何年か前は1日にそれこそ何万歩も歩いていたので、脚力というか持久力には自信がありました。


靴は4ヶ月でだいたい壊れます。どこが壊れるのかと言うと、底が無くなる(!)のです。
多少の偏減りはありますが、底のゴムが全体的に1センチ以上無くなれば、衝撃や凹凸が足裏にかなり伝わります。部分的に穴が空いていれば水も上がってきます。ツルツルなので当然滑りやすくもなってきます。
これタイヤ交換のようなものですから仕方ないのですが、経済的には厳しいものがありました。


あまり安い靴を買うと履き心地が悪く足を痛めたりします。仕事で履くのですから安っぽいのも良くないでしょう。
かと言って高い靴を買っても底の耐久性は値段によりそれほど変わらない部分です。やはり4ヶ月で壊れます。勿体ない。





※これはあくまでも個人的な意見ですが、通常価格(定価)が9000円以上、20000円未満あたりが外回り営業マンのツールとしては最適だと思っています。
セール情報などをうまくキャッチして、元々この価格で販売されていたものを3割引くらいで購入出来ればいいですよね。定価が高い靴ほど割引率も高かったりするので、18000円くらいの靴を7000円程度で買える場合もよくあります。
言うまでも無く靴だけは実店舗で買うことをオススメします






そういえば靴というのはメーカーにより原型(木型のようなもの)が若干異なるのでサイズが同じでも履いた時のフィット感が異なります。
自分に合った靴を作るメーカーを知っておくことは、決して損ではないと思っています。
スニーカーは特にその傾向が強いです。革靴は履いて馴染ませることで革そのものを持ち主の足の形に変えていくものですので、そこまで意識せずとも良いかと思いますが、原型が自分の足の形に近いほど馴染むまで時間が短くて済むので楽です。


ただ


新品の革靴は硬いので、売り場で試し履きしても、いまいちフィット感が分からないことが多いですね。今回はその辺りの話です。











元外回り営業マンが教える革靴の選び方



普通は靴を選ぶ際にはサイズ表記を頼りに商品を手に取るものだと思います。



(*゚∀゚)「25.5cmはこの棚だな」



革靴の場合は、これを一瞬忘れるくらいのつもりで丁度良いかもしれません。
よく靴を買う時には午前中よりも足がむくみだす夕方以降が良いと言ったりしますが、むくみを意識して選べば別に何時に買おうとも良いのです。







ポイント① つま先の余裕


革靴の多くは先端がやや絞ってあるフォルムをしているので、中指の前側にはだいたい空間が出来ていることが多いです。ここはもう少し余裕を持たせたいところです。
具体的には靴に奥まで足を入れた時に、親指と小指の外側を除いて指が靴の底面以外に触れていない状態が理想です。



( ̄∠  ̄ )「ないない、それはない」



靴ひもを結ぶと、足首と足の甲側で靴は固定され、前後にズレなくなります。要するに踵側に隙間
無い状態で、つま先側に前述のような空間が出来る靴をサイズ表記に頼らず、試し履きだけで探す
ポイントです。






ポイント② 横幅


ポイント①の条件をクリアした靴を椅子に座ったまま履き、靴紐を弛みの無い状態(足を締め込む
イメージで)でしっかり結びます

そうしたらゆっくり立ち上がります。その時に足首側がキュっと締めつけられると思いますが、同時に
足の親指と小指の付け根外側部分も締め付けられる感覚があるかと思います。場合によっては足の甲側まで締め付け感を覚えるかもしれません。
足首側での締め付け感よりも、それ以外の箇所で感じる締め付け感が強い場合は、その靴は足に合っていないと思います。
言葉で説明すると難しいのですが、何足か試していると段々身体で分かってくる筈です。
イメージ的には『プレスではなくホールド』されているくらいの締め付け感が理想です。






ポイント③ 絞り込み


基本的にはポイント②までで完結なのですが、条件を満たした靴が何足も合った場合には(出来れば全部買いたいけれど)絞り込みを行わないといけません。


色や形、価格が同じだった場合に商品を選ぶポイントとしては、縫い目が真っすぐて使われている
糸の張りが均一かどうか
、また靴の内側に貼られている素材の質感などはどうか、などを見ると良いかと思います。













靴を自分の足に馴染ませる



オーダーメイドで無い場合には、広く一般向けに作られた靴を自分の足の形に馴染ませる時間が必要です。硬い革靴の場合にはとても大事な作業でもあります。


とはいえ、きちんとポイントを踏まえて選んだ靴ならば毎日履いて歩いているだけで、特に何の問題も無く馴染んでいくと思います。


ただし、人間の足の形はそれぞれ。部分的に出っ張っている部分があったりして『ここだけ何だか違和感が強い』という箇所は少なからずあるものです。


そうした箇所だけを集中して早く馴染ませる裏技としては・・


※この方法はアタクシが個人的に行っているものですので、実行にあたって不具合が出ても責任は持てません。でも一回もおかしなことにはなっていないので大丈夫なんじゃないかな。


靴を履く直前に、靴の内側(革が露出していることが前提)の早く馴染ませたい部分にハンドクリーム
をよーく塗り込み浸透させます
。まあ裸足で履けばヌルヌルするでしょうが、靴下があるので気にはなりません。そのまま履いてしまいます。クリームを塗った箇所は他の箇所と比べて伸びやすくなりますので、馴染みは早くなります
もちろんハンドクリームは人間用なので、本来は靴に使用しない方が良いはずなのですが、靴の外側に塗る訳ではありませんし、肌に触れる可能性も高いので人間用を使用しています。


馴染みが遅いことでストレスを感じるよりも、多少無茶しても早く馴染ませて気持ちよく履く方が、結果的には良いんじゃないかと思っています。













まとめ




これからどんどんと暑くなりそうで、外回りの営業マンなんかは大変な季節でしょう。
アタクシの場合はしょっちゅう日陰(という名の喫茶店)に非難して水分補給と休憩をしていたので、
特別しんどかった思い出はありませんが、酷使した革靴でゲリラ豪雨を喰らうと、下手したら3か月もいうちに靴が死亡します。


新卒採用の方は初めて経験するいわば『洗礼』のようなものかもしれませんが、せめて靴選びでは
失敗しないようにしてほしいなと思っています。


これ、決して悪いことばかりではなくて



(*゚∀゚)「今回はちょっと攻めたデザインにしてみようかな(失敗しても数か月後には買いなおすんだしなあ)」



といった感じで、選ぶ楽しみも増えると思えば良いのです。