流通や物販に関わっていると、ヒット商品が売れている間は売れている理由がイマイチ分からず、売れなくなってはじめて売れている理由も売れなくなった理由も分かる。というのを感じたりします。

アタクシが大好きなEleaf iStick Picoは後継機種がたくさん出ていて、さらに競合機種も多数発売されているにも関わらず、いまだに売れている超ヒット商品です。


( ・-・)「(ケチつけに来たな‥)」


いろいろな方がご存知だと思いますが、この機種の魅力は

①秀逸なデザイン
②拡張性もある豊富な機能
③超絶コンパクト
④豊富なカラーバリエーション
⑤安定した品質
⑥お求め易い価格

で、これらのバランスがとても良いことだと思います。

(*゚∀゚)「そうそう」

そしてメーカーであるEleaf様が、こうしたことを踏まえて後継機種を発表してきた・・のかと思いきや


Pico Mega:何故か変更されたファイヤボタンの形状+USB端子が使いにくい底面に移動
Pico Dual:何故か変更されたカラーコンセプト。身長そのままに激太り。にじみ出る炊飯器感。
Pico Squeeze:何故か変更されたカラーコンセプト。他は最高。
Pico RDTA:Picoのような別の何か。RDTAを誤解したかのような仕様+アトマイザーがまさかの純正縛り。側面に謎のマーク
Pico 25:全機能面で初代を凌駕し、センスの面で完敗。何故なのか分からないが自社のシンボルマークをデザインに大々的に取り入れる。Picoシリーズ最新作。


どうして弄らなくても良い部分をいじるのかw
Pico(初代)を愛し今でも使い倒しているアタクシから非礼覚悟で言わせてもらえば


(*・ω・)「初代と同じような、クラシックカメラを彷彿とさせる雰囲気のあのデザインで作ってくれていたならば、もれなく全部買っていたよ!」


最新作がPico25であることから恐らく、25mmまでのアトマイザーが載る!というのが最後の一手であり、究極の策なのだと思います。これをやれば売れるんだ、というメーカーの確信が透けて見えます。スクウェア・エニックスがFFⅦを完全リメイクすれば売れると分かっていながら、キャラだけ小出しにしてきたような、あえて言ってみればそんな感覚。
そして出て来たPico25を見てアタクシ、枕を涙で濡らしながらうつ伏せで膝から下をバタバタさせました。


(´;ω;`)「ごめん、そういうことじゃないんだ」



アタクシが待っていたのは、初代の、あの銀色のフレームと電池蓋、スマホのホームポタンみたいな楕円形のファイヤボタンの、アレの25mmバージョンだったんだよ・・



ということで、私的な感想を延々と述べてまいりましたが、結局のところPico25は良く売れているのだそうです。2A充電対応だったり、いい商品ですもんね。
今後、需要がPico25mmに移っていって初代の存在が薄れていったころに、真の意味でのi Stick Picoの二代目が登場したりすればいいのにな。と淡い期待を寄せておこうと思います。