今回は普段とちょっと違った感じで進めていこうと思います。



絶対数は少ないながらも有益な情報が溢れているVAPE界隈。
始めてしばらく経過した頃にジェネシスビルドの存在だけは知ったものの



(ヾノ・ω・`)「これはとりあえず後回しで良さそうだわー」



と思ってスルーした方は多いと思います。
しかし人間とは『好きなジャンルの中に手付かずのモノがあると納得しない生き物』です。


知識や経験が増えていくに従い、過去にスルーしたジェネシスビルドが頭から離れなくなった。
そんな方々に向けた記事となっております。



注意:ジェネシスビルドに関しては自分でも(他人から見ても)お世辞にも上手とは言えないので、How to的に読まれることはオススメいたしません。このブログのスタンスはあくまでも『VAPEを吸う人がVAPERに向けて書いた暇潰しに読む文』ですので、その辺りはご理解頂ければ幸いです。










ジェネシスビルド覚え書き



ジェネシスとはなんぞや。
この疑問に関しての回答はGoogle検索の方をご参照下さい。
簡潔に言えば『コットンを使わないRBA』ということになります。


ジェネシスビルドはその筋の方が


(´・ω・)y-~「正解がいくつもある」


と言う程に確立された手法がいくつもある(真に確立されたものが無いとも言える)ビルドであり、故に失敗も多いものです。
しかもコットンを使用したRBAと比べて、美味しいのかどうか、と訊かれればそうでもないということ。


もちろんリキッドや吸い方によりジェネシスの方が向いているケースもありますが、コットン使用でそれを越えられないかと言えばそれも、否。



( ・∀・)「じゃあ何の為にジェネシスで組むのさw」



こう言っては何ですが、最も大きな理由というのはジェネシスで組みたいから組んだ、ということだと思います。
意味なんて無い。
やってみたら美味しいかもしれない、という遊び心がその本質なのでしょう。


コットンビルドはやり尽くした。
自分なりのノウハウもある。
欲しい機材も無い。
時間はある。


そんな方が行う大いなる暇潰し。
それがジェネシスビルド。


VAPEカルチャーという巨大なひとつの絵の、端の端にある白紙の部分に、小さな筆で絵の具を置いていくような行為。
例えるならそんなところでしょう。






必要なモノ



用意するのは以下の機材です。


①焼き入れ可能なオームメーター、もしくは信頼性の高い基板を搭載したテクニカルMOD


②ジェネシス用アトマイザー、またはコットンホール上に縦にコイルを設置可能で、そこに直接エアーを当てられる構造のRDTA


③VAPEのRBA用ワイヤー(やや細めで少ない巻き数で1.0ohmに到達するもの)と、目の細かいステンレスメッシュ(金網)。これらを切断可能なハサミとニッパー


④ガスバーナー、もしくは青い炎の出るガスコンロ(IHは不可)


⑤あっても無くても何とかなるが、アタクシの場合はクラプトンワイヤーを短く切断したもの(芯に使用)


⑥リキッド、もしくは素のグリセリン



この他には柄の長いピンセットやラジオペンチのようなものがあると便利です。













手順



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注意:この手順自体が人によって違うので、これはアタクシ個人の覚え書き程度の意味合いしかありません。それを踏まえてご覧下さい。


まずは⑤の芯の長さを整えます。
アトマイザーのコットンホールに通し、タンク底に着く状態で、縦型コイル(を置く予定の場所)の上にやや飛び出すくらいの長さで切断します。


次に長さを整えた芯を④の炎で赤熱するまで炙ります。火傷注意。炙ったら一度冷やします。
そしたら冷えた芯を中心にして、ステンレスメッシュで海苔巻きを作るようなシーンを想像します。


その海苔巻きに丁度良いサイズでステンレスメッシュをカットします。海苔が重なる部分を多くするか少なくするかは自由。ただし海苔が足りずに具となる⑤の芯が見えてしまうのはダメ。


