自作MODの話の話です。
ステルスMODが大好物なアタクシは、次に作りたいMODはステルスMODだと思っています。


何だかんだ言っても基板の恩恵というのは大きいと考えているので、作るとしてもセミメカかテクニカルだと思うのですが、ステルスMODのデザインを考えていると、どうしてもどこかで見たことのあるようなデザインになってしまいます。


何か作っている時に「それっぽさ」というのは大事だと思います。思うのですが「〇〇に似ている!」という感覚のことを言っているわけではないのです。











試行錯誤①



ステルスMODの形を考える上で頭を使いそうなのは2点。
それは


・アトマイザー取り付け位置の高さはどうするのか?
・基板はどこに収納するのか?


アトマイザーを接続する510コンタクトの真下に基板を収納するのなら、どうしても接続位置は高くなります。高ければ高い程ステルス感が無くなります。
いや、位置的な高さよりも、バッテリー収納部分の高さとの『差』がステルス感を演出している気がします。
実際Tesla Stealthなどでは、MOD全体の高さは他社の平均的なMODよりも、かなり高いです。
ただし、アトマイザー接続部分が目に見えて下がっているのでステルス感が強い見た目になっています。


ただ、基板はできれば小さく薄いものがいいです。
・・そうだ、側面に出してしまえばいいのか!





diymods201-1
ということで考えたのがこんなデザイン。
ただ、これって〇UNBOXのアレに割と似ている気がします。
自分としてはトップファイヤにしたりディスプレイを横にしたり工夫はしているんですが、何となく初見で



(*゚∀゚)「〇〇の真似じゃん!」



と言われそうで悲しい。
ならば少しひねって、これならどうかなと考えたのが次のデザイン。





diymods201-2


ディスプレイを底面に配して、見た目は非常にすっきり。
やや全体的に高さが出てしまうけど、ステルス感はしっかり出ています。



(*゚∀゚)「でもさ、これはこれで〇〇に似てるよねえ・・」



どうすりゃいいのよ。
いや、そもそもVAPEのMODってほとんど何かに似ているじゃない?
だって見た瞬間に「あ、VAPEのMODだ」って分かる訳ですし。



(*゚∀゚)「言い訳してるwww」



むうう・・









試行錯誤②



自作MODを作る場合は


・オリジナリティを追求
・既存のカッコイイ製品をリスペクト(コピー)


のどちらかになるかと思います。


アタクシは・・そりゃ理想はオリジナリティですよ。そりゃあねえ・・でもまだ見たこと無いようなMODのデザインなんて、そうそう出てこないです。
しかも使えないと意味は無いし、そもそも作れないならもっと意味が無い。


というわけで考えすぎて何だかよくわからなくなった結果、強引に絵に落としてみたのがこちらです。




diymods202



ランディングギア(実際は2つがハの字に展開してスタンドとして機能します)については背面に折りたたんで収納できるので問題はありません。



(*゚∀゚)「問題はそこじゃねえよw」



最初と全然変わっているのは迷走した結果です。
テクニカルからセミメカに変わり、ステルスがスコンカーに変わってしまっています。
おっしゃりたいことは分かりますw
自分でもどうしてこうなったのか分かりません。


ただ、スコンカー用のボトルを取り去ってアトマイザー位置を下げればステルスっぽくはなりますし、フルサイズの基板だってバッテリー収納部の裏側とかに入れ込んでしまえば何とかなる・・ような気がします。


どうしても立たせると不安定になるので、バッテリーの後方や両側面から触手状のスタビライザーを伸ばして、床(机)に這わせるというのもアリかもしれません。あれですね、ナーガの下半身のような感じでしょうか。
また、もしデュアル用の基板を使用した場合には、バッテリーチューブを背面から放射状に2本取り付ければバランスが良いかもしれません。
フルアーマーユニコーンガンダムのイメージですね。



(((( ;゚д゚)))











まとめ



オリジナリティを追求するということは、今までの


「こういう形だと使いやすい」
「こうなってると作りやすい」
「ここをこうすると持ちやすい」


のような蓄積を全て無視するということでもあります。


※VAPEに関したことだけでなく、様々な分野でいろいろな方が頭を悩ませることなのでしょう。


前作と比較して飛躍し過ぎたデザインというのは、当然以前の良かった部分まで消えてしまっているので、だいたい低評価になりがちです。


だからこそマイナーチェンジが必要なのだと思います。


小さな変更と改善を重ねることで、結果的に大きな変化をスムーズに行うことが出来る訳です。
今回の記事では弄り過ぎてとんでもない結果になっていますが、これは決して無駄ではなく、これを元に少しずつ変更と改善を繰り返していけば、結構まともな形になるような気もします。


根拠ゼロですが。