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商品名:Pico Squeeze(ピコスクイーズ) 
メーカー:Eleaf
タイプ:テクニカル(出力調整無し)
バッテリー:18650
接続:510(非スプリング固定式)


EleafのテクニカルMOD、Pico Squeezeのインプレッションです。



空前のスコンカーブーム、というほどVAPE人口が居ないのですけれど・・。
その火付け役となった、と言われているのがEleafのPico SqueezeとKangertechのDripboxシリーズ。今回はそのひとつ、Pico Squeezeのご紹介記事です。


今現在(2017末)流行りのスコンカーの主流は「メカスコ」と呼ばれる基板を搭載していないメカニカルMODです。対して基板を内蔵し出力調整や各種モードの搭載、安全対策がされたものは「テクスコ」と呼ばれるテクニカルMODです。本体材質にもよりますが、やや「テクスコ」の方が価格は上です。

各メーカーもブームに乗っかれ、とばかりに新規商品を発表していますが、今後はデュアル以上のバッテリーを搭載しつつ基板で制御可能な機種など、テクスコが少し盛り返してきそうな気配がします。



Pico SqueezeやDripbox(初代)は基板を搭載しているので、一応「テクスコ」ではありますが、テクニカルMODの特徴である出力調整や温度管理などは出来ません。テクニカルMODの各種モードの中に疑似的にメカニカルMODのような使い方ができる「Bypass」モードというのがありますが、要するに「Bypass」モードのみで稼働するテクニカルMODだと考えてもらえれば分かりやすいかと思います。


(。・ω・)「それってもうメカニカルなんじゃないの?」


例えば多くの方がMODに直接USBケーブルを挿して充電していると思いますし、バッテリーが満タンになれば充電は自動で停止します。
ファイヤボタン5連打で電源のオンオフをしたりも普通でしょう。
バッテリー残量が少なくなれば、これまた自動で電源がオフになります。

・・これらは全部基板が行っていることです。


Bypassモードのみしか無い、と言えどもこれらの機能は搭載されています。見ると一目瞭然ですが、全てが安全対策だったりします。メカニカルには無い機能です。
Pico Squeezeがメカニカルスコンカー(メカスコ)の風味を損なわないようにしながら、安全性にしっかり配慮(と言っても完全ではないです)したモデルだということが、良く分かります。



基本的な性能

・18650バッテリーシングル駆動で出力調整無し
・Bypassモードのみ搭載
・温度管理機能未搭載
・ファームウェアアップデート未対応
・リキッドボトル容量6.5ml


MOD単体でも販売しているそうですが、だいたいはキットとしてアトマイザーCoral RDAと共に売られています。ただCoralはデュアルビルド前提だったり(片方だけエアフローを閉められない)、フタが柔らか樹脂でドリップチップも付けられないなど、少々オマケ感が強いイメージです。なのでもちろんと言うか当然ですが、Pico Squeezeには他メーカーのBF(ボトムフィーダー)対応のアトマイザーも使用出来ます。
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※MOD側の接続が調整不可となりますので、アトマイザー側のポジティブピン(510突起の中央の出っ張り)が調整可能か、もしくは調整せずともピッタリなものでないと通電しないといった不具合が出る恐れがあります。また本体デザインのせいで(バッテリーカバーが上に飛び出しているPicoシリーズでおなじみのアレ)径23mm以上のアトマイザーは基本的に使用出来ません。

なんだかいろいろ制約があって「うーん」なイメージになるかもしれませんが、実際は結構大丈夫なことが多いです。
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電池は上蓋外してこんな感じに入れます。




使い心地


はじめに

ボトムフィーダー対応アトマイザーはほぼRDAですので、自分でコイルを巻いてビルドすることが前提となります。
当然使う前に「抵抗値の確認」「ショートしていないかどうか」を確認しなければいけませんので、別途オームメーターか他のテクニカルMODが必要になります。

メカニカルMODはMOD側で出力調整できないので、コイルに流れる電力はコイルの抵抗値から計算するしかありません。過度に低い抵抗値のコイルは思いのほか大きな電力が流れ、バッテリーに高負荷が掛かり危ないのはもちろん、燃費もかなり悪くなります。疑似的なメカニカルモードを使っているとはいえ、Pico Squeezeも基本的には同じことが言えますので、ビルドの際、コイル抵抗値には気を配るようにしましょう。
目安としては低くても0.5ohm程度、と考えていた方が良いかと思います。
ちなみに高い分には3.5ohmまで対応しています。

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アトマイザーの準備が出来たらMOD底部の蓋を開けてリキッドを入れるボトルを引き出します。初代Picoで言えば「+」「-」ボタンがある部分が蓋です。マグネットで付いてるだけですので、ひっかければ取れます。
ボトルは真下に引き抜けば外せます。蓋など無い状態で抜けてきますので、使用中に引き抜く際には横にして作業しないようにしましょう。漏れます。

