商品名:Bellus RTA(ベルスアールティーエー)
メーカー:UD(Youde)
タイプ:RTA(2ポール2ホール、シングルビルド用リデューサ付)
容量:5ml
接続:510
径:22mm
UDのBellus RTAのインプレッションです。
新商品ではないし、何を今更?という感じかと思われるでしょうが、ついこの前
(*゚∀゚)「これからはさ、タンクが上にあるRDTAみたいな奴が流行るんじゃないのー?」
という記事があったかと思います(忘れててもいいんです)。
実際GeekvapeやAugvapeさんからそれっぽい商品(ブリッツェンとかボレアスとか)が出てきまして、アタクシとしては吸いたくてたまりません。どれがいいのかな?いろいろ物色しています。
でもですね、もう何年か前に発売されていたこのBellus RTA。良く見たら構造はタンクが上にあるRDTA(と勝手に言っているのはアタクシだけですごめんなさい)なんですよね。
ヾ(´ω`=´ω`)ノ「見た目もシンプルスマートだし22mmだし、試しに買ってみるよ」
で吸ってみたら
(((( ;゚д゚)))「美味しーーーい!」
ということで、この記事があがってきた流れです。期待していいですよ。
主な特徴
①全長約5.5cm超えの高身長・なのに22mm径のスリムボディ
②タンク容量5ml!
③リキッドはトップフィルで楽
④デュアルもシングルもいけるデッキ構造
⑤エアフローは無段階調節
⑥内部に螺旋状になったドリップチップ
これとは別に、巻いた状態のコイルやコットン(割と多め)や予備ガラスとか、付属品は結構盛りだくさんです。
リキッドはもちろんトップフィル。
このトップキャップは裏にパッキンが仕込まれていて、開けやすくて閉じやすいです。チャージ穴も程良い大きさでスポイトも入ります。
デッキは下から抜く!
アトマイザー最下部を半時計の向きに回して外すと、510のネジと一体化したデッキの底が露出します。
ネジを持って引き抜くと2ポストの小さなデッキが現れます。
はめ直す時には、切り欠き部分を合わせないと奥まできちんとはまりません。
なんでこんな複雑なバラし方をしなければいけないかというと、「タンク」と「チャンバー(デッキの外装部)」が一体構造だからです。
(*・ω・)ノ「もっとわかりやすくおねがいします」
Bellus RTAの場合、リキッドはタンク底部のトンネルを通って、デッキの下の穴から出てきます。このトンネルはチャンバーの外側を、つまり一旦デッキを迂回するように通っています。ちょっと複雑なのでバラせないようにしたのかもしれませんね。
※なんだかこの作業、前にもやったことあるな、と思ったらクリアロマイザーのiSub APEX(innokin)と同じような構造です。あれも2重タンクの複雑な造りで、ぜんぜんバラせませんでした。
デッキは2本のポストに穴がそれぞれ一個ずつ。
デュアルコイルでのビルドが基本ですが、リデューサを使えばシングルコイルでも使用できます。
コットンは下側の溝に添わせるように長さをあわせればOK。
ほぼ漏れない(大事)
デッキをセットしてエアフローコントロールリングの奥を覗くと、今ビルドしたコイルが見えます。ガラス越しとかそういうんじゃなくて、ダイレクトに。
このBellus RTAは珍しいサイドエアフローのRTAなんですけど、こうして見てみるとこの部分は小さなRDAです。
コイル下にエア吹き出し口があると、コットンワークのミスでリキッドがエアフローを逆流して漏れたりしますが、Bellus RTAはこの方式のおかげで非常に漏れにくくなっています。
(*・ω・)「RDAと同じ構造なら、傾ければリキッドはサイドから出てきちゃうんじゃない?」
RDAの場合はジュースウェルにリキッドをむきだしで溜めていますが、Bellus RTAはタンクから送られたリキッドをコットンで蓋している感じですので、傾けてもほとんど大丈夫。よっぽどコイルに詰めるコットン量が少ないか、短いかしない限り、漏れることは考えにくいです。
見た目を裏切る煙量
見た目のイメージでは、そこそこの煙量で、そこそこ味が出る感じのRTA・・かと予想してしまうんですが、小さいながらも構造はRDAとそっくり、しかもエアーはサイドからダイレクトに大量に取り込める、ということで
(*゚∀゚)「えっ!?」
と驚くくらいの煙量が出ます。すました顔して爆煙タンクのカテゴリですね。
味もいわゆる「タンクっぽい味」ではなく「ドリッパーっぽい」出方をしてます。
ドリップチップの内側に注目!
