下水管の清掃をやってもらったのですが、その後しばらく排水溝から嫌なニオイが上がってきて閉口しておりました。
せっかく綺麗にしてもらったのに、ニオイに悩まされる期間があるというのは何とも困った現象です。現在は一切しなくなりましたが、こういうものなのでしょうか?
仕組みとして仕方のないことだとすれば、業者の方は日々この現象に対するクレームに追われていることでしょう。
仮にテレビの映りが悪くなって修理の業者を呼んだとします。ちゃんと直りましたがしばらくノイズが入りますので我慢して下さい、と言われたら納得しない方も多いでしょう。


そういえば水周りのあちこちに使われている塩ビ管ですが、地面に埋まっている(日光が当たらない)ものならば40~50年は問題無く使えるのだそうです。
雨どいのような地面の外に出ている塩ビ管については、日光や風雨などの影響を抑える為に塗装することが望ましいとのこと。
安くて丈夫で長持ち。
塩ビは皆さんの生活を裏で支えているんですね。







25mmのRTAは太い




先日Dead Rabbit RTAの実物を拝見しました。
シンプルかつ理にかなった構造に見えます。これは欲しい。


トップサイドからの空気取り入れは、RTAの宿命とも言える『漏れ』を物理的に排除する方式で、GeekvapeのZEUSやOBSのEngineシリーズが採用しています。DRRTAと同時期に発売したAmmit MTL RTAも確か同じ方式だったと思います。
高い場所から取り入れた空気を、専門の通り道を経由させ下まで下ろし、ボトムやサイドボトムエアフローに変換するという手間はありますが、RTA=漏れる&ビルドが難しい、というイメージがあるユーザーを振り向かせることに成功したと思います。


ただし構造が複雑な分、洗浄しにくいとかコストが掛かるなど弊害も無いわけではありません。
しかしDeadRabbit RTAは空気取り入れ口内側のフィンでエアーの向きをコントロールしている分、非常に単純な構造でも他のトップサイド式のRTAと同様の効果を狙っているようです。
その割にはそれほど安く感じないのですが、決して高価ではないと思います。



(*・ω・)「じゃあすぐに買えばいいじゃん」



前述の競合機種は構造が複雑な分、どうしてもアトマイザー径が太くなる傾向にありました。
簡単に言えば普通の22mm径のRTAの外側に空気の通り道を作っているので、どうしても太くなるのです。なのでどうしても24~25mmというサイズになってしまいます。
太いRTAが好きな方はもちろん居るのですが、アタクシはちょっと敬遠しがち。


内部構造が簡素化されたDeadRabbit RTAならもしかしたら・・と思っていたのですが現物はブリブリの25mm。
その理由はデッキを見れば一目瞭然。
多くの方が慣れ親しんだ24mmRDA版のデッキをそのままやや小型化して内包していて、ここをチャンバーとタンクで覆っているので必然的に太くなっているという訳です。
デッキが広い分ビルドもし易く、疑似ポストレスなので大きなコイルも置けます。チャンバー内スペースが広いのでコイルサイズもRTAとは思えない程に自由度が高い作りです。


なんだかレビューのようになってきたので、ここで止めましょう。まだ吸ってもいないし。


ともかく理由があってこその太さなので文句など無いのですが、太いもんは太い
そんな訳で非常に自分勝手な都合で二の足を踏んでいる次第です。









2mm刻み



そもそも何故24mmや25mmのRBAが増えたのか、という疑問は


『22mmよりもデッキが広く取れるのでデュアルのビルドがしやすい


ということに集約されると思いますが、それとは別に疑問も・・



(*・ω・)「16mm、18mm、20mm、22mmと2mm刻みで来たのに何故急に1mm刻みの25mmになったの?次に来るなら26mmじゃないの?」



不思議に感じる人も多いのではないでしょうか?
それを考えるには、まず何故22mmのアトマイザーがこれほど一般的になったのか、という疑問を避けて通る訳にはいきません。
まずはそこから考えてみましょう。











22mm径のアトマイザーがスタンダードになった理由



現在VAPEで使われるバッテリーは18350、18650、20700、21700、26650あたりが一般的です。
その中でも18650バッテリーのシェアは絶対的。
サイズや容量、パワーのバランスが取れているというのが主な理由です。


この『18650』という数字が『直径18mm・長さ65.0mm』という意味だというのはご存知の方も多いでしょう。


さて、わかりやすいのでメカニカルのチューブMODを例に出します。ペンタイプスターターのセミメカMODでも構いません。
このタイプのMODは筒状の本体の中に18650バッテリーを収納します。
さてバッテリーを収納した状態でのMODの太さは直径何mmとなるでしょう。



(*・ω・)「出来れば太すぎないスリムな感じがいいよね」
(=゚ω゚)「外側の素材が薄ければ軽くなるし、材料費もかからないしね」



では金属スリーブを限界まで薄くしたらどうでしょう。


(*・ω・)「落としたらへこむよね」
(=゚ω゚)「握り潰されるかも」


塩ビ管は丈夫だと言いましたが、それは耐久性を考慮した素材の厚みを持たせているからです。割と細めのものでも3mm程度の厚みがあるものがほとんどです。
チューブMODに使用される金属はステンレス、銅、真鍮などが一般的ですが、さすがに1mmを切る厚みでは使用に耐えられないでしょう。
加工のしやすさと強度のバランス、デザインを施す余地などを考慮した場合、恐らく2mmという厚さにたどり着くのは自然の流れだと思います。


では直径18mmの18650電池を、厚さ2mmの金属チューブで覆った場合の直径はどうなるか?


