寒いですね。
のんびり温泉に入りたいなーなんて大して思ってもないことを言ってみました。

運送業者さんが「普段は見たことない怖い顔」で走り回る年末。通販の有名どころが連発でセール打って、さらに流通業のクリスマス~年末年始の大規模出荷。

荷物が普段通りに届くなんて考えている方は、やはりおめでたい方ですね。

( ・`д・´)「追加料金払ってんのに届かない!」

いくら払ったのか知りませんが、追加料金払うと荷物が減りますか?ドライバーやトラック増えますか?渋滞無くなりますか?

人間1人を拘束するのは「一万円」が目安です。個人的に対応して欲しいなら、それくらい払わないと無理なんです。


( ・`д・´)「だって運送業者や通販業者のサイトに値段表と荷物のスピードとか書いてあるもん」


それは通常期のセールストークです。
だから繁忙期には当てになりません。それも書いてあるでしょう?


どうも日本人はオーバークオリティに慣れているようです。
手厚い品質やサービスを受けて感謝するのは良いと思いますが、それをこちらから要求するのは厚かましいだけです。はしたない。








自分自身に向けて書いておきますwww

怒ってないから年内中には持ってきてくれないかしら。




そんなアタクシたちに向いていないのが海外通販
VAPE関連機材は海外が安いので、やってみたいなーという方も多いと聞きます。



オーバークオリティ文化の日本人が注意すべき海外通販の常識


国内だとあまり見ない製品がたくさんで、物色しているだけでワクワクな海外通販。
電子タバコ(VAPE)はまだまだ日本では発展途上なので、海外の方が品揃え豊富な傾向にあります。

必要なのはクレジットカードとメールアドレスくらいで、英語と格闘しなくても、手引きサイトを見ながらやれば、恐らくほとんどの方が商品を探してお金を払うところまでは出来ると思います。


( ≧∀≦)「楽勝だよ」


これですぐ手元に商品が届く。と思ってしまうのがオーバークオリティに慣れた証拠。
海外通販においては、ここがスタートライン。
ちなみにゴールは結構遠いです。


常識①在庫が無いものも買えてお金まで払える

錬金術では無いので、無いものは無いです。在庫数の把握が出来ていないのが当たり前ですので「あれー、いつの間にか売り切れてたー」というのが普通。
当然そのまま待っていても発送なんてされません。


常識②今出ました=これから出す(荷物はそこにある)の意味

通販業者(あるいはメーカー)の倉庫から、有名配送業者に引き渡すまでの間に、別の運送業者が入っていたりします。通販業者の視点では、トラックに乗ったら「出荷」したことになるので、理屈はわかりますが、そのトラックが周辺をいくら走り回っても海は越えません。


常識③簡単に追跡させてもらえると思うな

発送方法によってはトラッキングナンバー(荷物の追跡番号)がメールで知らされます。有料のサービスだったりもします。ただしその番号で追跡が可能になるまでしばらく掛かります。数時間とか翌日とかいったレベルではなく、数日間は掛かります。
その数日間の荷物の状態を知りたいのですが、向こうとしては「そんなもん察しろ」ということです。


常識④荷物がかなり経験値を積んでからやって来る

ヒッチハイクは車で移動している親切な方に頼んで、同乗させてもらい、ある時は遠回り、ある時は予期せぬ道を通りながら、タダで目的地を目指す旅。
海外通販の商品で送料無料や格安を選ぶと、自分の荷物が予想外の国を経由したり、消息不明ギリギリで同じ場所に留まったりします。


常識⑤梱包は全て緩衝材である

荷物を投げる、落とす、引きずる、濡らす。
だからこそ段ボールの存在意義がある、というスタンス。内箱もベコベコ、でも商品本体が無事なら何も問題は無い、ということです。
箱ではなく紙袋で届く場合も多いですが、それはコンテナの隙間という隙間にぎゅうぎゅうに荷物を突っ込みやすくする為だと考えましょう。
手元に届いた時、段ボールや袋が無傷である確率はほぼゼロだと認識しておきましょう。


常識⑥文句は言った者勝ち

起こったトラブルは、口うるさく文句を言いつづけるお客から優先に対応します。みんな口うるさく文句を言っているのですから解決したければ、人一倍激しく荒ぶる必要があります。気長に待つという選択肢は、向こうに「何もしなくて良い」と言っているのと同じ。



( *´・ω)/(;д; )


これが常識です。
よく「人にお金を貸すなら、あげるつもりで貸せ」という教訓があります。返してもらえると思っていたら疲れるだけ。
海外通販でトラブルに巻き込まれた場合、お買い得に買えて「得」した分の何倍もの時間と労力、ストレスがかかり「大損」します。

何もなく、順調にいけば半月以内で欲しいものが届くことがありますが、それは当たり。
良かった!今回はうまくいった!と喜びましょう。



まとめ

安い価格と無料の配送費。これにハマるとだんだんと高額なものを購入するようになり、忘れた頃に大トラブル。なんてのが海外通販の恐怖の真髄。

利用するならば「国内で販売されていないもの」に限り、あまり高額なものを購入しないという前提で使うのが安心です。

日本人が良く買うから、という理由で、我々が好きそうなものは、割と高かったりして最終的に日本国内とあまり変わらない価格で販売しているものもあります。先に国内でどんなものが幾らで売っているか確認することも忘れずに。