やはり、というか....
ステイホーム。
この状況は既存の人間関係を浮き彫りにする傾向にありますが、過剰なストレスを抱えたまま良好な関係を維持するというのも、ケースによってはもう限界に達しているのかもしれません。
とても特徴的なお話を聞きましたので、詳細を伏せつつご紹介させていただきます。
『親友だと思っていた人に「距離を置きたい」と言われてしまい落ち込んでいます。何でも相談出来て心の支えになっていた人だったのでショックです。実はこんな感じで離れていった友達はこれで三人目なんです。仲良くなればなる程、その友達に依存してしまう自分は、この先誰とも仲良くしない方が良いのかもしれないと思い悩んでいます』
依存と友情は違う
ご自身でも気付いているのですが、この方は友達が出来るとその方1人に精神的に依存してしまう傾向にあるようです。
依存しているかどうかの見極め方としては
①その友達に嫌われないように言動や行動、趣味などを合わせようとする
②友達の日々の行動や交遊関係がとても気になる
③用が無いのに連絡を取ろうとする
こうしたものに当てはまるとすれば、依存している可能性が高いと思われます。
友達からすると、上記3点は度が過ぎる干渉と捉えられる為、限界を超えれば距離を置かれたり嫌われたりしてしまうのは仕方の無いことかもしれません。
ここでポイントなのは、これが
『一方通行』
の感情だということ。
自分としては
『困った時には頼って欲しいし心の支えになってあげたい』
と思っているのですが、それはあくまで本人の希望であり欲望。友達はそこまで誰かを必要とはしていない場合がほとんど。つまり一方通行な要求でしかありません。
友情というものを仮に定義するとしたら、それは見返りを求めずに、相手の求めるものを与えようと感じる相互関係ではないかと思います。
一方通行な要求だけの関係を友情とは呼びません。
※あくまでもアタクシの個人的見学
言葉は悪いですが、友達から見ればこうした人はクレクレ乞食のようなもの。1日も早く関係を精算したいと思うものでしょう。
コロナのせいにするのもアレですが、ストレスのせいでそれが加速度的に進んでしまったのかもしれません。
依存から立ち直るには?
友達依存のスパイラルから抜け出すには、自分の自己評価を上げることが大切です。
誰かに頼りたい、支えになって欲しいという考え方は、自分が弱い存在だということを認めている証です。
人には誰しもこうした不安が多かれ少なかれ存在しますが、依存にまで至らないのは
『自信となる何か』
を持っているからだと思います。
この自信というものは、別に特別な技術でなくとも何でも良いのです。例えばTwitterのフォロワー数が一万人だとか、稀少なVAPE機材を所有しているとか、大多数の人から見ればどうでもよいことだとしても、本人がそのことを『自慢出来る』と思い込んでさえいれば良いのです。
この『自慢出来る』かどうか、というのが重要で、それ自体に本当に意味があるのかどうかは関係ありません。
それこそくだらない思い込みでも良いのです。
大事なのは、それが無いよりもあった方が数倍マシだということ。
人は自慢出来る何かが生まれると、それを自信に変えていけます。自信は自らを信じると書きますが、これは心の支えとなるものを外では無く内側に構築することに他なりません。
依存からの脱却は、俺(私)スゲー!から始まるのです。
まとめ
ステイホームストレスには軽く汗をかくくらいの運動が一番良いのではないかと思っています。
適度な疲労は睡眠の質を高めてくれます。
そして良い睡眠こそストレスの特効薬。
あと少しの辛抱ですね。
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