こんにちは。

ボールペンのインクを使いきる、という経験は今の仕事で初めてしました。
もちろん昔からボールペンは使っていましたが、インクが乾いて書けなくなって捨てたり、紛失して終わり‥というパターンがほとんど。


ということで定期的に文具店に行ってボールペンを物色しています。
一時期流行したゲルインクボールペンは、書き心地は良いものが多いのですが、インクを多量に消費する傾向にあり、仕事向きではないように思います。大事な時に残量不足になったり、燃費の読み間違いで痛い目を見ることもあります。


ボールペンのインク(リフィル)だけ購入することもありますが、それはかなり使い込んだ場合のみ。
定期的にチェックしていると、文具メーカーが新商品をリリースしているので、その安いグレードで数種類(ペン先の太さ別)購入して使ってみます。
そこで良いものがあれば、同じ系統の高いグレードのものを買い、今度はインクだけ購入して長く使うことにしています。
ぺんてるのビクーニャなどは気に入って手帳用にも別途購入しました。
日本の文具メーカーの技術は世界的に見ても高水準なので、アタクシは国産を好んで使っています。






使いきらないと思っていたら



先日、トコノールを使いきってしまい、急いで補充しました。
トコノールとは革の処理に使う資材で、その筋の方々にはお馴染みのアイテム。


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これ、初めて購入した時は『絶対に使いきることは無い』と思っていましたが、全然そんなことはなく、みるみる減っていきます。
ちなみにトコノールとは『全ての床→床オール』から来てるのだそう。


※VAPEを吸う方の中には革細工を趣味にしている方が多くいらっしゃるようですが、自分で使うものを納得のいくまで作るというのは、ビルドにも通じるのかもしれません。大人の男の趣味としてもっと広まれば良いと思います。






VAPEコットン



今年いっぱい保つかと思っていたのですが、11月末に常備コットンが底をつきました。
結構な量入っていたんですが、見事に使い切りましたね。半分は捨ててるのですけど・・。
メイク(メイク落とし含む)でコットンパフを使用する女性はもっと何倍も消費するそうですから、それを聞くと少し安心(?)します。



( ・∀・)「どんかコットン使ってますか?VAPE用コットンのオススメはありますか?」



ごくごく稀に質問されますが、個人的にはオススメのVAPE用コットンはありません


今はどんなコットンでも普通に美味しく吸えるという環境ですので、必然的にオススメというものはありません。それなりのお値段のするコットンで明らかに『ハズレ』というものがあるという話も聞きませんから、いろいろ試していきながら進化を楽しんでみる、というのが趣味的には正しいのではないでしょうか。


ただし


VAPE用では無いコットンの方が当たり外れが大きく、品質や特性に差があり、値段と量もバラバラですので、冒険のし甲斐があります。
ビルドを試行錯誤しながら様々なリキッドを試す、というのがVAPEの醍醐味だとするならば、どんどん交換してどんどん捨てるというのを求められるのがコットン。
これは良いコットンで高価だから・・と躊躇していては楽しみも半減するかもしれません。


A-5ランクの牛肉が美味しいのは当たり前。
真のVAPERならば、まあまあ美味しく吸えるギリギリの等級のコットンを、価格と量のバランスを考えつつ、いつも大量に常備しておくことが嗜みといえるのではないでしょうか。










コスパ抜群のメイク用のコットンパフをVAPEに使う



メイク用のコットンというものは、多くの場合長方形にカットされています。
空気を含みやすくふんわりとした板状の内部構造体を、表と裏からしなやか&なめらかな薄いシートで挟み込んだ3層構造となっています。


だいたいの方はこれを三枚におろして使います。
その際に


・表面のしなやか部分を好む人
・内側のふんわり部分を好む人


というように好みが分かれたりします。
VAPE専用コットンでもシートタイプとふんわりタイプがありますので、ここは大いにこだわりを見せて良いのではないでしょうか。


現在ドラッグストアなどで簡単に手に入り、安くてボリューム満点なVAPE用メイク用コットンとしては


・資生堂のお手入れコットン(大判なのでレッグの長いコットンワークに対応)
・コットンラボのオーガニックコットン(丈夫)
・無印コットン(多い)
・DAISOのコットン(煮ると化ける)


が有名(?)ですが、最近アタクシがハマリつつあるのが小林製薬のオードムーゲ「めくれるふきとりコットン」です。



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まずこのコットン、薄いシートの三枚重ねという構造。
通常は三枚おろしにした時に、表裏合わせて二枚しか取れないシート状部分のみで構成されたような状態です。シートを剥がした際の裏面の毛羽立ちも無し。



( ・∀・)「三枚重ねを一枚ずつに分けると、ビルドに丁度良い分量なのよね」



これをくるくる巻いてコイルに差し込むんですが、アタクシの場合2.5mmコアなら半分にカットしてドンピシャ。無駄が出にくい(端数が無い)。ちょうど2回分。


しかもですよ



( ☆∀☆)「あ、美味いな」



嫌われ者のコットン臭がすごく少ない(アタクシ比)気がします。
なんなんだこれは、もしかしたらVAPE用なんじゃないのか?


恐るべし小林製薬


※もちろん箱に化粧用以外の用途にはご使用にならないで下さいとあります








まとめ



たまに包帯(!)で吸ってみた方や、医療用ガーゼでビルドしたりする猛者が居ます。
探すとVAPE専用コットンじゃなくても美味しいものがもっとありそうなのが面白いですね。
ですが安全の為、きちんと組成表示を確認してトライするようにしましょう。


ちなみに


牛肉で良く聞くAー5などの等級の呼び名。
AからCまであるアルファベットの部分は1頭の牛から取れるお肉の量が多いとA、少ないとCとなっています。勘違いしている方が多いのですが、霜降り度合いや柔らかさなどはこの部分では全く区分けされていません。Cの方が霜降りで柔らかい場合も当然あるわけです。
続く数字の部分が、そうした肉の質に関する評価となり、数字が大きいほど霜降りで柔らかく色合いの良い美味しそうなお肉とされます。
つまり極端なことを言えば、実際に食べる消費者にとって関係があるのは数字部分だけとなります。



(。・ω・)「じゃあAじゃない和牛の方が安くて美味しいのかな?」



和牛の多くは1頭からたくさんお肉が取れる理想的な種ばかりです。つまり和牛を選べばほぼAランクなんです。頂く命は最小限に、食べれる部分は最大に、という長年の生産者の方々の努力の結晶です。


我が家では近所のお肉屋さんに、すき焼き用、シチュー用、ローストビーフ用、ステーキ用などと用途を言って、それに合ったお肉を頼んでいるのですが、プロの目から見れば等級に関わらずどんな牛のどんな部位でも見合った調理法で食べるならば、ちゃんと美味しくなるということなのではないかと思います。


たぶん。