今の職場は通勤経路に『田んぼ』があります。
千葉県ってそんな長閑だったの?と思われる方も居るかもしれませんが、割とそんな感じです。


我らが松戸は梨畑ばっかり(今年も梨のシーズンが来ましたよ!)なので、野菜はあまり作ってないのかと思っていたのですが、梨農家が梨畑の空いた場所でトマトやらスイカやら茄子やら色々作ってました。
あとは梨に飽きた(w)梨農家の跡取りが、野菜作りに目覚めて‥なんて話も。


うちの畑(仲良しの農家さんのご好意で貸してもらった土地にうちの奥様が作付けした)でもキュウリやトマトがどんどん収穫され、毎日食卓が賑やかです。
やはり旬のものは美味しいですね。
多分しばらく我が家はスーパーで野菜を買わなくても良いのではないかと思います。




今は夏休みなので娘達は宿題があるのですが、今年も自由研究に頭を悩ましています。



( ・∀・)「普段疑問に思ってることとかを調べればいいんじゃない?」
(  ̄ー ̄)「疑問?」



娘達はうちの畑で何故『お米』が作れないのかが疑問だそうで



(  ̄ー ̄)「野菜もいいけど、毎日食べるんだし米を作ればいいじゃん」



とのこと。



( ・∀・)「お米は田んぼじゃないとね」
(  ̄ー ̄)「でもなんでお米だけ田んぼで作るの?どうして水を入れて作ってるの?」



そうなんです。
残念ながらうちの娘達は、お米を田んぼで作る理由を知りません。











米だけは田んぼで作らないといけない理由



畑で野菜を作ったことがある、という人がそもそもあまり居ないのですが、畑というのは


・いろいろ作れる


という点でとても便利です。
しかし欠点もあります。例えば


・雑草がすげぇ‥
・害虫がやべぇ‥
・同じものばかり続けて作るとうまくいかない


などなど。



( ・∀・)「ふむふむ」



日本人の主食はお米。
お米の場合はうちの奥様の畑のように、今年はスイカ、来年はインゲン豆、というようにフリースタイルでは困ります。
毎年お米を、しかも安定して育てないといけません。


しかしお米を畑で育てる場合、先ほどお話した畑の長所は無くなり、短所はかなり致命的となります。



( ・∀・)「お米に関しては畑で作るのに向いてないね」



ここからがすごいのですが、稲の特性に合わせて専用の畑を考案した天才が居たのです。しかも古代に。


ちなみに田んぼの特徴として


・お米しか育てられない


という欠点こそあるものの


・ほとんどの雑草が消える(畑と比べ)
・ほとんどの害虫が居ない(畑と比べ)
・同じものばかり作っても影響が無い(らしい)


と、まさに米専用!


根っこ、というか下の方は水没してるので、根っこを食い荒らす虫は呼吸出来なくて居なくなります。
畑では悩みのタネとなる雑草も他の植物のほとんどは水中では呼吸出来ないし、根っこが腐るので育ちません。
あと、何故だか良く分からないのですが、毎年お米ばかり作っていても収穫量などが減らないのだとか。このあたり興味のある方は自分で調べてみては?


つまり田んぼはお米しか作れない代わりに、お米にとって最高の環境なのです。



( ・∀・)「いやいや、ちょっと待って。お米は何で根っこが水没してるのに枯れないの?」



ここからは運命というか、まあ偶然なんだと思いますが、稲というのは本体表面に中身の空気を外部に逃がさないコーティングのようなものがあり、葉で取り込んだ空気が根っこまで行き渡る構造となってます。
根っこにフィルムを被せて茎をチューブのようにして空気が送れるので、根っこが酸欠にならずに済むのです。
フィルムは空気は逃さないけど、栄養吸収は妨げないので、お米は(お米だけは)根っこが水に浸かっていても普通に育つのです。


昔は農薬なんてありませんでしたから、農薬要らずで害虫や雑草の影響を減らせるのは、かなり助かった筈。
こうして安定して炭水化物が確保出来るようになったからこそ、お米が日本の主食として根付いたとも考えられると思います。


古代の天才と運命的な出会いをしたお米が、行き着いた答が『田んぼ』だった、ということですね。










まとめ



もちろん稲にも害虫が居ますし、障害はいろいろありますが、畑よりはだいぶマシだということ。


そういえば母方の実家に水田がたくさんあって、子供の時はそこで遊んだ思い出があります。リアルぼくのなつやすみです。
畑もいいけど田んぼもいいなあ、と思いますが流石にそれは無理だろうなあ。