商品名:Maze V3(メイズブイスリー)
メーカー:HCIGAR
タイプ:RDA
径:22mm
接続:510
HCIGARのRDA、Maze V3のインプレッションです。
人気のシングルコイル用RDAです。
V3というのはバージョン3という意味で、最近バージョン4が登場しました。
バージョンごとに(だいぶ)仕様が異なるので、数字が増えるごとに改良されて良くなった、というよりも、単純に作った順番、というイメージです。
エヴァンゲリ〇ンみたいなものだと。
アタクシ、HCIGARと言えばMODの印象が強かったのですが、Fodiシリーズなど最近はアトマイザーでも良く名前を聞きます。
質感が良い見た目がカッコ良いイメージ。
で、このV3、人気の理由のひとつが見た目。
装飾にも凝っていて、安っぽくないのに安い。
なのに美味い!と評判。
バリアブルベクターエアフロー
最大の特徴が可変式エアフロー。
アトマイザーサイドの穴(2個あって、1個塞いで運用可能)から吸い込んだエアーを内部の筒状のパーツを介してコイルに吹き当てるのですが、この筒状パーツの向きをマイナスドライバーで任意に変更できる仕組みです。
コイルの設置位置や大きさに応じて最適な角度からエアーを当てられるので、より好みに合った設定を楽しめる、ということです。
アトマイザー内部はかなりスペースが広く、大型コイルも楽に設置できます。
リキッドを溜めるジュースウェルも深く掘られていて、たっぷり注いでおけば数回吸っただけでドライに、なんてことは無さそうです。
BFにも対応
さらにBFピンが付属しているので、ボトムフィーダー仕様のMODでも使用可能となっています。
HCIGARが誇るMazeシリーズの優等生的な位置付けとなるシングルコイル用RDA、それがこのMaze V3と言えるでしょう。
インプレッション
シングルコイルなので手早くさっさと巻けて、味も美味しいとくれば人気が出ない筈はありません。見た目もなかなか良い感じ(個人差あり)ですしね。
(。・ω・。)「なんか付属品がいろいろあったね」
クラプトンコイルやパッキン、レンチなどの他に、例の筒状パーツも入ってます。見てみると穴の数が違うので、予備ではなくコンバーチブルのようです。
BFピンといい、付属品が充実してますねー
可変エアフローの実力
こういうギミックはもともと好きなので、いろいろ弄って楽しんでみました。が
(*´・ω・)(・ω・`*)「そこまで味、変わんない気がするのよねー」
気分。
そして結果より過程。
仕事じゃないんだからいいと思います。
漏れる、という方が意外と多い
RDAとしてちょうど良いくらいの固さのパッキンがはまっていまして、蓋(トップキャップ)はなかなか開けやすいんですが、密閉度はそんなに無いかも知れません。
(・д・)「あー、また漏れてる」
という方も結構いるようですが、漏れるとすれば
①筒状パーツを逆流
②蒸気(結露)が内壁を伝ってパッキンの隙間から出てくる
のどちらかだとは思います。
(๑•́ω•̀๑)「推測でしょ?」
だってアタクシのV3、漏れないんだもの。
漏れない、という方々の吸い方はだいたい「吸う分だけリキッド垂らしてドライヒット寸前まで吸う」だったりするので、多少は参考になるかも。
アタクシのは単にあたり、だった可能性高いです。
ビルドの際に便利な仮止め仕様ネジ
デッキに立っているワイヤー固定用のポール。
ワイヤーを穴に差し込んで、六角レンチで締めるお馴染みなタイプなのですが、この固定用ネジの上部が手で仮止め程度には締められる形状になってます。
(๑・ิω・ิ)「あっ、これ便利!」
深めに仮止めしておいて、余ったワイヤーを切ってみます。
( ・ㅂ・)و ̑̑「ぴっちりキワで切断できなくても、ネジ緩めてちょいと押し込めば、ぴったり」
物臭適当男子向きな仕様です。
それから、ドリップチップ(先端の銀色部分)はすごく短めです。規格は510ですので、気になる方は交換すると良いかと・・思いますが、取り外す時に反時計まわりに回しながら取ると
根本ごと取れます・・
ここはネジ式になってますね。
トップキャップの上部の形状を良く見てみると、ドリップチップを上下に挟むようにえぐれている加工がされています。デザインなのかと思ってましたが、実際に吸ってみると、ここに両唇がフィットするようになっています。
つまり、トップキャップ丸ごとドリチ、というかキャップごとパクっといって吸うスタイルなのかもしれません。
だからドリチ本体は短かったのか・・
対抗馬としてはWASPやハダリーみたいなのがあると思うんですが、エアフローがいろいろ弄れて面白そうなのと、でかいコイルが簡単に置けることや、ワイヤー固定がいろいろ楽なのもあり、自分はこちらにしました。
どちらが美味しいか、というのはもう好みになりますから、どうしても迷ってしまう方は全部買うしかない、と思います。
シングルRDAって、面倒くさがり向けの煙少な目お手軽ドリッパー感がするかもしれません。
ただリキッド特性によって抵抗値を変える方は多いと思いますが、いちいち変えるのが面倒だから0.6とか0.7ohmくらいに固定している方、意外と多いんじゃないでしょうか?(ここにいます)
安価であまり神経質にならずに外出にも持っていきやすく、程よい抵抗値にセットしてどんなリキッドにも合わせやすい。しかも味を変えたければコットン交換も(シングルなので)すぐできる。
個人的にはこのスタイル、爆煙志向でない方には「ひとつの到達点」じゃないかと思えてきます。
まとめ
もともと売れてるアトマイザーなので、別に何も褒める必要ないんですが、売れてるのはそれなりの理由があるんだな、という感想です。
ショップによってはリキッドより安く買えますし、手頃で使い勝手の良いRDAを探している方は、迷わず手に入れちゃっていいかも、です。
質感はとても良いと思いますし、デザインもなかなか(Mazeシリーズで一番好きかも)気に入ってます。この見た目できめちゃうのもアリですね。
やっぱり見た目は重要ですから。
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