よく考えるとホームセンターでも無いのに純度の高い金属の薄板が買えるというのは面白いですね。
アタクシ子供の頃は『アルミホイル』が好きで、粘土代わりに色々な物を作って遊びました。
プテラノドンとかキリンとかフラミンゴとか作りました。
結構上手だったんですよ。


最近動画サイトでアルミホイルを固めて道具を作ったりする方が話題になっていたようです。
アルミホイル自体がほとんど混ざりものがありませんので、固めてしまえばアルミニウムの塊になります。


このアルミホイル、表と裏が一目瞭然になっています。表はツヤツヤで裏は艶無しです。
実はこの裏側も破かないように気をつけて磨くとツヤツヤになるのです。
一枚の薄い金属なのにどうして片面だけ磨かれているのか?
どうして裏は磨かなかったのか?
意外と理由は知られていません。








アルミホイルの作り方



純度の高いアルミニウムの塊を板状に薄くしたものを、さらに薄く延ばす機械にかけていきます。
少なくとも二つの大型機械が必要になるので、アルミホイル製造には2社、または2箇所以上の工場が関わっていると言われます。
割と大変です。


でこの薄く薄く延ばす工程でアルミホイルが一発で出来るかと言えばそうではないのです。
いくら専用機械(ローラーで挟んで延ばす)とはいっても、一発であの薄さにすることは出来ません。


というか


あのペラペラの薄さにする機械は無いそうです。


※アタクシの聞いた限りの話


せいぜい完成品となるアルミホイルの倍の厚みまで薄くするのが精一杯ということですから、アルミホイルがいかに薄いか良く分かります。



( ・∀・)「詰んでるじゃないか!」



そこで最後に、アルミの薄い板を二枚重ねにして機械に突っ込むことにしました。
これなら機械はそのままに厚さはそれぞれ半分になります。
よく思いつきましたよね。一休さんみたい。









表と裏が生まれた



二枚重ねにする前はアルミニウム板に表と裏は無いのですが、重ねて延ばすことで表面の状態に違いが生まれます。


硬くて平らな機械のローラーに接する方はツルツルで、アルミニウム同士がくっついた面はでこぼこになります。
ここで初めてツルツルの表と艶無しの裏というお馴染みの見た目になるのです。










まとめ



アタクシ特にアルミホイルを手で握った時に指の跡を残して潰れていく『あの感覚』が好きです。
自分の手に合わせたエルゴノミック形状に潰れたアルミホイルを見て得も言われぬ満足感に酔うのです。



(*゚∀゚)「・・・・・・」



VAPEのMODにも握りやすいエルゴノミック形状のものがありますが、何と言うかアタクシにはちょっと大きいんですよね。日本人の中でも結構手の小さい方なのかもしれませんが、しっくりくるものはあまりお目にかかれません。



(*゚∀゚)「じゃあアルミホイルでMOD作ってみれば?」



言いたいことは分かるんですけど、危ないでしょ?



(*゚∀゚)「そこは強度を高めつつ絶縁もちゃんとして・・」



やめて!
出来そうな気がしてきた時が一番ヤバいんだからw