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商品名:iStick power nano(アイスティックパワーナノ)
メーカー:Eleaf
タイプ:テクニカル
バッテリー:内蔵型1100mAh
接続:510(スプリング)






Eleafの内蔵バッテリー極小テクニカルMOD、iStick power nanoのインプレッションです。






他の方から見たアタクシの印象というのは


( ≧∀≦)「変なMODが好きな人」



だそうです。
良かった。
変なMODが好きな変な人じゃなくて。



最近良く持ち出すようになって、その良さや使い道が理解できるようになりました。
JoyetechやAspire、Innokinなどの有名メーカーが一時期こぞってリリースした極小MODのひとつです。
まずはいつも通りに各部を順番に見ていきたいと思います。







基本性能


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内蔵式1100mAhバッテリー駆動で最大出力40W
通常のワッテージモードの他にバイパスモード、スマートモード装備
温度管理はNi、Ti、SS316に対応しマニュアルTCR搭載
USBより1A5V充電
アトマイザー径制限無し(ジャストサイズは22mm)
ファームウェアアップグレード対応




基本操作



power nanoの操作系はファイタボタン・「+」「-」ボタン・メニューボタンの4ボタンで操作します。Pico等には無いメニューボタンが備わったことが最大の特徴です。


電源オンオフ:ファイヤボタン5連打
モード変更:メニューボタン長押し
数値変更:「+」or「-」ボタン
温度管理中の出力変更:メニューボタンを押したまま「+」or「-」ボタン




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ワッテージ。



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バイパスモード



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スマートモード




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温度管理モード




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TCRモード



マニュアルTCR値入力は電源オフ時にファイヤボタンと「+」ボタン同時長押しです。






外見的特徴



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他メーカーの極小MODと比較して非常に大人しいデザインで、ややエレガントさも感じます。
ボタン類と天面&底面はカラバリに関わらずブラックで統一されていますので、引き締まった大人っぽいイメージですが、曲面多用のデザインがその硬さをうまく中和しています。

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アトマイザー径は22mmを超えるとはみ出してしまいます。
ですが初代Picoのように物理的に取り付けられない訳ではありませんので安心感があります。

(何かのシミがありますが、アタクシがリキッドを漏らしただけですので製品に問題はありません)




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サイズはこれぞ極小MODという大きさで、手にすっぽりと隠れるように収まります。
充電用のUSBは底面なので、充電時にはMODを寝かさないといけません。









悲運のMOD



このiStick power nanoは発売から数年が経過したモデルです。
発売当初、時代は『爆煙至高主義』であり、次々に発売されるアトマイザーもそれなりにパワーのあるMODでしか良さが引き出せないようなものが多かったです。
最大出力が40Wで、しかも内蔵バッテリーの容量も1100mAhしかないこのMODは、言わば多くのVAPERから『眼中に無し』という扱いをされ、そのまま何となく店頭から消えていった商品のひとつです。


もちろん一部の『小さいもの好き』な方々にはそれなりに評価されたのですが、そうした方々でも


・メインで使うにはバッテリー容量が心もとない
・パワー不足で立ち上がりが遅い


という不満は口にしていました。
さらに主力商品となった爆煙アトマの雰囲気に合わせ、派手で主張の強いデザインのMODが次々に発売されると、このPower nanoは他と比べて際立って地味で無個性な存在に見えてきてしまいます。


こうなると負の連鎖。


完全に出てくる時期を間違えてしまった感じです。


ただ、ようやく近年、このPower nanoが真価を発揮出来る土壌が形成されてきました。


高抵抗コイルを用いたMTLスタイルが広まったこと、POD型の普及など、基本的に大パワーを必要としない低燃費な吸い方が認知されてきました。


内蔵式バッテリーの容量1100mAhも、高抵抗コイルの運用を前提とすれば、楽に一日使える量です。
しかもテクニカルな要求にも応えられるTCRにまで対応した温度管理機能も標準装備です。
またPOD型のようにシンプルに運用したいという方には、前述のスマートモードが生きてきます。



