年度が変わり、仕事でも新しい出合いがあるのですが



( ≧∀≦)「いやーはじめましてmi-yanさん!どうすか?連休、休めました?」
( ・∀・)「ほぼ通常営業ですね」
( ≧∀≦)「やっぱり!俺もっ!いやー嫁や息子から文句ばっかりっすよー!mi-yan宅はお子さんは女の子?」
( ・∀・)「そうです」
( ≧∀≦)「いやー!娘欲しかったなー」
( ・∀・)「‥‥‥(なんだこいつ)」



このような明らかに距離感がおかしい人というのは、たまに居ます。ちなみに初対面。
こうした人は病気では無いのですけど、パーソナルスペースの作り方がみんなと違ったりするようです。










物理的なパーソナルスペース



アタクシの記憶に頼るので微妙に間違ってるかもしれませんが、人間には


パーソナルスペース


と呼ばれる自分の縄張りのようなものがあり、それに踏み込まれると不快になるのだそう。


このパーソナルスペースにはエリアの区切りがあり、その境界には意識的な『』があるようです。


自分との親密度により、誰を何処のエリアまで入れてあげるかを決めている人間は、想定していない人が壁を越えてくると反射的に距離を取ろうとしたり、イライラしたりするのです。


具体的なエリアや壁の位置を、統計的に表したものが以下となります。



中心部:自分以外に誰も入れない
第一の壁(中心部を覆う殻)
親密エリア:家族や恋人、親友が入れる
第二の壁(中心から45cm)
仲良しエリア:友達や仲の良い知人が入れる
第三の壁(中心から1m20cm)
知人エリア:単なる知り合いはココ
第四の壁(中心から3m60cm)
部外者エリア:多くの知らない人が居る一番外側



この具体的な○センチ、というものは


45cm:お互い身体を寄せ合うと埋まる距離
1m20cm:お互い手を伸ばせば届く距離、あるいは一歩ずつ歩み寄れば埋まる距離
3m60cm:お互いが向かい合い身体ごと倒れるようにしても手を伸ばさねば触れられない距離


として例えると、なんだか納得。
お互い、と書いてありますが、片方だけだと距離が足りないのも面白いですね。


これを踏まえると、初めて会った人は少なくとも1m20cm以内に近付いて欲しくない、という感覚に繋がります。


前述のちょっとおかしな人に対する違和感の原因というのは、初対面なのに仲良しエリアに入り込み、親しい友人のように振る舞ったことから来る嫌悪感なのです。



(ヾノ・ω・`)「グイグイ来る人は苦手」



という人は、近付いてくる人との器用が1m20cm、もしくは45cmに迫ろうという時に、とっさに距離を広げて、相手を自分が考える『相応しいエリア』へと収めようとします。


所謂『拒否ってる』という反応です。


もちろん、言うまでもなくこの壁の位置やエリアの広さには個人差があります
仲が良かったり、恋愛関係になれる人というのは、自分と似通ったパーソナルスペースの作り方をしているのかもしれませんね。










まとめ



ネット上での人間関係が難しいとされる理由のひとつに相手のパーソナルスペースが感じとり難いということが挙げられると思っています。


リアルならば相手にこちらの反応が伝わることで



( ̄ー ̄)「あ、ちょっと近すぎたかな」



と体感で分かるのですが、ネットだとそれが分からないことが多いと思います。
だからこそ不用意にパーソナルスペースに踏み込んだ(と判断された)ことにより、一方的に嫌われたり疎遠になったりする場合があるのです。


このあたり本当に難しいとは思いますが、そこはリアルと同じく、慌てず焦らず礼儀をもって、という風に対処していくしかないのかもしれませんね。