eGo AIOのドリップチップのように、内部を螺旋構造にしてリキッド跳ね対策をしているものもありますが、Bellus RTAに付属しているこのドリップチップの内部は螺旋は螺旋でも(たぶん)違った考えで作られています。
デッキは2本のポストに穴がそれぞれ一個ずつ。
デュアルコイルでのビルドが基本ですが、リデューサを使えばシングルコイルでも使用できます。
コットンは下側の溝に添わせるように長さをあわせればOK。
ほぼ漏れない(大事)
デッキをセットしてエアフローコントロールリングの奥を覗くと、今ビルドしたコイルが見えます。ガラス越しとかそういうんじゃなくて、ダイレクトに。
このBellus RTAは珍しいサイドエアフローのRTAなんですけど、こうして見てみるとこの部分は小さなRDAです。
コイル下にエア吹き出し口があると、コットンワークのミスでリキッドがエアフローを逆流して漏れたりしますが、Bellus RTAはこの方式のおかげで非常に漏れにくくなっています。
(*・ω・)「RDAと同じ構造なら、傾ければリキッドはサイドから出てきちゃうんじゃない?」
RDAの場合はジュースウェルにリキッドをむきだしで溜めていますが、Bellus RTAはタンクから送られたリキッドをコットンで蓋している感じですので、傾けてもほとんど大丈夫。よっぽどコイルに詰めるコットン量が少ないか、短いかしない限り、漏れることは考えにくいです。
見た目を裏切る煙量
見た目のイメージでは、そこそこの煙量で、そこそこ味が出る感じのRTA・・かと予想してしまうんですが、小さいながらも構造はRDAとそっくり、しかもエアーはサイドからダイレクトに大量に取り込める、ということで
(*゚∀゚)「えっ!?」
と驚くくらいの煙量が出ます。すました顔して爆煙タンクのカテゴリですね。
味もいわゆる「タンクっぽい味」ではなく「ドリッパーっぽい」出方をしてます。
ドリップチップの内側に注目!
eGo AIOのドリップチップのように、内部を螺旋構造にしてリキッド跳ね対策をしているものもありますが、Bellus RTAに付属しているこのドリップチップの内部は螺旋は螺旋でも(たぶん)違った考えで作られています。
(((( ;゚д゚)))「じ、銃口!?」
チムニーを通過した煙がこのドリップチップ内で渦を巻き、細く濃くなった状態で口の中に飛び込んでくるのです(といいなあという願望が込められたロマン溢れる構造)。
効果は全然わかりませんけれど、こういうの嫌いじゃないよ!
あまり使用している方を見ないアトマイザーですが、タンク容量が多く、しかも漏れにくいという外出に適した構造からも、もっと注目されて欲しいなと思います。
インプレッション
自社のMOD(Balrog70w)に「KEEP VAPING(VAPEを絶やすな)」という固定メッセージを強制表示させることでおなじみのUD。あのGoblin RTAシリーズやRDAのMazeシリーズの生みの親でもあります。
ツッコミどころを残しつつもVAPERの琴線に触れる「そそる商品」がウリです。
のっけからアレですが、アタクシがかなり好きなメーカーさんです。
見た目で好きなのは、エアフローコントロールリングに空いた小さないくつもの穴。
もう、このルックスがツボです。
ただ、見た目重視の為だけにこうなった、訳でもなさそうです。さっきも書いていますが、この穴の向こうがいきなりコイルですので、普通にデカイ穴のまんまだと、吸い込んだ際に異物が混入する可能性もあります。無い、とは言えません。
エアフローコントロールリングを外すとこんな↓感じ。向こう側が見えます。まさに風穴。
(*゚∀゚)「小さい穴が並んだ構造なら虫とか入ってこないから安心だね」
じゃあ他のRDAとかはどうなんだよ?と・・。
デッキ狭すぎ!!
