こんにちは!
今回はVAPEの温度管理(TC)の話ですので・・



(゚Д゚≡゚Д゚)「うおおお!専用ワイヤーとか華氏とかもう無理無理!!」



という方はご遠慮下さい。
以前こういう記事を書きました。


【TCR】TCRで温度管理の仕組みを理解したい



MODに搭載されている温度管理モードと言えばNi:ニッケル200、Ti:チタン、SS316:ステンレスの3つが用意されていることが多いですね。
これをプリセットと呼んでいます。


プリ=あらかじめ、前に


という意味ですから訳せば『あらかじめセットされた』ということ。
何があらかじめセットされているのかと言えば、それはこれら3種(Ni、Ti、SS316)のワイヤーごとのTCRです。


温度管理機能を使う為にはMODにTCR値を読み込ませなければいけませんが、毎回それを
やるのは面倒なので良く使用する素材に関しては最初からTCRをセットしておいて
即座に呼び出せるようにした
のが温度管理モードにおけるNiモード、Tiモード、SS316モードということなのです。





0000






TCRに慣れる為に自分でプリセットを再現してみる



温度管理を使っている方でも『よくわからん』というマニュアルTCR
まずはとにかく動かしてみるのが第一歩だと思います。


iStick Picoにも搭載されているマニュアルTCRはM1からM3までの空きスロットに4桁の数字を入れて、後でそれを呼び出して使用するのですが、設定方法はメーカーごとに違うのでマニュアルなどを見て下さい(Picoの場合は電源オフ時にファイヤボタンと「+」を長押し)。



(*゚∀゚)「で?」



SS316ワイヤーの場合はTCR値は(諸説ありますが)0.00088~0.00092付近と言われています。


この数字のケツから4桁をMODに入力すればいいのです。


仮にM1に0090と入力したら、温度管理モードでM1を呼び出せばOK。
これでSS316ワイヤーのプリセットをTCRを入力することで自作出来た訳です。



(*゚∀゚)「でもSS316モードはもともと搭載されてるから意味はあんまり無いよね」



そう、なんですけど、実はここからがミソなんです。



元から搭載されているSS316モード』と『TCRで自作したSS316モード』を吸い比べてみてください。



(*゚∀゚)「うわっ・・確かにミストの出方が違うね!」



両方ともちゃんと温度管理は効いているのだけど、効き方が少し違いませんか?
面白いですよね。
つまり今入力したTCR値と、メーカーが出荷前にプリセットで保存しておいたTCR値に差があるということです。
もしもTCRの数字を少しずつ変えていって、温度管理モードの効き方がプリセットと同じになった場合、その値がメーカー側が想定しているTCR値となります



※プリセットで使用されているTCR値を公開していないメーカーも多いので、こうして探ってみるのもマニアックで楽しいかもしれません











まとめ



アップするのを躊躇う程にマニアックな記事で、人によっては気が変になるかもしれません。
ごめんね。


メーカーごとにプリセットのTCR値が違うのは意外に知られていないことなので、これを誤解(曲解?)して



川 ̄_ゝ ̄)「〇〇社のMODの温度管理はぜんぜんダメ」



なんて言うのは恥ずかしいのでやめましょう。
話によるとEleaf、それからWismecあたりはJoyetechから基板提供を受けている(らしい)ので、プリセットのTCR値も同じだと言われます。ということはTCの効き方も基本的には同じです。


SS316に限って言えば、速度自慢のVoopooはJoyetechよりも一割程度高めのTCRを
設定しているようですし、ここはメーカー各社の解釈の違いが出てくるところなのかもしれません。


面白いですね。
本当に面白いです。





最後に代表的な温度管理ワイヤーのTCR値の一例を載せておしまいです。


Ni200: 0.00600(0600)
Titanium: 0.00366(0366)
SS316: 0.00091(0091)