ウナギは嫌いだけどアナゴは大好きという方が居るのですが、気持ちは何となく分かる気がします。
以前美味しいアナゴ丼のお店にその方と共に行ったのですが、あまりの感動にアナゴの歌(あーなごーあーなごーたーっぷりーあーなごー)が聴こえてきたそうです。
そのあたりの気持ちはアタクシには分かりません。


ちなみにアナゴは海の魚。
ウナギは産卵のみ海で行う淡水魚。
ウナギの方が脂があってコッテリしてます。


疲れた時にはウナギを食べて精を付けるなんて聞きますが、どちらかと言えば仕事の前に高カロリーなウナギを食すことで、エネルギー充填する方が理に適っているように思えます。


ただ、あのニュルニュルは個人的にどうも苦手で、細い管のような中にスーッと潜り込んでいく姿
は正直気持ち悪いです。


どちらかと言えばアナゴ丼より牛丼を選ぶアタクシ。
値段では無いのです。
聞いた話によると牛丼(並)は価格が低すぎて利益がほぼ無いそうです。代わりに卵などのサイドメニューの利益が多いので、出来れば一緒に頼んで欲しいのだとか。


アタクシは牛丼の並に紅しょうがと七味唐辛子、醤油をかけて食べているので、恐らくは利益ゼロ。
申し訳ない気持ちになります。











さっきのは何だったんだよ・・



今回はRBA(RTA)の話になるのですが、最初に使うワードについての解釈を統一しておきたいと思います。



n1





デッキ:アトマイザー内にある「+:ポジティブ」「-:ネガティブ」に分かれたワイヤー固定部を指す
チャンバー:発生したミストを受け止める役目を持ち、デッキを覆う円筒形の部分を指す
チムニー:チャンバー上端とドリップチップの根元までを繋ぐ煙突状の部分を指す
ビルドスペース:デッキとチャンバーの間にあるビルドに使用可能な空間を指す

n2



エアフロー:アトマイザーの内部全体の空気の流れる方向を指す
ボトムエアフロー:コイルに対して下方から当たる空気の流れや、その仕組みを指す
サイドエアフロー:コイルに対して側面から当たる空気の流れや、その仕組みを指す
空気取り入れ口:アトマイザーの外部から空気を取り入れる吸気口、インテーク部を指す
空気吹き出し口:デッキ内部にある空気の吹き出してくる穴やスリットを指す







RTAでのビルドの特徴



RTAの場合、RDAと比べて大型のコイルの使用が難しくなっています。
多くのRTAではデッキを覆うチャンバー、さらに外側にリキッドタンクとそのガラスがある為、ビルドスペースが小さくなるからです。


機種によっては内径や長さにより、コイルがチャンバーに接触しショート(短絡)を起こす場合もあり注意が必要です。


コイルサイズが制限されるということは、大量のコットンに含まれたリキッドを一気に気化させるような爆煙スタイルの吸い方が難しいということです。コイルを長くして発熱面を増やすことも出来ません。太いコットンに多くのリキッドを含ませることも厳しいです。


ただし


ミストが少ないってことは気化するリキッドの量が少ないということですから、供給を重視したコットンワーク(ウィッキング)をすればファイヤボタンを押しっぱなしにしても、コットンを焦がさずミストを出し続けるようなビルドも可能です(割と可能。ちなみにアタクシは余裕で焦がす)。


気化量=供給量


これが出来るとRTAのビルドは面白くなります。
出来なくても良いです。
出来るまでの過程の方が出来た時よりも格段に面白いからw








コイルを空気吹き出し口に近付ける方が良いのか?