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このモードはコイル抵抗値に合った出力を自動で出してくれるだけでなく、その出力を任意で上げ下げ出来るモードです。
言ってみればシンプルなバイパスモードに、高級機種に存在するテイストモードがプラスされたようなものです。


※テイストモードとは、現在のW数をベースに出力の微調整を行うことで味わいの変化を楽しむ機能です。


基本的にグラフを(直観的に)LOとHIの間で調整したら、以降はファイヤボタンを押すだけですので、物凄くシンプルにVAPEを楽しめます。






超小型ながらも、上位機種と遜色ない機能を持ち合わせたiStick power nanoは、シンプルでエレガントなVAPE生活を目指す方に最適な機種ではないでしょうか。












インプレッション



Eleaf製品(特にMOD)には『発売当初よりも、しばらく時間が経過したあとの方が評価が上がる』という商品が割と多くあるのですが、これは時代の流れを先取りし過ぎているということなのでしょうかねw





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とにかくこんな感じコンパクトかつ大人しいデザインのMODなので、スーツの上着やジャケットに忍ばせておいて・・という使い方が似合いそうですね。







ボタンの押し心地その他



IStick power nanoに採用された4ボタン操作は、多機能化された機種に対して操作を複雑にせずに任意の機能を引き出せる(今のところ)最適解だと思います。


ただ、ボタン自体の押し心地は正直なところ不合格。
質感も悪くガタまであり、ちょっとひどい。
それでもボタンが増えたおかげで使いやすくなっているので、プラマイゼロ、いやむしろプラスかも。







使いどころ



バッテリー容量はPODより少し多いくらいです。
0.4ohmくらいで爆煙と呼べないような煙量で吸っていても、電池はあっという間に底を尽きます。
アタクシの場合は1.2ohmくらいのシングルコイルで組んだアトマイザーで、濃いめのタバコ系リキッドを吸うために使用しています。
温度管理は使わず、例のスマートモードで真ん中より少しHI寄りが好みです。






温度管理性能



大きさやボタンの数や配置などが違うのでPico族とは別基板です。
が、温度管理についての基本的な挙動は同じです。
温度管理用のコイルは抵抗値を低めにする必要があるのですが、そうすると消費電力も上がるというジレンマもあります。
また、設定温度まで上げる為の出力も心細いものがありますので、一応機能としては装備されているけど実際に活躍する場と、活躍させるだけの条件が整わない印象です。







オススメできるのか



一度はPOD型に行ってしまったけど、やはりリビルド可能なRBAで使える機種の方が自分に合っていると感じた方や、また18650シングルMODでも一日でバッテリー容量を使い切れないような吸い方をされている方に向いていると思います。


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背の低い22mmアトマイザーとの相性はご覧の通り。


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黒いアトマイザーがパシッとはまるこの感じ。
たまらん。









まとめ



一時期極小MODが流行ったことがありましたが、基本的には『メイン機にはならないけど面白いから』という理由で売れたのです。

そういう理由だった訳ですから仕方ないのですが、今も使っている方はごくわずかとなりました。


IStick power nanoはそうした機種の中でも特に虐げられた感の強い商品でした。
何しろ初代iStick Picoが現役で飛ぶように売れていた頃です。ショップは当然Picoをオススメしていたし、お客さんもpower nanoを選ぶ理由が無かった。


そんな不遇のMODが時を経てメイン機となり得るチャンスを得たのです。
ここでpower nanoをピックアップせずして何がVAPEブログだ!



( ・∀・)「良かったねnano」



購入したけど使っていない方は今すぐ充電を。
この記事を読んで興味の湧いた方は、国内でもまだ売ってますので、是非検討してみてはいかがでしょうか。


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Eleafの内蔵バッテリー極小テクニカルMOD、iStick power nanoのインプレッションでした。