※海苔巻きの太さは3mmなどキリの良い太さにすると後で楽です


切ったステンレスメッシュを④の炎でまんべんなく炙ります。炙ったら冷やします。


冷やしたステンレスメッシュと芯で海苔巻きを作ります。巻き始めは綺麗な円筒形になり難いので、ラジオペンチのようなもので軽くクセを付けても良いと思います。
巻き終わるとステンレスメッシュの反発力で芯との間にやや隙間が出来るかもしれませんが、その隙間をキュッと締めてピンセットなどで固定。その状態のまま再び海苔巻き全体を炎で炙ります。
この時に⑥の素グリセリンやリキッド(吸う予定のもの)を掛けて海苔巻き全体を濡らしてから炎で炙ります。ポッと火がつきますので、慌てず火が消えるまで見守りましょう。
ここでは仮に太さ3mmぴったりの海苔巻きが出来たことにします。


次はコイルの形成です。
内径はこの海苔巻きの太さ+アルファ。
コイルの中に海苔巻きを通した状態で、振っても抜けないけど、指だと引き抜ける程度の微妙な引っ掛かり加減。


コイルのタイプはアタクシの場合はスペースドを選択しています。


抵抗値は1.0ohm近辺を狙うと良いと思います。
理由としては、あまり抵抗値が低い火力のあるコイルを作ると、ステンレスメッシュのリキッド保持力(少ない)とバランスが悪いような気がするからです。


※ジェネシスビルドの場合、リキッド保持力というより、タンクからの供給速度を高めることを重視している、のかな?コットンの時と考え方を変えたビルドが求められます。


コイルが出来たらアトマイザーのデッキに固定し焼き入れ。




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※力業でやっている感じがすごいのですが、今回はGeekvapeのAvocado genesis(22mm、RDTA)の汚名返上を兼ねて、敢えてこのアトマイザーをチョイス。



そしたらコイルにステンレスメッシュと芯を通して抵抗値のブレなどのおかしな動きが無いかチェックします。きちんとメッシュを炙ってあれば、ショートはしません(炙ってもほんの少しは通電するので、僅かに抵抗値が動くことはあります。)。



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そしたら素グリセリンかリキッドをタンクに入れ、しばらく待ったら実際にファイヤボタンを押しながらミストの出方を確認します。


タンクからちゃんとリキッドが供給されていれば、シューシューとミストが出ます。
ミストがほとんど出ずに、コイルが赤熱化したら失敗です。初めからやり直しましょう。


※ドライヒットに関しては、ジェネシスビルドの場合、とんでもなく破壊力がありますので、ご注意下さい。



この段階でタンクのリキッドがちゃんと減り、なおかつミストが途切れなく最低五秒以上出続けるような感じならば、概ね成功と言えると(アタクシは)思っています。


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ピントがボケてますが、ミストはちゃんと出てます。
こうなったらトップキャップを被せて、普通に吸えると思います。


ちなみに


ガンクが付着した際には、メッシュを引き抜いて炎で炙ると綺麗になります。
コイルの方はメッシュを抜いた時にドライバーンしましょう。
再びセットすれば味は復活します。
コットン使用のビルドと違って、はっきり良いと思えるところは、メッシュとコイルをこのように長く使い回せるところですかね。








まとめ



GeekvapeのAvocado genesisに



( *´・ω)/(;д; )「いつかお前をその名の通りジェネシスでビルドしてやるからな!」



と約束したのを、ようやく叶えてやることが出来ました。今回はもうそれだけの為に書いた記事です。


アタクシ、約束はだいたい守る男ですから(キリッ


再度申し上げますが、ここに書いた手順はあくまでもアタクシの個人的なものです。
ジェネシスビルドには正解がいくつもあるので、他にも『コレだ!』というやり方は見つかります。


美味しいかどうか、についてはリキッドや吸い方により個人差があるものですので、説明の仕様がありません。


そんな訳で今回はそんな中のひとつをピックアップしてみました。








( ・∀・)「普通にコットンでビルドする方が早いし楽だということは、とりあえず分かったw」



まあ、その通りです。