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商品名:SALT RTA
メーカー:CoilART
タイプ:RTA(2ポスト2ホールのシングル向け)
容量:2ml(付属のバブルタンクに換装で3.5ml)
径:18mm(バブルタンク時21mm)
接続:510




CoilARTの18mmRTA、Salt RTAのインプレッションです。







CoilARTは比較的新しいVAPEメーカーで、AzerothシリーズのアトマイザーやMODスコンカーが有名です。ちょっと前の爆煙ブームの頃は割とゴツイ系のイメージ(最近はPODもリリースしたりしているそうで、総合メーカー色を打ち出しています)でグイグイいっていた気がします。
言ってみれば『これでもか系の爆煙至高メーカー』な感じ。


そんなCoilARTがMTL特化のRTAをリリース。しかも18mm径だというので



(*゚∀゚)「・・CoilART、おまえどうした?」



爆煙ブームから一転、どいつもこいつもMTLアトマばっかり出しやがって・・と、ちょっと呆れている方も多いので、当たり前にスルーされ、あまり流通もしていなかったのがこのSALT RTAです。



特徴といえば


18mm
・MTL特化
・シングルビルド用



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リキッドはトップフィル。
トップキャップの縁のギザギザが良い感じに滑り止めになり、手汗に悩むおじさんでもしっかり締めやすく、かつ開けやすい。



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このドリップチップがまた良い感じ。内径2.5mmくらい(ストレート)だと思いますが、咥え心地もちょうど良いです。
ドリチだけ他のアトマで使いまわすのも結構ですが、最終的にどこに行ったかわからなくなることが多いので注意。


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チャンバー裏側はこんな具合でテーパーで絞られチムニーへミストを送ります。
ガラスが厚く見えるのはたぶん気のせいです。18mmだからそう見えるのかも。






デッキ構造


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マイナスドライバー固定のシングルコイル前提デッキです。
コイル直下に空気吹き出し口があります。
絵に書いたようなボトムエアフローです。
コイルを固定した後にポスト背面からニッパーでパチンと出来るのでストレスフリー。



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最近良く見るフローティングデッキです。
写真のように浮かび具合はなかなかのもの。
デッキ冷却とミストのダイレクト感に繋がるという噂です。漏れにくくなる説も。


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シングルコイル前提なので、二本柱は片側に寄っています。18mmのRTAなのでビルドスペースは狭くなりがちですが、この片寄りのおかげでコイル固定はとても楽です。
写真のコイルは内径2.5mm。
チャンバー壁に触れずにこのサイズが置けるのはありがたい。
(ちょうど良いのは内径2mmくらい)


コットンホールは卵形。
ここを通してタンク底に付ければコットンワークはとりあえずはOK。
あまりスカスカにはしない方が良いとは思いますが、そこまで神経質にならずとも、多少このタイプ(フローティング)のデッキ慣れた方ならダダ漏れになることは無いと思います。






エアフローコントロールは切り替え式


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下に抜けるタイプのエアフローコントロールリングです。ストッパーがあるので装着後くるくる回ることはありません。
このタイプあるある、ですがMODに強くねじ込むと挟まって回転しなくなります。


見て欲しいのは本体側。
大きさの異なるホールがたくさん空いてます。
その数なんと計7個


この穴を切り替えて空気取り入れ量の調整をします。



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一番大きな穴は2.0mm




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これが4つ目(ちょうど真ん中)の穴で1.2mm





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一番小さな穴は0.6mm。


他の穴のサイズは良く知りませんが、0.2mm刻みくらいじゃないのでしょうか(たぶん)。







希望通りの味が出しやすい親切なMTLアトマイザー



デッキが広いので、コイルの自由度も高いです。
固定も2ホールに入れて締め込むだけで楽。



(*゚∀゚)「楽なのはいいよね」



ありがちなMTLアトマのように細いワイヤーしか使えない訳でもありません。ワイヤー細いとちょっと巻くだけですぐに抵抗値がぐんぐん上がっちゃうので、もう少しコットン詰めたいのにと思ってもコイル全長が不足することもあります。
SALTはワイヤーのゲージもそこまでシビアじゃないので、少し太目のワイヤーで作ったコイルも置けます。


MTL向けの高抵抗コイルを作りたい時に


・ゲージを細くして抵抗値を上げる派
・巻き数を増やして抵抗値を上げる派
・併用派


が居ると思いますが、ビルドスペースが広いと、この全てに対応可能になるので、その辺りはとても使いやすいRTAだと言えるでしょう。




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細いRTAなので、小さなMODに載せてみました。
バッテリー容量は少ないですが、高抵抗コイルで組めば燃費面での不安は無くなります。
すごくコンパクトで、PODライクな使い方も良さそうです。






吸い心地



吸い心地に関しては個人差が大きいので、あくまでアタクシの感想ですが、ドローはかなり重い方だと思います。
ドロー調整に関してはエアフローコントロールリングの切り替えで7つの穴を使い分ける訳ですが、1個ずつ切り替えても実感があまり無いので、2個ずつ切り替えていく感じで良いかと思います。