本当にいい買い物したわー、というのはもちろんあるんですが、絶対に言わずには済まされない点がひとつ。それは
(; ̄Д ̄)「デッキが狭くてビルドが・・」
いつもはアタクシ、コイルの内径3mmくらいで巻いています。いつも通りにビルドしてデッキをアトマイザーにセットしたら
((( ;゚д゚))「ショート?(短絡)」
どうやらコイルがチャンバーに接してしまったようでした。おかしいなあ、そんなにギリギリじゃなかった筈なんだけど、とデッキを抜いてチャンバー内を見返してみると
※独特なサイドエアフローの構造もわかりますね。
(つд⊂)ゴシゴシ
(((( ;゚д゚)))「狭っ!」
見た目よりかなり狭いです。
径22mmで細い上に、周りをいろいろ囲っちゃったもんだから、そりゃあ狭くなってあたりまえ。
デッキ底部を見ながらいつものようにやると、結構見誤ります。
ということでコイルの内径は2mm程度が無難。しかもポール側にコイルをピチッと寄せてやらないといけません。
コットンがテキトーでも大丈夫なのに、ここはしっかりやらないとダメです。狭いの苦手・・
(*・ω・)「でもがんばるところ、ここぐらいのもんじゃない?」
YES。
ここさえ気をつければ、あとは美味しく吸えるわけですね。
ちなみにシングル用のリデューサを取り付ける側は決まっていて、デッキ下部にそれ用の凹み(丸い穴が一個ある)があります。ただでさえ狭いデッキをさらに狭くするんだから、それはそれは美味しいミストが出てくるんだろうな・・と期待してしまいそうですが、小さいコイルの少量のコットンから発生するミストですので、エアフローコントロールの調整やドリップチップの交換など、それなりにセッティングしないと、ただ煙少な目味薄めになるだけですので、シングルで組んだ際にはちゃんと最適化してあげましょう。
身長高いよね
でかいんですけど、ゴツくはないんですよね。
少し前に流行ったステルスMODとかあるじゃないですか、ああいうMODに合わせたいです。
背が高いのは、ちょっと複雑な構造のデッキ下部とチャンバー外周部を足した厚みが原因。
でもデザイン的にはすごくバランス取れていてウツクシイと思います。
リキッドが透明なまま
RTAでもRDTAでも同様ですが、コットンが焦げたり、あるいはガンクで汚れたりすると、タンク側のリキッドが茶色っぽく変色していくことがあります。
Bellus RTAの場合、タンクとデッキが長いトンネルで隔てられているせいか、あるいは重力の影響か分かりませんが、リキッドが茶色く変色することがないように思えます。といいますかアタクシが使用している時には一度も確認できません。
おすすめできますか?
「小さなデュアル用RDAに長ーーいドリップチップ付けて吸っている」感じです。
エアフローコントロールリングの調整で様々なカラーも出せるのがいいですね。
ということでコイルの内径は2mm程度が無難。しかもポール側にコイルをピチッと寄せてやらないといけません。
コットンがテキトーでも大丈夫なのに、ここはしっかりやらないとダメです。狭いの苦手・・
(*・ω・)「でもがんばるところ、ここぐらいのもんじゃない?」
YES。
ここさえ気をつければ、あとは美味しく吸えるわけですね。
ちなみにシングル用のリデューサを取り付ける側は決まっていて、デッキ下部にそれ用の凹み(丸い穴が一個ある)があります。ただでさえ狭いデッキをさらに狭くするんだから、それはそれは美味しいミストが出てくるんだろうな・・と期待してしまいそうですが、小さいコイルの少量のコットンから発生するミストですので、エアフローコントロールの調整やドリップチップの交換など、それなりにセッティングしないと、ただ煙少な目味薄めになるだけですので、シングルで組んだ際にはちゃんと最適化してあげましょう。
身長高いよね
でかいんですけど、ゴツくはないんですよね。
少し前に流行ったステルスMODとかあるじゃないですか、ああいうMODに合わせたいです。
背が高いのは、ちょっと複雑な構造のデッキ下部とチャンバー外周部を足した厚みが原因。
でもデザイン的にはすごくバランス取れていてウツクシイと思います。
リキッドが透明なまま
RTAでもRDTAでも同様ですが、コットンが焦げたり、あるいはガンクで汚れたりすると、タンク側のリキッドが茶色っぽく変色していくことがあります。
Bellus RTAの場合、タンクとデッキが長いトンネルで隔てられているせいか、あるいは重力の影響か分かりませんが、リキッドが茶色く変色することがないように思えます。といいますかアタクシが使用している時には一度も確認できません。
おすすめできますか?
「小さなデュアル用RDAに長ーーいドリップチップ付けて吸っている」感じです。
エアフローコントロールリングの調整で様々なカラーも出せるのがいいですね。
漏れにくいタンク容量の多めなRTAや、少し変わったアトマイザーを探している方にはオススメです。
ただし、ややビルドに慣れた方じゃないと、デッキの構築に時間が掛かるかもしれません。アタクシは通常の1.5倍くらい掛かりました。
まとめ
シングルでもデュアルでも組める漏れないアトマイザー。
ただリデューサーの付属の有無で購入検討する方も居るかと思いますが、基本的にはデュアルの方が美味しいと感じます。
やはり中身はRDTAに近いのですが、この分類自体があまり意味が無い気もするので、もう気にしないことにします。
本当に良く考えてあるなあと感心しますね。少し径が太くなり組みやすくなった後継機種もありますが、この見た目も魅力的。VAPEに慣れてきた方だと、少し組みにくいデッキの方が楽しい、という人も居るようです。そんな方にも向いているのでは?
コメント