そろそろ2019年も終わりが見えてきましたね。
カレンダーをめくっていくと、残りが薄くなっていくのが手の感覚で分かるのです。



( ・∀・)「あと二枚か‥」



日本の小中学校は、地域により多少の差はありますが、だいたい年に三回程『○休み』というまとまった休みの時期があることがほとんどです。
義務教育期間なので宿題が出たりしますが、恐らくその中で最も嫌がられているものが


読書感想文


ではないかと思っています。



この読書感想文の何が嫌がられているのかと言えば、何から何まで分からない、ということ。



①どんなことを書けば良いか分からない
②何から書けば良いか順序が分からない
③自分の考えをどんな言葉で表せばよいか分からない
④どうやって最後をまとめればよいか分からない



まあ、そもそも


何で感想文を書かなければいけないのかが分からない


という方が多いのですけどね。


※文章力をつける為、という意図はあると思います。ただし、生徒の書いた文章を評価するには、評価する側に非常に高い文章力が求められることになります。感想文の中で使われる漢字のミスや、段落の変更場所、句読点の数や字の綺麗さ汚なさを評価することが目的になってはいませんか?







感想文のマニュアル化について



最近は①から④について、生徒が悩まないように


A、あなたが一番心に残ったことは何でしたか?
B、それは何故ですか?
C、これを読んであなたはどう思いましたか?
D、AからCを原稿用紙に書き込んでみよう


みたいなマニュアルが出来ていたりします。
悩む内容すら限定させることで、感想文を完成させることだけを目的としているようです。



( ≧∀≦)「簡単になってきたんだね!」



いいえ。
こうしてマニュアル化することで感想文を書く意味すら消滅しています。


・強く心に残った箇所が複数あった
・何故そう感じたのか自分でも分からない
・読んで沸き上がった感情か複雑で整理出来ない


良い作品を読んだ後に、感受性豊かな人ほどこのような状態になるのではないでしょうか?
これらを悩みながら文章として形にすることで、本当の意味での文章力が身に付くのだとアタクシは考えています。



(  ̄ー ̄)「それが難しいから感想文が苦手になっちゃうんだって最初に言ってたでしょ?」



ということで今回は



アタクシ流『読書感想文』の書き方



についてです。


どうせ書くなら評価する先生達が唸るくらいの感想文を出してやりましょう!


読書感想文に悩むお子さん。
そうした子供を持つ親御さん必見です。













読書感想文の書き方



まず最初に。
一番大切なこと。
それは読む本を決めることです。


宿題としての読書感想文には『課題図書』というものがあります。これを読めばいいと思いますよ、という学校からのお節介なのですが、実際のところそこまで的外れではないので、この課題図書の中から選んでしまうのが意外にオススメです。


ただし


本と読者には相性があります。
面白くないと感じる本を読み続ける苦痛はかなりのものです。もちろん感想文を書くなんてもってのほか。
課題図書というのは複数選定されているので、合わないと思ったら途中で切り上げ、別の作品を選ぶということも大事です。
何冊か読んでみて、続きが気になって自分から読み進めていけるような作品で無ければ、感想文など書ける訳がありません
まずは相性の良い本探しから。



(  ̄▽ ̄)「この本は割と面白いぞ」



感想文を書く本が見つかったなら、まずはメモを片手に読み進めていきます。
メモには目立った出来事と、その時の登場人物の行動を書き残しておきます
全て読み終えたら、そっと本を閉じて余韻に浸りましょう。


ちなみに今日やることはもうございません



( 。゚Д゚。)



そして翌日。
読んだ本の内容を頭の中で整理していきましょう。
一晩寝たことで、どうでも良いことは勝手に排除されています。
では、この物語はどんな内容だったか?
誰かに教えてあげるつもりで、超簡単に説明出来るようにしてみましょう。



( ≧∀≦)「それって面白いの?」
(  ̄▽ ̄)「面白いよ」
( ≧∀≦)「どんな話?」
(  ̄▽ ̄)「要するに○○君が□□で△△をする話だよ」
( ≧∀≦)「どこが面白かったの?」



ここで昨日書いたメモを取り出します。メモのおかげで詳しい説明が出来る筈です。



( ≧∀≦)「あー、それ面白いわ!あとは?」
(  ̄▽ ̄)「他にはね、こんなところが面白かった」


( ≧∀≦)「なんでそうなっちゃったの?」
(  ̄▽ ̄)「んー、多分こういうことだと思う」


( ≧∀≦)「俺が主人公ならこうするけど」
(  ̄▽ ̄)「僕の場合はそうじゃないかな」



あとは今のやりとりを


「思った」→「思いました」


のように文章に適した形に直していけばOK。



( ・∀・)「なるほど」



ポイントは2つ


読みながら書くメモ
読んですぐに書かない感想


これだけ。
メモは資料となるのですが、あまり多くても混乱します。読みながら『はっ!』とした時だけ記入すれば良いです。








書く順序



書き始めに迷うことがあるかもしれません。
もし特に指示が無ければ



(  ̄▽ ̄)「要するに○○君が□□で△△をする話だよ」



この超簡単なあらすじから書き始めても良いと思います。長々とストーリーをなぞるので無ければ、導入としては無難です。



この本は主人公の○○君が□□という場所で△△をするという話です。



ここに面白かった部分や、気になった部分をメモを見ながら付け足していきます。



:僕は主人公の○○君が~なところが面白いと思いました(気になりました)。



てば何故そう思ったのか?
さらに付け足します。



:その理由は~だからです。



もっと詳しく教えて?



:普通は~だと思います。もし僕だったら~していたと思います。



なるほどね。
他に面白いと思ったところや、気になったところを教えて?



:○○君が△△した時、みんなが喜んだ(悲しんだor怒ったなど)ところです。



どうして気になったの?



:僕が○○君だったら、きっと~だと思うからです。



ありがとう、では最後に、この本を読んで面白かったのを誰かに伝えたいかな?君以外はどう感じるかな?



:友達や家族にこの本の話をして、みんなはどう思うのかいろいろ聞いてみたいと思います。



では最後の最後にこの記事を読んでいる貴方。
感想文を書く意味は本当に無いと思いますか?それは何故ですか?



( ・∀・)「同じ物語を読んでも、読む人の数だけ感じ方は違うということを理解すること。その物語について話し合うことで自分だけでは気付かないことがある、ということを知ること。言葉の大切さや他人との関わりの大事さを学ぶきっかけとして、決して無意味ではないと思います」



では終わります。










まとめ



娘に



(  ̄ー ̄)「感想文?そんなの超つまんなかった!こんな本を課題図書に指定する学校は頭がおかしいと思います!という文章を怒りに任せて書けば原稿用紙二枚なんてすぐ埋まるぞ」



と言って、奥様に怒りのタックルを喰らったことがあります。
下手に『面白かった』と嘘を書くより、よっぽど独創的で良いと思ったのですが‥‥(本気)。