(*゚∀゚)「全開でいいかな・・」



穴は最大の2.0mmにしても、軽くなった気がしないくらい重いので、重めのDL好きの方や、軽めのMTLが好きな方は、ちょっと面食らうレベル。どう転んでもDLでは吸えないアトマイザーですので購入をご検討の方はご注意下さい。


もちろん温度管理(TC)を前提にした吸い方もぴったりくると思います。







18mmというだけで希少価値があるわけですが、それだけではなくキッチリとポイントを押さえた、まさにMTL向けRTAというスタイルの、良いアトマイザーだと思います。
このアトマイザーで少しCoilARTのイメージが変わった気がします。


















インプレッション



見た目って大事なんですけど、SALT(ソルト)はすっごくシンプル・・なんですけど、機能の為に付けられた滑り止めの溝やらが美しいんです。機能美というものですかね。
チャンバーの外側に控え目なフォントで商品名が刻まれていますが、嫌味は一切ありません。
見方によっては古めかしい印象もあるんですけど、そこがまた・・



(*゚∀゚)「いいよね」



装飾の無い外見なんですが、使っていて分かるのが精度の高さ
これは個体差もあるのかもしれませんが、少なくともアタクシの個体は各部のネジの感じ、パーツの合いなどがしっかりとしていて、とても使いやすいです。
しっかりと仕事をこなす感じがまた・・



(*゚∀゚)「いいよね」





購入動機は不純



5色展開らしいのですが、アタクシは黒とシルバー(これ)しか見たことはありません。
そもそも購入した理由は、某社の某MODに載せられるアトマイザーが18mmまでだった、というだけで、どちらかと言えば『吸えれば何でも良かった』のですが、実際に使ってみたらどうしてどうしてなかなか良いRTAだと判明。
勢いに任せて良く知らない細いタンク買っちゃったけど、他のMODに載せて使う気にならないような代物だったらどうしよう・・と少し心配していたけれど結果オーライの大満足!


こんな出会いがあるから衝動買いはやめられないのですよw








イメージ的なもの



18mm径で超絶重たいドローのシングルコイル向けRTA。
Berserkerのような感じでも無くて、高抵抗コイルで組んだ場合はどちらかと言えばRTAよりクリアロマイザーに近い感じの味の出方をしている・・気がします(アタクシ比)。
AspireのNautilus Miniみたいな感じ、と言えば伝わりやすくてイメージ湧きやすいですかね。
そういえば少しだけ雰囲気似てるかも。



Aspire Nautilus Mini:インプレッション








漏れについて



RTAの場合、一番ここを気にする方が多いように思います。
アタクシも気になる。





本文中で書いているように


コットンホールにコットンを通してタンク底に付ける
コットンホールはスカスカにしない


という組み方で使っている限り、縦にしようが横にしようが逆さにしようがエアフローを逆流してリキッドが漏れるというのは一度も起きていません。(逆さにするとドリチ側から1~2滴垂れてくるw)
目安になるかどうか分かりませんが、個人的には『漏れが起きにくいRTA』だと感じています。
でも空気吹き出し口に過度にコイルを近づけて設置したり、コットンが吹き出し口の穴に掛かるようなビルドは百害(漏れる)あって一利(美味しくない)なしですのでやめましょう。


性格的に低抵抗でガンガン炊くようなアトマイザーでは無いし、ドローもすごく重い(爆煙不可能)ので、コットンの詰め方による供給速度云々は問題にすらならないと思いますが、漏れないことが分かったらいろいろ工夫してみるのも面白いかもしれませんね(アタクシはやらないです)。








気になるところ



バブルタンクは一生使わないだろうなー、ということぐらいです。
特に気になる部分はありません。










オススメ出来るのか?



逆にオススメ出来ない人というのは『MTLが苦手な人』だけです。
とにかくドローは重いです。が、最近のMTL向けアトマイザーが割としっくりくる方で、ビルドが楽で漏れにくいアトマイザーをお探しの方は、見かけたら買い!です。


あとね、意外と価格は低いのでそこは凄く高評価です。









まとめ



遺跡の壁画のようなエングレービング。
奇抜な刻印や色。


それを否定する訳では全く無いのですが、道具において最も重要視されるのは精度と使いやすさだとアタクシは思っています。


『良い工具には遊びはあってもガタは無い』


まさにその通り。
人間も同じじゃないかと思います。大事なのは中身。
心身の健康から生まれる美というものは、プロ級のメイクに勝るのだと(個人的には)思っています。



(*゚∀゚)「・・(なんか微妙に論点がズレてきた気がするぞw)」



SALTという名前で推測するに、恐らくこのアトマイザーはニコチンソルト摂取を想定した高抵抗前提のRTAなんじゃないかと思っています。それ系ユーザー狙い。
スタイル的にそんな用途が合っていることは確かですが、VAPEってそんな単純なものじゃないんですよねwww



(*゚∀゚)「メーカーの思惑なんて知らんがな!好きに使わせてもらうぞ!」



メーカーが意図したものでは無いとしても、温度管理も視野に入れた良質MTLアトマイザーであることは確かですので、機会があったら是非検討してみてくださいね。
今後のCoilARTに望むとすれば、このSALTと同じコンセプトで16mmや14mmのRTAも出して欲しいということ。


待ってるよー!!


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CoilARTの18mmRTA、Salt RTAのインプレッションでした。