連休楽しんでますか?



夜テレビを観ていたら、引っ越した先のマンションで次々と殺人事件が起こるというドラマが放送されていました。
ミステリーが大好きなアタクシですが、そのそもこのドラマの第一話を観ていないし、これから毎週見逃すことなく全話観続ける自信がありません。残念ですがこの作品の内容を今後も考えることを諦めました。


代わりに、と言っては何ですが、隣人との信頼関係を構築出来る条件について少し考えてみました。















引っ越した先のマンションの住人が・・



仮に、の話ではありますが、例えば恐ろしく長いローンを組んで、終の棲家として一生ここで暮らす覚悟を決めて購入したマンションがあったとします。
引っ越した後で、そのマンションの住人全員が一人残らず『ルールやマナーを守らない』人間で、しかも貴方に対して『好意的な態度』を見せなかったとします。


貴方は今後、どのような行動を選ぶでしょう?



(*゚∀゚)「ぞっとするね・・」



そのマンションのルールやマナーを守りますか?
守りませんよね、だって誰も守っていないのですから。
他の住人と顔を合わせた時ににこやかに挨拶をするでしょうか?
そんな訳ないですよね、だって誰も挨拶なんてしないのですから。


廊下や共有部分は当然汚れたりゴミが散乱しているでしょう。
ですが、それは貴方が汚した訳ではありません。
掃除しますか?
ちなみに貴方はこれからずっとここで暮らすのです。
他の住人が汚したゴミを延々と片付け続けるなんてどう思います?
そして恐らくゴミは今後も減りません。



(*゚∀゚)「掃除なんてクソくらえだ!」



そうなりますよね。


極端な例ですが、断ち切りたくても断ち切れない人間関係の中で、相手が自分に不利益となるような行動や態度を見せた場合、それでも何とかして『相手と信頼関係を結ぼう』と考えるケースはほぼ考えられないのだそうです。



今度は少し環境が変わります。














お隣さんが日替わり



こちらも現実にはまずあり得ないのですが、引っ越した先のマンションで、貴方以外の全世帯が毎日入れ替わるというのを想像してみて下さい。


面倒くさいので、引っ越しの挨拶については考えないこと。


さて、こんな状態です。
もし隣の部屋の住人と顔を合わせた時、貴方はその人と仲良くしたいと思いますか?
廊下で挨拶されたとして、世間話なんかに発展する可能性なんてあるのでしょうか?



(*゚∀゚)「明日になったら居なくなるんでしょ?何を話しても無駄じゃないのw」



そうでしょうね。
顔を覚えるのも難しいような短期間では、誰も『信頼関係を結ぼうとは考えないでしょう。













信頼関係(友情含む)は期限があるもの



実はこの話、アメリカのBIG THINKという『ちょっと頭良さそうな人が暇つぶしに観るサイト』に載っていたものです。


Big Think


社会学者のニコラスクリスタキス氏いわく、人間の信頼関係や友情というのは、前述のような終わりの無い関係性や、非常に短期間の関係性では生まれないものとしていて、逆説的に言えば


友情には必ず期限が存在する


としています。
このおっさんが言いたいのは、永遠の友情や信頼関係は無い、ということですね。





このクリスタキス氏の調査によれば、アメリカでの友情の存続期間は平均10年とのこと。



(*゚∀゚)「平均だから個人差はあるんだろうけど、うーん・・」



否定的に見ればいくらでもそう見えてしまう話ではあるのですが・・
仮に、いつでも自分から終わりに出来る(断ち切れる)間柄だからこそ、縁あって今こうして繋がっている友人とは良い関係で居たいと思うのではないでしょうか。


















まとめ



永遠では無いとどこかで感じるから、出来れば長く続けたいと努力するのかも。
もしも永遠に続くと分かっているなら、努力はしなくなってしまうのかも。
明日には終わると分かっているなら、やはり同じように努力なんてしないかも。


アタクシは決して友達が多い方では無いと思っていますが、今付き合っている友達とは、出来れば長く良い関係で居たいと考えています。


しかし


あり得ない話とはいえ、隣人が誰も信じられないというのはなかなかに恐怖だと思います。
2時間くらいで再構築してくれればいいんだけどなあw