今回は

コットンでアトマイザー内のスペースを埋めるビルド

というテーマです。



RDAの場合、ビルドの自由度を高くする為にビルド可能スペースの容量を大きく取っているものがほとんどですが、コイルのサイズや数によっては、何も無い空間の割合が多くなります。
こうした空間にある空気が、発生したミストと混ざることで結果的にリキッドの味を薄めてしまうということもある‥と言われています。


そうした無駄な空気を減らす為に、無駄な空間自体を作らないようにしたアトマイザーも存在します。


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お馴染みWaspシリーズのデッキ構造はまさにこの効果を狙ったもので、画像のようにワイヤー固定部分と一体化した構造体が、コイルの両サイドを埋めています。ハダリーデッキと呼ばれるのはこのタイプなのかな?




今回使用するのはVandyvapePulse22RDAです。


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ボトムフィーダー対応のシングルビルド特化型ドリッパーとして、スコンカーブーム時には割と人気のあったRDAです。


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ただ、アタクシが個人的に感じるのは



( ・∀・)「なーんかちょっと味が薄い気がするんだよねー」



というもの。
悪くないけど少し物足りない感じ、かしら。
エアの取り込み量を絞っても何故か物足りなさは残ります。何故なの?


構造的には、アトマイザー底部にポストレス方式で固定したシングルコイルに、両サイド上部から斜めにエアを吹きつけて、発生したミストを吸い上げるようなスタイルです。


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(  ̄ー ̄)「なーるほど」



ただ気になるのは、コイルの周囲の何も無いスペースの広さ。確かにここは発生したミストが渦を巻く部分なので無駄とは言えないのですが、ちょっと広すぎるようにも思えます。
エアの取り込み量を絞ったところで、ここの容量が変わらなければ、ミストとエアの混合率はさほど変わらない気もします。


ならば


このスペースをコットンで埋めて狭くしてしまおう


ということ。
机上でどうこう言っても始まらないので、とにかくやってみましょう。




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カンタルワイヤーの24Gを内径2.5mmでコイルを作ろうと思います。



( ・∀・)「珍しくSS316じゃないんだな」



今回は温度管理も無しで、純粋に味わいの変化を感じたいからカンタルワイヤーで巻くんですよ(特に何も考えないでやってるだけなんて言えない‥)。


あ、何回巻いたか忘れた。


24Gで結構巻いたから0.8ohmくらいですよたぶん。


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出来た。
焼き入れして0.72ohm。
0.8を狙うなんて言った覚えは無いぞ。



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コットンは今回がっつり長めに通します。
耳の長さは左右同じです。





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シャキーン!


と、こんな具合にコットンを凛々しく整えたら、デッキ下部のコットン置き場の凹みに落とし込むのですが、今回はただ真下に降ろす訳ではありません




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このように対角線にある反対側の凹みに、コットンをうねらせるようにストームウィッキングの要領で落とします(上から見るとストーム:stormの『S』がはっきり分かりますね)。
メイルシュトロームスタイルのウィッキングでは、取り込んだエアに渦巻きのベクトルを加えていくのですが、今回はエアを巻かせるというよりコイルを包むような感じです。





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でたらめを並べるのにも疲れてきたので、とにかく吸います。おー、埋まってる埋まってる!






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トップキャップをずらしてエア取り込み量を調整します。ちょっと絞り気味でいきましょう、シングルコイルなので。
出力は25w。
この状態でドリップチップの内側からリキッドをぶちゅーっとドリップしてあげます。








吸ってみたよ



うん。



( ・∀・)「うん?」



美味しいね。



( ・∀・)「濃くなった?」



確かに濃くはなったけど‥‥‥なんでこんなにミスト増えたのよw(部屋中真っ白)



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キャップ外して確認してみたら、コイルを囲うように置いたコットンからもミストが出てます。そりゃそうだ、コイルに当たってるんですから。
つまりミストの発生量そのものが増加している訳です。


そりゃ味だって濃くなるわっ!!












まとめ



今回はコットンのコイル接触面を増やしてミスト量を稼ぐという試みでしたが、まさに狙い通りの結果が出ましたね。



((( ;゚Д゚)))



Pulse22はコイルの足の長ささえ二本均等にすれば、それほど組み難いRDAではありません。今回の要領でミストを増やせば、シングルコイルでも十分にリキッドの味わいを引き出せる‥かもしれません。


何度か同じことを言ってますが、新しいアトマイザーを購入するのも楽しいですが、以前に手に入れたアトマイザーをこねくり回すことで、今までと違った側面を見つけるというのもVAPEの醍醐味だと思います。


最近使わなくなったアトマイザーを現役に引っ張り上げるのも、持ち主の愛情表現なんじゃないでしょうか。










注意:このブログを読んで下さる方のほとんどは既にご存知だと思いますが、記事内容や使われている表現、呼称などは、検証不十分だったりデタラメな場合が多いです。決して本気にせず、ツッコミを我慢して読み流すくらいの感覚でお願い致します。