そうです、ぴったり22mmとなるのです。



(*・ω・)「なるほどなー」



これはBOX型のMODの場合でも同様です。
箱型とは言えど、加工のしやすさや強度、デザインなどを考えて電池ケース部分の素材の厚みを考えれば、横幅が22mmに近くなります。



(*゚∀゚)「どうせなら22mm径のアトマイザーと対になるように売り出そうぜ!」



VAPEとはMOD本体とアトマイザーを組み替えて使用するものです。
22mm径のアトマイザーが一番似合うMODが一般的になったのですから、その後発売されるアトマイザーのスタンダードは22mmとなっていった、ということです。










24mm径のアトマイザーが登場



中国の有名マスプロメーカーは、22mmアトマイザーがツライチとなるMODを多く発売していたイメージですが、北米などでは『ダウンサイジング』など全く気にしていないようなゴツイMODがかなり普及しています。
素材の厚みなどは『頑丈にしたい』『薄くするのがめんどくさい』『大は小を兼ねる』という発想に従えば、ぶっちゃけ何mmだろうと関係ありません。
BOX型のMODで天面が平らならば、太い径のアトマイザーが普通に乗るMODが増えてきた訳です。


チューブMODについても、2mm厚の素材ではモールドや彫刻を施すとその箇所だけ強度が貧弱になります。仮に3mm厚の素材を使えば、深さ1mmまでは安全にデザインに使用可能なのです。
ちなみに直径18mmの電池の外周を3mm厚の素材で覆った場合のMODの太さは24mmです。


しかしややデザイン的にどうなの?という人も居て、22mm径のアトマイザーとMODの間にスペーサーを介して接続することを考えたりしました。



(*゚∀゚)「もう素直に2mm拡大しようぜ」



24mmのアトマイザーを発売しても使い道がある、という状況がこの流れを生みました。
実際に作ってみたらデュアルコイルもスペース的にビルドしやすく、何ならトリプルやクアッドの敷居も低くなっていきます。
爆煙傾向のブームがそれに拍車をかけ、いつの間にか多くのメーカーから24mmのアトマイザーが発売されていきました。
にわとりが先かタマゴが先か、という話になってしまいますが、24mm径のアトマイザーが生まれた背景には、22mmの頃とは違い様々な要因がかみ合っているのだと思っています。










24mmから何故1mm刻みの25mmになったのか



25mmは1インチでもなく(1インチ=25.4mm)非常に中途半端なサイズです。
わざわざここで刻んだ意味について考える為には、最初に戻る必要があります。


そうです。


『18650電池から自然の流れで22mmが導き出された』


というあの話です。


25mmというサイズのアトマイザーは24mmと一緒くたにされていますが、実は純粋な25mm径というのは最近までごく一部を除きほとんど存在していませんでした。
本当は24mmにしたかったのだけれど、設計変更が出来ずに、また構造上やむを得ず25mmになってしまった、と思われる機種もいくつかあります。
タンクやトップキャップの外周は24mmなのにエアフロコントロールリングの外周のみ25mmということだってあるのです。


ただし本当に最近発売された機種の中には、24mmに抑えることが出来るし、その余地も技術もあるのに25mmを選択したと考えられるアトマイザーがちらほら見受けられます。


これはどうしたことなのか?



(。・ω・)「デユアルMODとかで基板いれたら幅が26mm近くになった機種もあるし、それ用じゃないの?」



だったら26mm径を出せばいいのです。
VAPEに関することで最近になって起こった変化。
これに何か思い当たるものはありますか?



(*゚∀゚)「20700と21700電池が普及してきたぞ!」



ですね。
21700の方が少し太いです。直径21mmです。
そういえば対応MODもかなり増えてきました。
中国の有名マスプロメーカーもPico21700やEspion solo、Armour Proなど良機種を次々発売しましたね。


では


直径21mmのバッテリーを、加工のしやすさや強度のバランスなどを考慮して2mm素材で覆った場合の太さは何mmになるでしょう?


正解です。ぴったり25mmとなります。





ここでポイントとなるのは、24mmから1mm刻みで25mmになったということでは無く、直径21mmの電池をベースに25mmを導いたということ。
こう考えれば何も不自然な部分は無くなります。
この考えも元にすれば、次に登場するのは26mm径のアトマイザーでは無く、27mm径ということになります。


いや、それはいくらなんでもどうなのよwww










まとめ



冒頭に書いていませんでしたので、ここで書かせていただきます。
内容はいつも通りです。


注意:この記事の内容はあくまで管理人本人の私的な見解を元に書かれたもので、検証が行われていなかったり不十分だったりすることが大いにあります。内容を真に受けず、あくまでも暇つぶしの道具として読んでいただければ幸いです。本当のことだと思って読んだのに時間を無駄にしたというご意見については申し訳ありませんが対応出来かねます。



(*゚∀゚)「いやー実はさ、WotofoのSerapent Elevate RTAがすごーく気になってるんですよ。あれ24じゃん!シングルじゃん!ね?わかるよね?510変換も出来るしコイル足カット定規付きだよ?だいたいSerapentって今までほとんどハズしてないんだよね!気にならないわけないじゃん!!」


やっぱり両方見てからですよね。
両方共に実際に見て確認した上で



(*゚∀゚)「両方買うwww!!」



冗談じゃなくなりそうw