間がどうなったのか?
死後の世界はあるのか?
幽霊は居るのか?
天国はあるのか?
成仏ってなんだ?
お葬式に意味はあるのか?


・・最期を看取れなかったら、二度とその人に言葉は届かないのか?


これらの全てにきちんと答えられる人は当時(周囲には)誰も居ませんでした。
だからこそ「もしかしたら」や「ひょっとして」を繋ぎ合わせて、表面的には辻褄を合わせた手の込んだ嘘が必要だったのです。


冊子は嘘だと一蹴するには手が込み過ぎており(かなりそれらしかった)、幸いに役目をきちんと果たしてくれました。
もしも、今回これを読まれた方の周りに同様の苦しみや悲しみを抱えている人が居られるのなら・・


これが災害の多かった2018年の終わりにこの記事を持ってきた大きな理由です。







多少長くなってしまいましたが、今回の記事の意味についてご理解頂ければ何より嬉しく思います。