リキッドは満タンで6.5ml入るそうです。スコンカーにしては容量は少な目だと思います、が常識的に見れば大容量。

抜いた時と逆の手順でMODに戻します。蓋がちゃんと閉まるくらいまで押し込めばOK。こうなれば横にしてもボトル周辺から漏れることはほぼありません。が少し怖いので立てて置きます。
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↑ボトルは露出してます。


そしたらボトルをむぎゅっと押してアトマイザーにちゃんとリキッドが供給されるか確認しましょう。

コットンが濡れるのを確認したら電源を入れてファイヤボタンをちょんちょん押します。シュッ・・シュッ・・と煙が出ればビルドや接続、ボトルのセットは全部クリアです。
あとはゆっくり吸うだけです。


(*´∇`*)「やっと吸えるよー」


アトマイザーのリキッド保持量(ジュースウェルの深さ)やコイル抵抗値などで、ボトルをむぎゅっとしてリキッドを供給するタイミングは大きく変わります。ですから始めのうちは様子を見ながらベストタイミングを探っていきましょう。すぐに分かってくると思います。

あとはもうリキッドと充電が無くなるまで「だらだらだらだら・・」と吸い続けるだけですw


(。・ω・)「吸えるようになるまでが結構手間な気がするけど、吸い始めたら楽ちんなのねー」


それがスコンカーの最大の特徴と言えるんじゃないでしょうか。





インプレッション


皆さん「ピコンカー」と呼びます。かわいい。


小さすぎ

Pico Squeezeを使って一番気に入った部分は

(*´Д`*)「ちっちゃいなー」

何と言ってもこのコンパクトさ。
シンプルなメカスコでも、本体は意外と大きなものがほとんどです。テクスコとなれば電池+基板+ボトル、ということでどうしても大型になります。スコンカー界隈でこの小ささはとんでもないレベル。

持った感じもPicoそのものです。握れば手の中に隠れるところもPico。ですがデザインは初代Picoに一番近いので好印象です(でも縁がシルバーだったらもっと良かったなあ・・)。



総合的にはとても良い機種だと感じているので、先に気になる部分を連ねてしまおうかと思います。



Bypassモードのみ

せっかく基板が入っているのだからVWだけでも付けて欲しかったよ・・というのが本音です。
特に電池残量が減ってきた際、それにつれて出力はどんどん低下します。せめて、ねえ・・。


インジケーターが意味を為さない

バッテリーインジケーターランプはあるのですが、小さくて見難いので、そのうち見ることすら無くなります。人によっては「そんなの付いてたっけ?」というレベル。意味がありません。
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コントラスト上げてるので写真だとそこそこ。



アトマイザー接続部の調整不可(とサイズ制限)

他の完成度が良いのに「どうしてここだけ手抜いた?」という感じです。
それから23mmが載らないなら22mmを使え!付属のCoralを使え!というEleafの意思を感じます。もういいです。

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あとは吸い上げピン周りは洗えないのが地味に嫌かも。


さて


今度は良かった点です。


電源をオフに出来る

持ち運びの際に、たったこれだけでどんなに便利か、メカスコ使いの方はご理解頂けると思います。ストッパーがあるならまだ良いですが、原則メカニカルは電池を抜いて持ち歩きます。使い勝手が段違いです。


電池交換が楽チン

よく電池を抜き差しするのがスコンカーですが、機種によっては意外と面倒。隣のボトルをうっかり触れば吸えないのにリキッドが供給されたり‥。
ピコンカーならパネルを外さず、上部のキャップを取ればスコンと取り出せます。電池もスコンカー。


(ーωー)

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テクニカルらしい機能が全然無い分、メカニカル同様バッテリーのスペックがそのままMODの性能に反映します。ちゃんとしたバッテリーを使えばピコンカーも立派に働きます。
というより必要充分に美味しく楽しく使えます。



オススメできるのか?


手軽に安全にボトムフィーダーを始めたいという方や、外出の多い方などに向いている機種だと思います。ただし自分でビルドすることに抵抗が無い方に限ります。


まとめ

これで物足りなくなったら他の機種を買おう、なんて思ったりしましたが、むしろピコンカーで充分な感じです。ものぐさなアタクシはメカスコの持ち歩きすら面倒。もう終わってます。

22mm限定だから‥という方も居ますが、Maze V3やWasp nanoのようなBF対応アトマイザーは最近結構あります。22mmなら見た目もコンパクトでスマート。ちょっと前に手に入れて使って無い方は、今こそ使い時かもしれませんよ。

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EleafのBF対応MOD、Pico Squeezeのインプレッションでした。