商品名:iStick Bending Adaptor(アイスティックベンディングアダプター)
メーカー:Eleaf
タイプ:アダプター
接続:510
Eleafのアトマイザー接続オプション、iStick Bending Adaptorのインプレッションです。
この製品はアトマイザーとMODの間に挟むようにして使うアダプターで、Eleafがオプションパーツとしてリリースしていたものです。
このアダプターを使用することにより『Bending(曲げる)』という名前の通り、アトマイザーを根元から折り畳むことが出来ます。
折り畳むことで高さが抑えられ、コンパクトになったように見える、というのがウリです。
折り畳むことでアトマイザーの天地は逆になりますので、基本的にRDAとRDTAでは使用出来ません(リキッドが漏れる)。
つまりクリアロマイザーやRTA専用のオプションということになります。
サイドにあるプッシュボタンを押すとロックが解除されて、折り畳むことが可能となります。
吸う時には逆の手順でボタンがロックされるところまで戻します。
径16mmまで
アトマイザー径16mmで側面ツライチとなります。
Pico babyのアトマイザーなんかがぴったりです。
他にはGs Air 2(iStick basicのアトマイザー)なんかも14mmですが、バランス良く収まります。
ただMODによっては、うまく折り畳むことが出来ない場合もあります。
細いアトマイザーを載せる前提の製品(iStick trimなど)に使用するのが良さそうです。

Aura miniのバッテリーとGS Baby(PicoBabyのアトマ)の組み合わせ。
メーカーの垣根を超えた一体感!今回はこれ以上触れません。

アダプターを挟むとこんな具合になります。
ちょいとメカメカしますね。

折りたたむとこんな感じ。

蝶番の具合が良く分かると思います。

iStick trimとの組み合わせです。
アトマはEleafのGS BASAL。

良い感じに折りたためます。
ここで「ひらめいた!」となったアタクシ。
初代Picoに使いアトマイザーの下駄がわりに使えばアトマ径の制限も無くなり、機構としても面白いと考えたのですが・・

いやな予感。

アダプターのプッシュボタンの出っ張りが大きいのでバッテリー蓋に干渉。

しかもここまでしか折りたためない!
思った通りにはなかなかならないジレンマがあります。
曲げた状態では通電しません
見ているととても面白そうなアイテムなのですが、曲げた状態では通電しませんので、純粋にアトマイザーを折り畳む為にだけ存在するオプションパーツとなります。
普通に何も考えないでMODにねじ込んだ際には、思った通りの向きになることは少ないので、固定には専用の板状ドライバーを使用します。

↑これ
※専用ドライバーは小さいので無くしてしまう可能性大です。ただ市販のカニ目レンチ(小さいもの)でも固定は出来ます。他にも流用は出来ると思います。
曲げた状態だとMOD側の510接続部に隙間が出来るのでカタカタします。

↑良く見るとMOD側の510接続部分とアダプターの間に斜めに隙間があるのが分かると思います。
ここが完全にフリー。カッタカタ言いますw

↑良く見るとMOD側の510接続部分とアダプターの間に斜めに隙間があるのが分かると思います。
ここが完全にフリー。カッタカタ言いますw
いわば収納状態なので、ここがカタカタしてもまあ困ることはないのですが、カッチリいかないのは何となく納得いかない気がします。
正直申し上げるとあっても無くてもどちらでも良い製品の筆頭ですが、個人的にアトマイザーを折り畳むことが出来る、ということに強い魅力を感じたので購入してみました。
買ってはみたものの、やはり使い道は無かったです。
注意:類似商品にiStick TC40w Bending adaptorというのがあるようで、そちらは22mmにも対応しているようです(構造的にはほぼ同じ)。
インプレッション
見ての通り実際に使用しても恩恵のほぼ無いロマングッズです。
ただ
何でしょうね、この得体の知れないワクワク感w
心配なのは伸ばした際にちゃんと通電するのか、という点だと思いますが、そこはちゃんとしていてまともに通電はします。
気になるところ
気にならないところの方が少ないですw
オススメ出来るか?
感性の問題です。
これを面白いと思う方には問答無用でオススメです。
見た瞬間に「おおっ!?」と思う人は触っているだけで楽しい筈。
それ以外の方にとっては単なる不要品。
本体&アトマイザーも長くなりがちな径の細いペンタイプVAPEを日常的に愛用している方は、普段と少し違った使用感が楽しめて面白いかもしれません。
まとめ
こうした『?』なパーツを企画して、実際に発売することまで可能なメーカーというのは、今後はどんどん少なくなっていくのかもしれません。
特に新しいメーカーはこのような『?』な製品には目もくれずに売れそうな製品にだけ注力していくであろうことは想像に難くありません。
ただ趣味のジャンルとして進化熟成する時に、こうした一見不要な製品が全体の品揃えに深みを与え、ユーザーに可能性を示唆するという効果があるとアタクシは思っています。
たまにはこうして何だか良く分からないモノを手にして『これ、どうすんのよw』とニンマリするのもVAPEの楽しみ方のひとつではないでしょうか。
Eleafのアトマイザー接続オプション、iStick Bending Adaptorのインプレッションでした。
コメント
コメント一覧
見るからにMi-yanさんの好きそうなパーツですね(ΦωΦ)
自分も好きですが(笑)
見るからにワクワクしますよねw
三つ子の魂百まで、というやつですよ!
いや、違うかw