こんばんは!


今回は


ボビンコイルを巻いて吸ってみよう


というテーマです。






「こんばんは!」

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通称:コイル様
正式名称:駄再構築金巻尊(クソビルドのミコト)

この国におけるビルドの成否を決定する神様。
いい加減なビルドを行う者には時に『短絡』の罰を下す。その他にも抵抗値が暴れる、ワイヤーが逃げる、味が出ない、コットンが焦げる、などは全て彼の仕業。
美味しく吸える時は彼の機嫌が良い証である。





パンジャンドラムってご存知ですか?
イギリスが試作した兵器何だかよく分からないモノなのですが、あれの動画を観ていた時、ふとひらめいたことがあり、早速ビルドで実証してみることにしました。





コイルとコットンの接触面の圧力不均等を考える



普通に何も考えずに単線ワイヤーでコイルを作って、コットンを中に通してみると、下の図のようになると思います。


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コットンがコイルを内側から押しているような感じです。こうすることでコイルの熱ムラが無くなり、コットンを焦がすこと無く安定してミストが発生します。


ただ、良く見てみるとコイル両端から出たコットンは『ぶおっ』と膨らんでいます。
コイルとコットンの接触面の圧力を考えてみると、コイルの両端部分は中央部分よりも余分に圧力が掛かっているように思えます。




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赤い部分は負荷が大きくなってそう


ならば、これは熱ムラの原因にはならないのだろうか?とアタクシは考えました。
負荷に差があれば密着度にも差は出ます。
これはいけない。
クソビルド様に見つかる前に対策を考えねば。



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ということで、コイルの両端の1巻をやや膨らませ、内径を太くしたわけです。
これはやや極端に表していますが、はみ出したコットンの膨らみ部分を気持ち吸収するようなイメージです。


これならばコットンとコイルの接触圧はかなり均等になる筈です。






やってみよう吸ってみよう



ということで面倒くさいと評判のwismec Tobhino RDAにて実証。
美味しいんですよ(面倒くさいけど)。


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ここまで画像でコイルの様子が分かりにくいと記事としてまずい気がしますが、良く見るとボビン状になっているのが分か‥‥分からねえw


要は巻き終わりでコイル足を軽く戻して又巻いただけです。ボビンコイル処理自体はとても簡単です。


画像の湿っぽさから伝わるかと思いますが、結構な回数を吸ってみて検証した結果‥‥


いつもと変わらない


ということになりました。









まとめ


着眼点は悪くないと思ったんですよ。


というか良く考えると『何が変わるのか』というのも良く分かっていないのが良くなかったのかもしれません。


ただ、こうした



( 。’ω’)y─┛「(こいつ何がしたかったんだ?)」



という記事もこのブログらしいところだと思うので、また何か思い付いたらやってみたいです。