購入後にかなりの頻度で使い続けたアトマイザーがHcigarのFodi F2(RDTA)です。
RDTAブームが起きた時の比較的初期に出たモデルで、組みやすさで見ればこれ以降の製品の方が使いやすいとは思います。
そのFodiがついに壊れました。
壊れっぷりが昭和タツノコプロを彷彿とさせます。タイムボカンっぽい。
結構大事に使っていたのですが、ポストの根本がイカれてグラグラするようになり、最後はスポンと取れてしまいました。
一応予備は買ってある(気に入ったら2つ買う)ので、ガラスチューブやパッキンはもう一個に流用出来るのですが、やや残念です。
アトマイザーは何年使える?
アトマイザーは何年くらい使えるの?
耐用年数はどれくらい?
という疑問をお持ちの方は居ると思いますが、一概に言えないというのが本当のところ。
①通電回数
ファイヤボタン(パフボタン)を押せばアトマイザーに電気が流れます。その際にコイル部やその周辺は高温となります。
低抵抗のコイルを使えばその熱量も相当のもの。
絶縁の為に使用されている樹脂がその度に消耗すると考えると、単純に何回吸ったかというのは大事な要素です。予備の絶縁材が付属していても、その数は無限ではありません。
②ビルドした回数(RBAの場合)
コイル固定の際に締め混むネジ。
ネジの予備があったら安心かと思ってしまいますが、ネジをはめる土台部分も毎回摩擦で削れていきます。
新品のネジでも土台が磨耗していたら確実な固定は出来ません。
クランプ式のワイヤー固定をするアトマイザーは特に土台のネジ山の消耗が早い気がします。
③キャップを開け閉めした回数
リキッドチャージなどでトップキャップを外す回数も寿命に関わります。パッキンやネジ山の有無の違いはあれど、どちらも摩擦で固定しているもの。
頻繁に開け閉めすれば磨耗していきます。
④その他
アトマイザーの固定の510規格はネジそのもの。
付け外しを繰り返せば当然ながら消耗します。
ただ、意外に見落としているのが、固定の際に掛かる横方向の捻れ。アトマイザーは使っていくうちに歪んでくるのです。
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形ある物はいつか壊れるとは申しますが、壊れたら意図も容易く買い換えられる時代。しかも買い換えた製品が以前よりずっと高性能で安価!なんてのが珍しくはありませんけれど、思い入れや感動まで新品が元の品物を上回ることは決して多くはないのかもしれません。
特にVAPEの機材は、買い換えたものが前のモノより良い保証はありませんから、大事に長く使うに越したことはありませんね。
まとめ
だから気に入った物は2つ買う必要があるのだよ!
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