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「今日はカンタル線でお気楽ビルド」

「カンタルワイヤーで手軽に…」

 

みたいな記述を割と見ます。

 

((((;゚Д゚))))「カンタルはお気楽で手軽なの?」

 

毎回邪念を追い払いながら慎重に巻いてるアタクシは、そもそもRBAに向いてないのかw

 

そんなアタクシも最近は2種のワイヤーを使い分けて巻けるようになりました。

「こんぼう」から「どうのつるぎ」に装備変更したくらいの違いがあります。レベルが不足しているので先には進めませんが

 

(。 ー`ωー´)「ザコを倒した数ならそこそこのもんだよ」

 

 

カンタル線とSS316

 

行きつけのお店で売っていたのがこの2種だけだったので(今はあるかも)、こいつらばかり巻いてましたが、数をこなした分いろいろ分かってきました。

 

カンタル線の特徴

 

①生だとやや柔らかいけど、焼くと硬くなる

②驚きの耐熱性

③高めの抵抗値

④温度管理出来ない

 

SS316(ステンレス)の特徴

 

①生はかなり柔らかい。焼くと若干硬くなる。

②たいして耐熱性はない

③割と低めの抵抗値

④温度管理可能

 

①の硬さに関しては、熱を通す前の生カンタルは、巻いてもバネのように跳ね返るので、狙ったサイズ(経)にするには、ワイヤー両端を引っ張って締め込むような巻き方にしてます。SS316は巻いたらそのままの形で留まるので力も要らないし、楽。

焼くとカンタルは芯まで硬くなり、きつめのコットンを通しても形が崩れにくいです。SS316は焼いても表面だけ硬い、生焼けっぽい感じで、ちょっと力加えると一気にぐにゃっといきます。

 

②の耐熱性については、かなり差がありそうで、SS316はドライバーン中に自重でコイルが「ぽとん」と根本から折れることもw

ホットスポット除去のために熱したコイルを挟んだり擦ったりしますが、カンタルは全然大丈夫なのに、SS316は弱めの出力で何度か加熱しながら、慎重に作業しないといけないのでめんどくさいです。

 

③同じ太さだとカンタルの方が抵抗値は高いです。太めのコイルを長めに巻けば1.0Ωは難無く超えます。SS316で同じ抵抗値を狙うのは難しいです。反面抵抗値低めのコイルを作りやすいので煙量が欲しい時に向いていると感じます。

 

④温度管理で使うならSS316一択です(カンタル線は温度管理が基本不可)。耐熱性は低めですが、ワッテージでも吸えます。

カンタルよりも冷めにくいので、温度管理が働いて加熱が止まっても、余熱である程度吸える感覚です。

 

 

(๑•∀•๑)「一長一短ってこのことだねー」

 

どっちもメリットとデメリットがあり、使い分けでお互い補完できるイメージです。

アタクシが言うのもアレですが、RBAの入門者は両方使って感覚を掴むといいと思いますよ。特徴がはっきりしてて分かりやすいです。一緒にこんぼうからどうのつるぎへステップアップしましょう。