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商品名:eVic VTwo mini(イーヴィックブイツーミニ) 
メーカー:Joyetech
タイプ:テクニカル
バッテリー:18650
接続:510(スプリング)



JoyetechのテクニカルMOD、eVic VTwo miniのインプレッションです。



eVic vtc miniを買おうと思っていたらeVic VTwo miniが出た。という方もいらっしゃると思います。
ファームウェアアップデートを最新にした状態での両者の違いは「ゲームの有無」だそうです。気にしていた方は参考にしてください。

さて

最新機種で直系の後継機種となるeVic Primo miniが発売されてもなお人気の高い機種であるeVic VTwo mini。シンプルでクセの無いデザインが幅広く受け入れられたのでしょうねーたぶん。
先日の記事でNO1を獲ってから、早くインプレッションで好き放題書いてやりたい、と狙っていましたがようやく記事アップです。


基本的な性能や機能

それでは「羊羹」ことeVic VTwo miniの簡単な説明を。

・カーブモード以外の機能はほぼ全部ついた(ファームウェアアップデート後)
・18650バッテリーシングル駆動で最大出力75w
・9色展開

以下画像はアップデート後のものとなります。
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ワッテージモード。
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もちろん温度管理もNi、Ti、ss316に対応。
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スマートモード。ラインが指示範囲内に収まるように吸えば焦げないのだ。
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時計つきワッテージモード。意外と見やすい。
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放置しておくとスクリーンセーバーのように現れるアナログ時計。





すごいですね。
もうこいつだけでいいじゃん感がすごいです。
発売後、これだけ経過しているのに値段が下がらないのも頷けます。

操作方法はファイヤボタン5連打での電源オンオフ。
ファイヤボタン3連打でメニュー切り替え、とお馴染みのタイプ。
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(TCR設定は電源オフ時にファイヤボタン+「+」ボタン長押し)




18650バッテリーシングル駆動テクニカルMODのひとつの理想形


いろいろなメーカーからいろいろなモデルが発売されて、それぞれ似たり寄ったりを避ける為に、デザインや機能面で「これ!」というものを打ち出してきました。
ただどうしても個性に走れば何かが犠牲になったりするのは否めないところ。

(´;ω;`)「他社と差別化したいばかりに、結果使い難くなっちゃったよ」

これは悲しい(アタクシはそういうところ大いに評価させていただきます)。



Joyetechはこの羊羮eVic VTwo miniに、敢えて個性を求めないことにしました。
その結果手に入れたのは「究極の没個性」「機能美の極致」でした。

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・サイズに関わらずほぼどんなアトマイザーも搭載できる平らな天面
・視認性と情報量にこだわった大きな横書きディスプレイ
・飾り気の無く押しやすい大き目のボタン類
・電池の出し入れが簡単なカバー
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「面白みの無い見た目」という印象が「無駄なものを一切排して使いやすさに徹した」という印象に代わっていきます。
実際に目を閉じて使ってみると、サイズ感や触り心地もふくめ、すごく上質。でも目を開けるとういろう。
正直、このモデルでJoyetechのイメージがぐっと良くなりました。


どんな方にも安心して「これを買っておけば大丈夫」と言い切れるMOD。
それがeVic VTwo miniなのです。




インプレッション



先代のモデル(eVic vtc mini)と同じサイズ、同じ性能。違う部分を探す方が難しいという、なんだかよく分からない状況で登場した本機。現在店頭で見るのはVTwoの方だと思いますが、先代が安くなっていたら、そちらを購入しても大差はありません。こんなことあるのね。


敢えて探そう悪いところ

基本的に欠点らしきものが無い本機です。
後継機種はデザインを弄るか、2A充電に対応するとか、出力を増やすか(バッテリー本数含む)ぐらいしか採る道がありませんし、実際そんな感じになっています。

(`・д・´)「そうは言いますけど、完璧では無いんでしょう?」

評価というのは相対的なものです。
1位だからといって完璧だという意味では無いのです。


メニュー切り替えで「戻る」が無い


これは他のJoyetech製品もそうだったのですが、メニュー切り替え時に「+」ボタンで点滅している項目がどんどん前に送られていき「-」ボタンを押すことで、その点滅項目の値を変更する準備ができます。
切り替え時に点滅している箇所を後ろ向きに送ることは出来ません
慣れればまあ良いのですけど、いや、慣れてもちょっと不便。
Eleaf iStick Picoのようなフレキシブルな操作に慣れている方は、ちょっと面倒に感じるようです。


実サイズより大きく見える


アタクシが使っているものは「黒」で、見た目は羊羹なのですが、他社のMODと比べて何故か大きく見えます。22mmアトマイザーを載せるとサイドにぴったり収まることから、結構スリムな筈なのですが、のっぺりとした外見は何の「錯覚」も生じさせないようで、人間の目はeVic VTwo miniのことを「大きい」と認識してしまうようです。



ディスプレイの情報が多い分フォントが小さい


アップデートするとさらに顕著なのですが、大き目のディスプレイにも関わらず、文字が小さくて結構読み難いです。これはおじいちゃんやおばあちゃんには優しくないです。
ア、アタクシはまだ大丈夫ですよ!!




(  ̄っ ̄)ムゥ


躍起になって探してみたものの、こんなもんですね。やっぱりすごく優秀です。




おすすめ度合い


当然ながらMAXおすすめ。
最初に買っておけば末代まで使える優秀機であることは疑いの余地がありません。
ですが、正直面白みはありません。


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もう羊羮にしか見えないw



まとめ


出張や旅行などで、出来れば荷物は最小限に抑えたい時などに「一台で何でもこなす」というのは何よりも有難いことだと思います。
スペシャリストよりもマルチプレイヤー、というわけです。
そんなシチュエーションにeVic VTwo miniは誰よりもお似合いです。実はアタクシがこの機種を購入したきっかけも、まさにそれでした。
あまりにも使い勝手が良すぎるので、ちょっと出かけるだけでも手に取るようになり、こればかり使うような時期もありました。

ただ

(; ̄Д ̄)「なんかアタクシ、甘やかされてる気がする・・」

他の機種を使った際に感じるちょっとした「クセ」や「違和感」などが、割と気になるようになっていたりします。これはいけない。楽をすると人間ダメになります。
昔は「PC」「ガラケー」「音楽プレイヤー」と分けて使っていたのに、今は「スマホ」で全部カバーできてしまいます。これってものすごく楽。最近PC立ち上げてないなあ、なんて方も居るはずです。


※楽しちゃだめ、というわけではありませんw例えばの話です。


ということで、普段は他の機種を使っていて、本来の目的である旅行や出張時に出動することになりました。うん、これでいいのだ。


人をダメにする没個性な優等生。
でもたまに使うとやっぱり便利だなーって感じますw


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JoyetechのテクニカルMOD、eVic VTwo miniのインプレッションでした。