電子タバコ(VAPE)のバッテリーMODの機能として、温度管理をウリにしたものが増えてきました。
TCモード(TempControlMode)搭載なんて書いてあったりもします。
温度を管理する機能だということは分かりますが、説明書を見ても「目安」や「基準」がどこにもありません。
でも、そういえば
(´・ω・`)「エアコンにも目安なんて書いてなかったよね・・」
こういうものは使う人それぞれが体感で求めるものなのでしょう。
( ´∀`)σ)∀`)「記事が成立してないよねー(ばかなの?)」
目安が無いなら決めればいいじゃない!
ということで
「VAPE 温度管理の目安」
最初に単位の話ですが、MODによっては使用しているものに違いがあります。
摂氏 ℃
華氏 ℉
日本では摂氏が一般的なので「℉」が出てきた瞬間若干引くのですが、Googleで調べれば簡単に変換してくれます。
温度管理する理由
何のために温度管理するのかと言えば、主に
コットンを焦がさない&ドライヒット防止の為
だと思います。
以下に電子タバコ(VAPE)の温度管理で、考慮したほうが良い要素をまとめてみました。
コットンの耐熱温度
235℃:455℉ 分解温度(変色・傷み・焦げ?)
275℃~:527℉~ 燃焼温度
VG沸点
290℃:554℉
PG沸点
188.2℃:370.76℉
これらを踏まえて、VGとPGの沸点以上で、かつコットンが焦げない温度以下で設定すれば・・
(( ´∀`)=○)`ω゜)・;'「コットン燃焼温度よりVGの沸点の方が高いじゃねーかっ!」
なんですと・・(驚愕)
※実際、コットン焦がさずにきちんと吸えている現状を考えると、理解不能な数値ですが、これは恐らく、リキッドが気化した際の「気化冷却」という現象が関係していると思われます。
コイル中心部のコットンにどれだけリキッドが保持されているか?気化までに掛かった時間は?という未知数な部分が多々あり、冷却効果の程はわかりませんが、きっとそういうことなんじゃないかと・・
∵(´ε(○=(゚∀゚ )「沸点超えなくても液体は気化するんじゃー!(本当)」
この辺はもうアタクシの知識では追いつかないので、掘り下げるのはやめておきたいと思います(涙目)。
温度管理の目的が「コットン焦がさない&ドライヒットの防止」なのですが、リキッド保持したコットンが焦げる温度がよくわからないということを一度棚上げします。で、ドライヒット防止という点を考えてみます。
ドライヒットはリキッドを保持してない状態で加熱したことで起こるわけですから、単純に
コットンが焦げない温度
235℃:455℉以下に設定
すればいいだけです。
Oh・・なんて簡単。
それじゃあ下限はどうなのよ。
ということになりますが、これも単純に
PGの沸点
188.2℃:370.76℉以上に設定
すればいいことになります。
PGは香料が溶けやすい(VGには溶けないことが多い)ので、PGさえ煮立ててやれば味は出るわけです。ということはこれより下の温度だと味は薄いのかも・・なるほどなー
まとめると
電子タバコ(VAPE)の温度管理における設定温度は
188.2℃:370.76℉以上
235℃:455℉以下
を目安に設定すると
( ̄ー ̄)v「無難」
ということになりました。
きちんと温度管理が機能する、ということが前提ですが、みなさんもこれを少しだけ参考にしつつ、いろいろ自分なりのセッティングを探してみてくださいね。
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