食事の時。


好きなものを最後にとっておくという方が居ます。
こうした方はかなり居るようです。
逆に好きなものを最初に食べるという方も居ます。
こちらは割と少数派。


アタクシはどちらでもありません。


空腹に勝る調味料は無い、という誰かの言葉もありますが、お腹が空いている状態での一口目はやっぱり格別に美味しく感じます。
だからアタクシは食事の際には一番好きなものを最初に味わいます。でもそれだと残りの料理全体の魅力が下がってしまいます。ですから一番好きなものを全部食べてしまわないで少し残しておきます。



( *・ω・)「変な食べ方だね」



そうでしょうか?
唐揚げ弁当の唐揚げだけ残してご飯を先に全部食べたり、または唐揚げだけ先に全部食べたりしますか?
こう考えると、アタクシと同じタイプの方は多いのではないかと思えます。










平和



ある作家の方が、こんな話をしていたようです。



( ・∀・)「ワシは一番好きなものは一番最初に食べる!」



実はこの方、以前は最後に好物を残すスタイルだったのですが、あることをきっかけにそれが変わったのだとか。それは


関東大震災


首都圏を襲った未曾有の大災害です。
知らない方は調べておきましょう。一応日本人の最低限の常識に含まれる事柄ですので。


この作家さんの家も被災し、建物が大きく損壊したそうですが、その時刻は食事時。
つまりこの方、最後に食べようと思っていた好物が瓦礫に埋もれてしまった経験があるのです。



( ・ω・)「そのことをずっと忘れられない。だから好きなものは最初に食べておくことにした」


だそうです。


考えてみれば何事も無く食事が出来るということが大前提として存在するからこそ


一番好きなものは最後に食べる


というスタイルが存在出来る訳です。
そんな視点で見ても今は平和な時代なんだなと思います。