画像のようなボトムエアフローのRTAのビルドにおいては、設置するコイルの高さにこだわりを持つ方が割と多いです。



( ・∀・)「空気吹き出し口とコイルが近い方がミストが沢山出るから味も出る!」



分かる!
分かりすぎる程に!
大きなコイルに詰まったコットンがヒタヒタに溜め込んだリキッドを高熱でガッと炊きあげ、吸い込んだ冷たい空気でコイル温度を一定に保ち、ワンストロークで濃いミストとエアの混合気を肺いっぱいに吸い込み、ブボーーーッと吐き出す。
間違いなく美味い!
デュアルコイルで組んだRDA(RDTA)ならまさにそんな感じ。


RDAならね。



( ・∀・)「?」



前述の『気化量=供給量』で組まれた場合、チャンバー内に満ちた濃いミストは、ビルドスペースと同じ体積分だけ存在しています。
可能であれば、これをそのままシュッと吸い込みたい。
でもストローでジュースを飲む時と同じで、新しい外気をアトマイザーに取り込んであげなければ、ミストはチムニーを通って上がってきてくれません。


だから


極論すれば吸い込むエアの量はビルドスペースの体積分だけで十分なのです。
コイルに直にエアを当てるメリットはこの状態ではそれほどありません。
コイルというよりも、ビルドスペース内にエレベーターのように上向きの空気の流れを作るだけで良いのです。



( ・∀・)「ということは?」



必ずしも空気吹き出し口にコイルを近付けなくても良いことになります。



ただしこれが成り立つのは


気化量=供給量


で調整してビルドしてある場合です。



( ≧∀≦)「ということは?」



RTAでも径が大きく、その分デッキやビルドスペースが広い、ミストの量を楽しむタイプのアトマイザーならば


気化量>供給量


というバランスのものが多いかと思います。
そうした場合はコイル冷却の必要性も増してきますから、空気吹き出し口とコイルを近付け、流速の速い勢いのあるエアを直で当てるようなセッティングが合っていると思います。



( ・∀・)「要は使うコイルサイズや供給量のバランスを見ながら空気吹き出し口との距離をいろいろ試してみれば良いのね」
( ≧∀≦)「でもさ、どっちの場合でもとりあえず空気吹き出し口にコイルを近付けとけば別に問題は起きないように思えるけど」



そう、なんですけど‥‥








RTAは漏れやすいから‥‥



コイルを空気吹き出し口に近付けなくても良い、ということの意味は


『リキッドの伝い漏れの可能性が減少する』


ということです。
吹き出し口から1mmくらいまでコイルを接近させるビルドでは、チャンバー内に結露が発生した際にその滴が繋がることでコイルと空気吹き出し口を結ぶ液体の道が出来てしまうことがあります
こうなるとリキッドが吹き出し口を逆流し、漏れの原因となります。


コイルを吹き出し口から離すことでそれは防げますし、コットンワークの際に吹き出し口からコットン足を遠ざけることも出来るので、漏れの予防になるのです。



(  ̄ー ̄)「一理あるね」



くっそ長い記事になったのであとはまとめで。










まとめ



今回の無駄に長い記事での要点は


①RTAのビルドの場合は必ずしも空気吹き出し口とコイルを近付けなくても良い
②リキッドの気化量が供給量より多くなれば、吹き出し口とコイルを近付けた方が良い
③空気吹き出し口とコイルの距離を離すと漏れの対策がしやすい


かもしれない


ということです。
エアフローを視覚化するのは難しい(チャンバーで隠れて中が見えない)ですが、ボトムエアフローの場合は、吹き出し口からコイルを数mm離しても、ちゃんとエアは当たるのであんまり気にしなくてもいいんじゃないのー、という気もします。


サイドエアフローのRTA(ある)とか、複合式のもの(Geekvape Ammit RTAとか)とか、最近増えたトップサイドから空気を取り入れてデッキ下部まで下げてからコイルに当てる漏れないタイプのRTA(OBSのengineとか)はチャンバー内の空気が予測不可能な流れ方をする場合があるので今回の記事の中では触れませんでした。
分からないものは書きようが無いものw


例によって暇潰しに使ってもらう為に書いた文章ですのであまり真に受けないようにお願い致します。


それよりもそろそろどなたか



(* ̄∇ ̄)「挿し絵が分かりやすくて良いですね」



と誉めてくれないかな、と思っています。