こんにちは。
寒くなりました。
もうすぐ手袋とマフラーが必要になると思いますが、何となく11月中は我慢しようかと思ってしまうのは不思議ですね。
○○縛りというルールを無意識に適用させているのかもしれませんが、健康に関することにはなるべくフレキシブルにいきたいものです。




アタクシがほとんど観ていないのが海外ドラマ。
何作品かは観たことがある、という方がほとんどのようで、そうした話題になると聞き役に徹することにしています。
アタクシが唯一観ていたのは『X-File』くらいです。
割と最近新シリーズがやっていたような。


※絵本になったそうです。大変良いことだと思いますが、そうした時代の流れ自体に驚きます。誰が企画したのやらw


説明の必要も無いくらいの有名作品ですが、簡単に言えばFBI所属のモルダー捜査官(超常現象大好物男)とスカリー捜査官(クソ真面目常識人女)のラブコメです。異論は認めます。


UFO、幽霊、超能力を陰謀論と絡めた独特のストーリー運びは、観る人によっては『ついていけないw』のですが、モルダーのやっていることのほとんどが理解出来る人にとっては



( ≧∀≦)「そうじゃないモルダー、それはミスリードだー!」



と、楽しく視聴出来ます。
この世には不思議なことが山ほどあるので、現実の出来事と照らしても面白いのですが、アタクシのようなオカルト大好き人間はこうした作品を普通とは違う視点で観たりします。


それは最新のオカルト界隈のトレンド情報です。









オカルトにはトレンドがある



具体例を挙げてみます。
かつて空飛ぶ円盤ブームの頃は、円盤の飛行原理は全くの謎とされてきました。
時は流れそれは何らかの物質を燃料とした反重力推進機だと言われるようになりました(注釈1)。
その後、その燃料は人類が知らない未知の元素を使ったスラスターに頼らない推進機と考えられるようになりました。そして最近の作品では円盤の動力源としてウンウンペンチウムという具体的な名称まで登場しています。


注釈1:重力には反物質のように力を打ち消すものが存在していないと考えられており、したがって反重力も存在しないということになってきてます。


空飛ぶ円盤というもの自体も昔は未確認飛行物体=UFOという呼称が一般的でしたが、それがだんだんと『未確認ではない、あれは実在が確認されたものだ』として空飛ぶ円盤:フライングソーサーという呼び名を使うようになってきました。現在ではもっと明確に、異星人の乗り物:エイリアンクラフトと呼ぶことが多くなったと思います。


このような流れはオカルト先進国であるアメリカなどで、生粋のオカルトマニア達が話題にしているトレンドをくみ取ったものです。


つまり、作品を観るだけで最新のオカルト情報を得ることが出来るという訳です。




月の裏側についても長年『宇宙人の基地があるかもしれない』『アポロ計画を行ったアメリカは何かを隠している』などと言われてきましたが、実際に探査機が行って撮影した画像が公開されてからは『何かあるかもしれない』という推測の段階から『この建造物らしきものは異星人の乗り物の発着施設か?』という分析の段階に入っています。
調べる対象が何も無かった以前とは違い、無数の資料から何かを探すという時期に入ったのです。


こうしたことを知らずにいるとオカルト好きとしては『勉強不足』であり流行に乗れていない恥ずかしい人ということになります。一般の方からは変人扱いされ、同じ趣味の人々からも馬鹿にされれば居場所などもはや何処にもありません。


オカルト好きににも「その人にしか分からない苦労」があるのです。









ネタが限られてくる




しかし、こうして様々なことがオカルト界隈の中で定まってくると、想像力に任せて個人個人が自由にいろいろ想像していた頃よりも、ネタ自体が限定されてくるという現象が起こります。
事実、謎の絶対数が減ってきているので、ネタが少なくなるのは当然です。
ですが、限定されればされるほど、今度はそれを掘り下げるしか無くなります。


今までは『謎は謎を呼ぶ!』などで終わりに出来たネタを再度掘り下げ、より具体的に詳細な続編が続いていくのです。
現在のオカルト界隈の雰囲気としては、漠然としたネタ探しが減った分、ひとつひとつのネタが濃くなる傾向にあるようです。
そして、この『ネタと書くこと語ることが限定された状態』の中で生み出された発想や説というものは、非常に面白いものが多いです。


A、漠然としたものの中から集めて作り上げた1つの話
B、1つのものから始まって無数に展開していく話


どちらも楽しいのですが、Bの方が聞き手の想像力に訴えてきます。
ネタが限られてきて何も困らないどころか、さらに面白くしようとしているというオカルト界隈のファンの方々というのは、何だかすごくレベルの高い人々なんじゃないのか、と勘違いしてしまいそうです。







ブログのネタ



1日に何度も更新してるけど、よくネタがありますねー。
というのはこのブログに関して以前から言われていることなのですが、それはVAPEに関係無いことを書いているからで(実は少しだけ関係ある場合もあるよ)、VAPEネタだけで書いていくとするならば以前にも書いたことをどんどん掘り下げていくしか無くなります。


それは別の意味では面白いのかもしれませんが、暇つぶしのツールとしては書いている方も読んで下さる方の方も、やや窮屈なのではないかと思っています。
書くことが決まっていて、それについてどんどん濃くなっていくなら専門書のようになってしまいますよね。
肩の力を抜いて眺めるならば雑誌のような手軽さと、1コーナーせいぜい2ページくらいの内容のものがいくつもある方が楽しいように思えます。
少なくともアタクシはそう思うので、しばらくはこのスタイルでやっていく予定です。


それから記事はコンスタントに1日2個書いているのでは無く、4個書いたり6個書いたりする日と1個も書かない日があります。
ブログを書いているからといって、時間や作業に追われているように感じる状況には一度もなったことはありません。






まとめ



オカルト大好き人間というのは大まかに二種類居ると思っています。


①娯楽としてのオカルトを楽しむ人
②劣化したリアルモルダーみたいな人


疑似科学を偽物と認識しつつも雰囲気を楽しんだり、そうした発想そのものに感心したりすることは、生活に余裕を生む文化的な行為だと思います。


オカルト。
それは現実の中に作られたリアルを装ったフィクション。
嘘や偽物であることを分かった上で、自分もそのフィクションの中に登場人物として入り込んでいく度量が求められる高度な知的エンターテイメントなのです。


あ、②の方はただの危ない方なので出来れば深く関わらないように距離を取りましょう。
出来るならば別れ際にこう声を描けると良いかと思います。



(* ̄∇ ̄)「あなた、疲れているのよ‥‥」


と。