11月ですね。
ハロウィンも終わりました。


アメリカの中間選挙が来週に迫っており、ニュースもしばらくこのネタを取り上げる模様です。
中間選挙は4年おきにある大統領選挙のちょうど中間に行われる上・下院議員の選挙です。


「大統領の信任投票だ」


なんて言われていますが、そういう見方もある、というだけです。
中間選挙で敗北すれば大統領じゃなくなる、という訳ではないです。
でも日本で例えるなら衆参両院の同時選挙みたいなものです。こりゃでかいですね。
さすがにこれで政権担当政党が惨敗すれば次の選挙で大統領がヤバいことになるのは予想できます。
そういう意味で大統領の今までの政治手腕の「通信簿」的な指標とされているようです。


政治的な意見をここに書くつもりはありません。
トランプ大統領のことも良く知りませんし。
ただあの方は『1対1の交渉に絶対的自信』をもっている人なのだろうな、というのは何となくわかります。
よく彼は『ビジネスマンだ』と言われていますが、ビジネスマンにとって交渉術は最も大切なスキルです。トランプ大統領が政治をビジネスのようなものと捉えるならば、当然今後も交渉術は重要になってくるのだと思います。











交渉術とは



交渉というのは相手に何かをして欲しい時に行う話し合いのことです。
交渉術とは、交渉を上手に進める為の手段です。
交渉術に長けているかどうかを交渉力という言葉で表すこともあります。


日本人は交渉が苦手だと海外から見られることが多いそうです。
アタクシもそう思います。
だからこそ特別な資格や技術を持っていなくても、少々経験を積んで多少の交渉力を持った人間が会社で重宝されるのです。



(=゚ω゚)「交渉術をマスターしたいぞ!」



よく『これだけ覚えておけば交渉はばっちり』みたいな記事がありますが、ドラクエの呪文ではないのですから、実はあまり実践的ではありません


「〇〇の場合はこうしよう」
「交渉の場では〇〇をすれば好印象」


みたいなものは、あくまでそういう場合もあるというだけであって、技術的なものではないのです。
よくあるRPGのような


「炎属性には水属性で挑め」
「ボスにデバフが効かない場合は味方陣営のバフで対処」


みたいなセオリーはありません。
交渉術にはどんな場合でも適応される定番は無いと思っていいでしょう。



(*・ω・)「おまえ本当にゲーム好きだなw」



ただ、相手の反応に合わせて対処方法をその場で瞬時に切り替えていく臨機応変な部分などはゲームで言えばPvP(対プレイヤー戦闘)に近いものがあり、共通する部分が多いのも確かです。


交渉術、と言えるような『定番』は無い、とはいえ、ほとんどのケースに当てはまる『準備』といえるものはあると思います。
恐らくそれが交渉術の本質とも言える部分ではないのだろうか、とアタクシは思っています。











交渉の準備


準備、といっても


・身だしなみを整える
・目的地までの経路と所要時間を調べておく
・約束の時間より早く着けるようにする


といったような類のものではありません。
これは交渉の準備でも何でもなくて単なるマナーです。
交渉の準備に一番近いものは「作戦会議」ではないかと思います。


まず大前提として交渉には『相手にお願いしたいこと』が存在します。
全てはここから始まります。




交渉準備



①お願いしたいことを明確にしておく→あたりまえ

②もし①がダメだった場合にお願いする自分にとって、①と同価値の代替案→いくつもあった方が良い

③絶対に譲れない条件をはっきりさせておく→そこを譲ったら交渉しない方が良いというところ

④どのあたりまで譲れるのかはっきりさせておく→落としどころを見付けておく



準備はこれだけです。
仕事でもプライベートでも違いはありません。








いざ交渉の場へ



準備さえ万全ならば、何も困ることはありません。
相手の話をちゃんと聞き、失礼が無いように受け答えしていればなるようになるでしょう。









まとめ



交渉はコミュニケーションの先にあるものです。
特に必要なスキルがあるとすれば、一般人レベルのコミュニケーション能力だけです。



(((o(*゚∀゚*)o)))「よーし、これからお小遣いアップを交渉するぞ」



交渉が苦手だという方は今回の記事を踏まえて、まずは基本的なコミュニケーションから始めてみてはどうでしょう。