東京駅周辺はどうなのでしょうね。
今年は忙しくて観に行けそうにありません。
ああいったクリスマスのイルミネーションは、若い頃は全く興味が無かった(ただの電球でしょ?みたいな)のですが、おじさんになってから綺麗だと思うようになりました。
ドームシティのイルミネーションを初めて観たのも30過ぎてからだったと思います。


そういえばお花見の桜も、紅葉や雪景色もそうです。以前は何とも思いませんでした。
こうした、何というかロマンチックなヤツは色々経験した大人にだけ響くのかも、なんて思っていたのですが、どうやら違うようです。
アタクシは殺伐とした少年~青年期を送っていたのかもしれません。








ここはどこなんだ?



先日ディズニーリゾートについての記事を書きましたが、新幹線で東京に着いた方が舞浜に向かうには、JR京葉線を利用するのが一般的です。


あの『東京駅の京葉線ホーム』というのはとにかく異常な程に歩かせることで有名です。
動く歩道もあるのですが、その距離が長すぎて終わりが見えない感じです。
初めて乗り換える方は不安になり、二回目以降はうんざりします。とにかく遠い。


やっと通路の終わりに来ると、今度はエスカレーターで深く深く潜ります。温泉が出そうですよ。
で、ある時アタクシ思いました。



( ・ω・)「もしここで地上に出たとしたら、そこは果たして東京駅なんだろうか?」



と。








ビッ○カメラだと‥‥



疑問に思うと確かめたい、というアタクシ。
時間は夜。
多くの方が地中に沈む中、その流れに逆行して地上を目指します。
地上に出るとそこは静かなオフィス街。
夜なので人は全然居ません。
少し先に明るい場所があったのでそこを目指します。
看板が見えました。
その店の明かりのようです。
近づいていくと看板の文字が読めます。



( ・ω・)「ビッ○カメラ?」



そこにあったのはビッ○カメラ有楽町店。
つまりアタクシが出てきたのは店の裏側。



((( ;゚Д゚)))「京葉線の東京駅って有楽町だったのか!?」



そりゃ歩く筈です。


ちなみにちょうどその近くが東京駅から続くイルミネーションの出口となっており、件のイルミネーションはアタクシが偶然発見したものです。
帰りはそのイルミネーションを観ながら東京駅の駅舎まで徒歩で戻りました。
予備知識無しで目の前に現れたイルミネーションの綺麗さに心を打たれたのです。


※京葉線には乗らず総武線快速で帰りました。またあそこを通るのはかったるすぎる!










いつでも調べられると思ったら何の知識も得られない



何でも実際に確かめてみようとすると、そのひとつの事実だけでなく、様々な付随した情報も得ることが出来ます。
アタクシ最近、何か調べたいことがあっても



( ≧∀≦)「ネットでいつでも調べられるしー」



と思うようになり、しかも調べる前に『調べようと思っていたこと』すら忘れてしまうことが多くなりました。


そうです。


バカになってきた実感がありますw


今にして思えば、あんな風に様々な疑問を直接自分で確かめてきたからこそ、こんな風にブログを書いていてもネタに困らないのかもしれません。
知らなくて良いことを知ってしまうことも多かったですが、来年は少しずつバカを直すリハビリをしようかと思っています。








まとめ



ネットの調べものと言えばWikipediaですが、項目によっては事実と異なる(と思える)ことがあったりします。
項目自体が存在しないことや、内容が不十分なこともあります。


○○と言われている、等といった記載は割とテキトーなので鵜呑みにしないことをオススメします。
歴史上の人物の終焉の地などは、近代以前はかなり不確定で、実際に現地で話を聞いたり資料や建物、碑などを見ると


「これは箔を付ける為のデタラメっぽいな」


とか


「辻褄はこちらの方が合ってるぞ」


とか色々と印象が変わることも多いです。
確実に言えることは、Wikiに載っていることは現在分かっていることの、一部であり、それ以外にも分かっていないことは山ほど存在しているということ。


もう少し気温が上がってきたら、来春は自宅から歩いて行ける古墳に向かおうかと思っています。
古墳と言うと『古代の有名な豪族の墓』というイメージがありますが、大規模な調査チームが来ることはほとんど無くて、近くの大学や行政の担当者が来て



( ・ω・)「うん、わからん」
(  ̄ー ̄)「オッケー、埋めよう」



というケースもあります。
誰のお墓なのかすら不明。


古墳A:人骨出土(不明)


で処理されているものがいくつもあります。
山だと思ってたら古墳でした、なんてことも。


まだまだ世の中は疑問だらけです。
Wikipediaは見る為だけに存在する訳ではありません。そろそろ項目を埋める側に回ってはいかがでしょうか。
そんな時間も謎もまだまだ沢山あるのですから。