久しぶりに雨です。

気温はさほど低くは無さそうですが、体感が寒いです。そういや我が家の脱衣場には年代物の電気ストーブがあり、意外と重宝してます。
灯油ストーブやファンヒーターと違い、スイッチポチですぐ暖まり、使い終われば一瞬で消えます。匂いもないしいいですよ、ちょい使いに。


日本だと電熱線は材質問わず「ニクロム線」と呼ぶことが多いのだそう。
ホームセンターとかにもヒーター用ニクロム線、なんてラベルが付いて売られてたりしますが、厳密に「ニクロム」かどうかは確認しないと分からなかったりするんですって。



VAPEのRBAで使う専用ワイヤーにも「ニクロム線」と書かれたものがあります(VAPE専用のもの以外は使わないことをオススメします)。
あれを見るたびに


( ・ω・)「(ストーブのあれを巻いて吸うのか‥‥)」


と不思議な気持ちになります。口許に電気ストーブのヒーターをこしらえて湯気吸ってるわけですからVAPERとは変わった人間だと思われても仕方ないです。


ニクロムついでですが、以前アタクシも間違えたことがありますので、ネタとして書いておきます。


Ni80ワイヤー
Ni200ワイヤー



は名前だけ似た全然別物です。

Ni80は通称ニクロムで、カンタル線に近い、熱による抵抗値上昇が少ない材質です。カンタルより熱くなるのが早いと言われます。
Ni200は通称ニッケルで、ニッケル純度が高く、熱により抵抗値の上昇が大きい材質です。温度管理に使用するワイヤーで柔らかいです。

TCRの値を見れば一目瞭然なのですが、名前似てるから性質も似てるんじゃないかなーと間違えやすいです。いや、普通は間違えると思います。

名前で判断してはいけません。



昔、灯油ストーブは、石油ストーブという名前が一般的でした。石油ストーブなんだから灯油じゃなくても、同じ石油から作ったガソリンでもいいだろ。とやってしまった方がいて事故になりました。
それから紛らわしいから灯油ストーブと呼ばれるようになったのです。



名前に惑わされちゃいけませんね。