商品名:Mutation XS(ミューテーションエックスエス)
メーカー:UNICIG
タイプ:RDA(4ホール)
容量:ジュースウェル有
径:22mm
接続:510
UNICIGの小さなRDA、Mutation XSのインプレッションです。
自分でコイルを巻いて使用するRBAのなかで、ドリッパーとも呼ばれ「リキッドタンクの無い」アトマイザーをRDAといいます。
このMutation XSは、RDAのカテゴリーのなかでも、比較的価格が低く、初心者向けの入門機として位置づけられているようです。
ただ入門機だからと言って、最小限の機能しか無いのか?と言えば全く逆で、機能満載のよくばりなモデルとなっています。
こんなアトマイザーです
①シングルコイル&デュアルコイルの両方に対応したデッキ。
②ボトムエアフローとサイドエアフローはそれぞれ独立して開度が調整可能。
①に関しては、付属パーツで片側コイル下のエアフローを塞ぐことで、シングルコイル用のデッキにすることも可能です。4つのワイヤーホール(固定はプラスドライバー使用)の大きさも丁度良いです。
②については、まず、この身長のアトマイザーにしては「よくボトムエアフローが付けられたな!」と驚きます。独立して開閉出来るので、サイドのみ、またはボトムのみという使い方も出来ます。ドローの重さは何となく想像できると思いますが、スッカスカOFスッカスカです。
ジュースウェルはあまり深くないので、こまめにドリップしながら、濃厚リキッドの味を多めの蒸気と共に楽しんでいくような使い方が合うのではないかと思います。
インプレッション
正規品なの?と心配になるほどの安さ。
それがMutation XSの第一印象でした。疑ったりしてごめんね・・
アタクシは、安いものには安い理由があり、その理由が「商品を使っていく上で安全的&機能的に問題が無い」のであれば、大満足する性格なのですが、Mutation XSに関して言えば
「大満足です」
アタクシが考えるMutation XSが安い理由
・金属の加工がやや雑w(エッジの処理や、デッキ底部の低質感。パーツ同士の接合がパッキン頼み)
以上!
外から見える部分はブラシ仕上げで綺麗ですし、多少上蓋がブカブカしてても、ドリップしやすいからOK。エアフローは全閉鎖しても普通に吸えちゃうレベルだけど、そもそも全閉する機会が無いですしね。デッキ底部の質感なんてどうでもいい人ばっかりだと思う。ドリップチップもすぐ抜けちゃうけど、ついでに交換しちゃえばいいよね!
ということで、アタクシ的には使用に全く問題なし、と判断をしております。
※個体差もあるでしょう。
いい感じの使い方
使ってみて感じたのは、細かくセッティングを詰めていって・・というスタイルのアトマイザーじゃないということ。
サイドエアフロー全閉&ボトムエアフロー全開でびゅうううっと吸って、もはあああっと吐く
というスタイルにだいたい落ち着きます。
理由はそれが一番美味しいから。
あんまり堅苦しいこと考えずに、肩の力抜いて吸いましょう!
※ただし、リキッドのドリップ量は多すぎるとボトムエアフローから逆流しますので、そこだけ忘れずに。
面倒くさがりなアタクシは、リキッドのドリップ後に、毎回サイドエアフローの全閉ポイントを探すのがイヤなので、マジックで目印書いて運用。
油性ですが、数日で薄くなって消えちゃうので問題無しです。
それから、コイル固定ネジは結構ゆるみやすいので、抵抗値異常が出る前にたまにチェックしてやりましょう。
まとめ
かなり雑に運用してますが、個人的にはRDAに必要なのは仕上げの美しさとか、精度の高さよりも
「しょっちゅう開け閉めしても、コイルを付け外ししても壊れない頑丈さ」
だと思っています。
タンクと比べたらその頻度は10倍くらいかも。
そして、あまり神経質にならずに使える値段の安さがあれば、さらに快適です。
Mutation XSはそうした観点で考えると、かなり理想に近いのではないかなとアタクシは思います。
高級なRDAを愛用している方も、ひとつ持っていても良いのでは?もちろん最初の1台にもぴったりだと思います。
UNICIG、Mutation XSのインプレッションでした。
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